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公開番号2024147145
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023059972
出願日2023-04-03
発明の名称端末装置のためのコンピュータプログラム、端末装置、及び、端末装置のための制御方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20241008BHJP(電気通信技術)
要約【課題】画像読取装置のユーザの利便性を向上させ得る技術を提供すること。
【解決手段】端末装置は、画像の読取を実行するための1個以上の読取キーを備える第1の画像読取装置において、第1の読取キーが第1の態様で操作される場合に、第1の画像読取装置から第1の操作情報を受信し、第1の読取キーが第1の態様とは異なる第2の態様で操作される場合に、第1の画像読取装置から第2の操作情報を受信する。端末装置は、第1の画像読取装置から第1の操作情報が受信される場合に、画像の読取を要求する第1の読取要求を第1の画像読取装置に送信する第1の送信部し、第1の画像読取装置から第2の操作情報が受信される場合に、第1の読取要求を第1の画像読取装置に送信することなく、第1の読取キーに対応する第1の設定値であって、画像の読取に関連する第1の設定値を含む第1の所定画面を第1の表示部に表示させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記端末装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、
画像の読取を実行するための1個以上の読取キーを備える第1の画像読取装置において、前記1個以上の読取キーのうちの第1の読取キーが第1の態様で操作される場合に、前記第1の画像読取装置から第1の操作情報を受信する第1の受信部と、
前記第1の画像読取装置において、前記第1の読取キーが前記第1の態様とは異なる第2の態様で操作される場合に、前記第1の画像読取装置から第2の操作情報を受信する第2の受信部と、
前記第1の画像読取装置から前記第1の操作情報が受信される場合に、画像の読取を要求する第1の読取要求を前記第1の画像読取装置に送信する第1の送信部と、
前記第1の画像読取装置から前記第2の操作情報が受信される場合に、前記第1の読取要求を前記第1の画像読取装置に送信することなく、前記第1の読取キーに対応する第1の設定値であって、画像の読取に関連する前記第1の設定値を含む第1の所定画面を第1の表示部に表示させる第1の表示制御部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。
続きを表示(約 2,500 文字)【請求項2】
前記第1の所定画面は、前記第1の読取キーに対応する前記第1の設定値を他の設定値に変更可能な画面である、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記第1の送信部は、前記第1の画像読取装置から前記第1の操作情報が受信される場合に、前記第1の操作情報が受信される前から前記端末装置のメモリに記憶されている前記第1の設定値に従った前記第1の読取要求を前記第1の画像読取装置に送信し、
前記第1の表示制御部は、前記第1の画像読取装置から前記第2の操作情報が受信される場合に、前記第2の操作情報が受信される前から前記端末装置のメモリに記憶されている前記第1の設定値を含む前記第1の所定画面を前記第1の表示部に表示させる、
請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記第1の画像読取装置は、画像の読取を実行するための複数個の読取キーであって、前記第1の読取キーを含む前記複数個の読取キーを備え、
前記メモリは、前記第1の画像読取装置の前記複数個の読取キーのそれぞれについて、当該読取キーを識別するキー識別情報と、設定値と、を対応付けて記憶可能であり、
前記第1の送信部は、前記第1の画像読取装置から前記第1の操作情報が受信される場合に、前記第1の読取キーを識別する第1のキー識別情報に対応付けて前記メモリに記憶されている前記第1の設定値に従った前記第1の読取要求を前記第1の画像読取装置に送信し、
前記第1の受信部は、さらに、前記第1の画像読取装置において、前記複数個の読取キーのうちの前記第1の読取キーとは異なる第2の読取キーが前記第1の態様で操作される場合に、前記第1の画像読取装置から第3の操作情報を受信し、
前記第1の送信部は、さらに、前記第1の画像読取装置から前記第3の操作情報が受信される場合に、前記第2の読取キーを識別する第2のキー識別情報に対応付けて前記メモリに記憶されている第2の設定値に従った第2の読取要求を前記第1の画像読取装置に送信する、
請求項3に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記第2の受信部は、さらに、前記第1の画像読取装置において、前記第2の読取キーが前記第2の態様で操作される場合に、前記第1の画像読取装置から第4の操作情報を受信し、
前記第1の表示制御部は、前記第1の画像読取装置から前記第2の操作情報が受信される場合に、前記第1の読取要求を前記第1の画像読取装置に送信することなく、前記第1のキー識別情報に対応付けて前記メモリに記憶されている前記第1の設定値を含む前記第1の所定画面を前記第1の表示部に表示させ、
前記第1の表示制御部は、さらに、前記第1の画像読取装置から前記第4の操作情報が受信される場合に、前記第2の読取要求を前記第1の画像読取装置に送信することなく、前記第2のキー識別情報に対応付けて前記メモリに記憶されている前記第2の設定値を含む第2の所定画面を前記第1の表示部に表示させる、
請求項4に記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記メモリは、前記第1の画像読取装置の前記複数個の読取キーのそれぞれについて、当該読取キーを識別するキー識別情報と、設定値と、前記第1の画像読取装置を識別する第1の装置識別情報と、を対応付けて記憶可能であり、
前記メモリは、さらに、画像の読取を実行するための複数個の読取キーを備える第2の画像読取装置であって、前記第1の画像読取装置とは異なる前記第2の画像読取装置の前記複数個の読取キーのそれぞれについて、当該読取キーを識別するキー識別情報と、設定値と、前記第2の画像読取装置を識別する第2の装置識別情報と、を対応付けて記憶可能であり、
前記第1の受信部は、前記第1の画像読取装置から、前記第1の装置識別情報と前記第1の操作情報とを受信し、
前記第1の送信部は、前記第1の画像読取装置から前記第1の装置識別情報と前記第1の操作情報とが受信される場合に、前記第1の装置識別情報と前記第1のキー識別情報とに対応付けて前記メモリに記憶されている前記第1の設定値に従った前記第1の読取要求を前記第1の画像読取装置に送信し、
