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公開番号2024147431
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060446
出願日2023-04-03
発明の名称検査不正防止システム
出願人ダットジャパン株式会社
代理人個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20241008BHJP(計算;計数)
要約【課題】
構造物の建設などにおける配筋検査などの検査において計測用マーカによる不正を防止する検査不正防止システムを提供することを目的とする。
【解決手段】
計測用マーカを用いた検査の不正を防止する検査不正防止システムであって、検査不正防止システムは、計測用マーカで用いる認証情報を発行する認証情報発行処理部と、検査箇所と、基準点と認証情報とが表示された計測用マーカとが写る画像情報の入力を受け付ける画像情報入力受付処理部と、画像情報における計測用マーカの基準点を用いて、検査箇所の検査を行う検査処理部と、を有しており、画像情報における計測用マーカの認証情報と、認証情報発行処理部で発行した認証情報との比較の結果、条件を充足したことを示す情報を、画像情報と対応づけて記憶する、検査不正防止システムである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
計測用マーカを用いた検査の不正を防止する検査不正防止システムであって、
前記検査不正防止システムは、
前記計測用マーカで用いる認証情報を発行する認証情報発行処理部と、
検査箇所と、基準点と認証情報とが表示された計測用マーカとが写る画像情報の入力を受け付ける画像情報入力受付処理部と、
前記画像情報における前記計測用マーカの基準点を用いて、前記検査箇所の検査を行う検査処理部と、を有しており、
前記画像情報における前記計測用マーカの前記認証情報と、前記認証情報発行処理部で発行した認証情報との比較の結果、条件を充足したことを示す情報を、前記画像情報と対応づけて記憶する、
ことを特徴とする検査不正防止システム。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記計測用マーカは、
前記認証情報発行処理部で発行された認証情報を受け付ける認証情報受付処理部と、
前記計測用マーカの表示部に、前記受け付けた認証情報を表示させる表示処理部と、
を有しており、
前記可搬型通信端末は、
前記認証情報発行処理部で発行された認証情報を記憶しており、
前記画像情報の前記計測用マーカの認証情報と、前記記憶した認証情報とを比較する判定処理部と、を有しており、
前記判定処理部は、
前記比較の結果、条件を充足していると判定した場合には、前記条件を充足したことを示す情報と、前記画像情報とを所定の記憶領域に記憶させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の検査不正防止システム。
【請求項3】
前記検査処理部は、
前記画像情報に写る前記計測用マーカにおける前記基準点を用いて仮想平面を推定し、
前記画像情報における座標値に対応する、前記推定した仮想平面上の座標値を算出することで、前記鉄筋の径、配置間隔のいずれか一以上の値を算出する、
ことを特徴とする請求項2に記載の検査不正防止システム。
【請求項4】
前記検査処理部は、
前記画像情報に写る前記計測用マーカにおける前記基準点を用いて推定した仮想平面における前記画像情報の座標値を推定し、
前記計測用マーカ若しくは前記基準点を形成するマークの実際の大きさと、前記画像情報に写る計測用マーカ若しくは前記基準点を形成するマークの大きさとを用いて比率を算出し、
前記推定した座標値に基づく2点間の距離と前記比率とを用いて、前記鉄筋の径、配置間隔のいずれか一以上の値を算出する、
ことを特徴とする請求項3に記載の検査不正防止システム。
【請求項5】
前記認証情報発行処理部は、
前記計測用マーカの識別情報、撮影箇所の識別情報、日時情報のいずれか一以上を用いて生成した情報である、
ことを特徴とする請求項2に記載の検査不正防止システム。
【請求項6】
前記認証情報発行処理部は、
角度情報を前記認証情報として発行し、
前記計測用マーカは、
前記角度情報を用いて前記計測用マーカの表示部または表示部で表示する情報を回転させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の検査不正防止システム。
【請求項7】
前記計測用マーカは、
第1部材と第2部材と表示部とを有しており、
前記第1部材と前記第2部材とがL字状に形成され、前記第1部材と前記第2部材の間に前記表示部を備え、
前記第1部材および前記第2部材にそれぞれ基準交点が示されている、
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の配筋検査支援システム。
【請求項8】
計測用マーカを用いた検査の不正を防止する検査不正防止システムであって、
検査箇所と、基準点と認証情報とが表示された計測用マーカとが写る画像情報の入力を受け付ける画像情報入力受付処理部と、
前記画像情報における前記計測用マーカの前記認証情報と、記憶する認証情報とを比較し、条件を充足したかを判定する判定処理部と、を有しており、
前記判定処理部は、
前記条件を充足したと判定した場合には、前記条件を充足をしたことを示す情報と、前記画像情報とを対応づけて所定の記憶領域に記憶させる、
ことを特徴とする検査不正防止システム。
【請求項9】
コンピュータを、
計測用マーカで用いる認証情報を発行する認証情報発行処理部、
検査箇所と、基準点と認証情報とが表示された計測用マーカとが写る画像情報の入力を受け付ける画像情報入力受付処理部、
前記画像情報における前記計測用マーカの基準点を用いて、前記検査箇所の検査を行う検査処理部、として機能させる検査不正防止プログラムであって、
前記画像情報における前記計測用マーカの前記認証情報と、前記認証情報発行処理部で発行した認証情報との比較の結果、条件を充足したことを示す情報を、前記画像情報と対応づけて記憶させる、
ことを特徴とする検査不正防止プログラム。
【請求項10】
コンピュータを、
検査箇所と、基準点と認証情報とが表示された計測用マーカとが写る画像情報の入力を受け付ける画像情報入力受付処理部、
前記画像情報における前記計測用マーカの前記認証情報と、記憶する認証情報とを比較し、条件を充足したかを判定する判定処理部、として機能させる検査不正防止プログラムであって、
前記判定処理部は、
前記条件を充足したと判定した場合には、前記条件を充足をしたことを示す情報と、前記画像情報とを対応づけて所定の記憶領域に記憶させる、
ことを特徴とする検査不正防止プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、構造物の建設などにおける配筋検査などの検査において計測用マーカによる不正を防止する検査不正防止システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
構造物については法令で定められている基準にしたがって工事が行われているかを測定し、検査することが求められている。たとえば鉄筋コンクリート構造物の工事を行う際には、鉄筋が図面に従って正しく配置されているかを確認する配筋検査が行われている。
【0003】
このような検査は、従来は人が行うことが多く、非常に時間がかかる作業となっている。たとえば配筋検査の場合には、作業員が検測ロッドを使って鉄筋の間隔を測定し、それをカメラで撮影するなどの作業を行わなければならず、時間がかかる作業となっている。
【0004】
そこで、検査の際に、基準となる計測用のマーカ(以下、「基準マーカ」という)を一緒に写し込むことで、検査現場を撮影した画像情報から実寸値を測定することが知られている。たとえば、下記特許文献1では、縦および横の長さが既知の白板を基準マーカとして写し込み、画像から実寸値を計測することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-135862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示の方法のように基準マーカを写し込むことで、簡便かつ精度よく寸法を計測することができる点で有益である。
【0007】
しかし、基準マーカの大きさ自体が変更されてしまうと、画像情報から測定する実寸値が変わるため、不正を行うことができてしまう。そのため、公的機関などにおける検査の証明に用いることができない。特許文献1に記載の方法であっても同様の課題があることは変わらない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は上記課題に鑑み、検査において計測用のマーカを用いた不正を防止できる検査不正防止システムを発明した。
【0009】
第1の発明は、計測用マーカを用いた検査の不正を防止する検査不正防止システムであって、前記検査不正防止システムは、前記計測用マーカで用いる認証情報を発行する認証情報発行処理部と、検査箇所と、基準点と認証情報とが表示された計測用マーカとが写る画像情報の入力を受け付ける画像情報入力受付処理部と、前記画像情報における前記計測用マーカの基準点を用いて、前記検査箇所の検査を行う検査処理部と、を有しており、前記画像情報における前記計測用マーカの前記認証情報と、前記認証情報発行処理部で発行した認証情報との比較の結果、条件を充足したことを示す情報を、前記画像情報と対応づけて記憶する、検査不正防止システムである。
【0010】
本発明を用いることで、計測用マーカに認証情報を発行し、その認証情報を写った画像情報を用いて処理を実行することで、計測用マーカによる不正を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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