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記第2の画像読取装置において、前記複数個の読取キーのうちの第3の読取キーが前記第1の態様で操作される場合に、前記第2の画像読取装置から第5の操作情報を受信する第3の受信部と、
前記第2の画像読取装置から前記第2の装置識別情報と前記第5の操作情報とが受信される場合に、画像の読取を要求する第3の読取要求であって、前記第2の装置識別情報と第3のキー識別情報とに対応付けて前記メモリに記憶されている第3の設定値に従った前記第3の読取要求を前記第2の画像読取装置に送信する第2の送信部と、
として機能させる、
請求項4に記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記第1の操作情報は、前記第1の読取キーが前記第1の態様で操作されたことを示す情報であり、
前記第2の操作情報は、前記第1の読取キーが前記第2の態様で操作されたことを示す情報である、
請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記第2の態様での操作の方法をユーザに選択させるための選択画面を前記第1の表示部に表示させる第2の表示制御部として機能させる、
請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記1個以上の読取キーは、ハードウェアキーである、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
前記第1の画像読取装置は、文字列を表示するための第2の表示部を備えない、請求項9に記載のコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、印刷管理システムに関する技術を開示する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、Multi-Function Peripheral(MFP)とPCとを備えるシステムが開示されている。PCは、MFPにおいて読取開始指示が受け付けられると、MFPからイベント通知を受信し、スキャン要求をMFPに送信する。これにより、いわゆるプッシュスキャンが実現される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-186672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書では、画像読取装置のユーザの利便性を向上させ得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、端末装置のためのコンピュータプログラムを開示する。当該コンピュータプログラムは、前記端末装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、画像の読取を実行するための1個以上の読取キーを備える第1の画像読取装置において、前記1個以上の読取キーのうちの第1の読取キーが第1の態様で操作される場合に、前記第1の画像読取装置から第1の操作情報を受信する第1の受信部と、前記第1の画像読取装置において、前記第1の読取キーが前記第1の態様とは異なる第2の態様で操作される場合に、前記第1の画像読取装置から第2の操作情報を受信する第2の受信部と、前記第1の画像読取装置から前記第1の操作情報が受信される場合に、画像の読取を要求する第1の読取要求を前記第1の画像読取装置に送信する第1の送信部と、前記第1の画像読取装置から前記第2の操作情報が受信される場合に、前記第1の読取要求を前記第1の画像読取装置に送信することなく、前記第1の読取キーに対応する第1の設定値であって、画像の読取に関連する前記第1の設定値を含む第1の所定画面を第1の表示部に表示させる第1の表示制御部と、として機能させてもよい。
【0006】
上記の構成によると、端末装置は、第1の画像読取装置から、第2の操作情報を受信する場合に、第1の読取キーに対応する第1の設定値を含む第1の所定画面を表示する。これにより、ユーザは、第1の読取キーに対応する第1の設定値を知ることができる。このため、ユーザの利便性が向上し得る。
【0007】
上記のためのコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ可読記録媒体、当該コンピュータプログラムによって実現される端末装置そのもの、及び、端末装置のための制御方法も、新規で有用である。また、端末装置と画像読取装置とを備えるシステムも、新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
通信システムの構成を示す。
ホーム画面及びワークフロー表示画面の一例を示す。
スキャンアプリケーションの処理のフローチャートを示す。
ケースAのシーケンス図を示す。
図4の続きのシーケンス図を示す。
ケースBのシーケンス図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施例)
(通信システム2の構成:図1)
図1に示されるように、通信システム2は、Personal Computer(PC)10とスキャナ100とスキャナ200とを備える。各デバイス10,100,200は、Local Area Network(LAN)4に接続されており、LAN4を介して相互に通信可能である。LAN4は、有線LANであってもよいし、無線LANであってもよい。変形例では、PC10とスキャナ100,200とは、Universal Serial Bus(USB)ケーブルを介して相互に通信可能であってもよい。
【0010】
(PC10の構成)
PC10は、ノートPCであってもよいし、デスクトップPCであってもよいし、タブレットPCであってもよい。PC10は、操作部12と、表示部14と、LANインターフェース20と、制御部30と、を備える。各部12~30は、バス線に接続されている。操作部12は、様々な情報をPC10に入力するためのインターフェースであり、例えば、マウス、キーボードを備える。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイ又はパネルである。パネルは、例えば、タッチパネルであってもよいし、タッチパネルでなくてもよい。パネルは、液晶パネルであってもよいし、有機ELパネルであってもよい。LANインターフェース20は、LAN4に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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