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公開番号
2024146874
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2024052706
出願日
2024-03-28
発明の名称
ボールペン用油性インキ組成物及びボールペン
出願人
ぺんてる株式会社
代理人
SSIP弁理士法人
主分類
C09D
11/18 20060101AFI20241004BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】インキ洩れを効果的に抑制可能でありながら、高速又は高筆圧での筆記時であっても良好な書き味で良好な筆跡を得ることが可能なボールペン用油性インキ組成物及びボールペンを提供する。
【解決手段】ボールペン用油性インキ組成物は、炭素数が4以上17以下の炭化水素基を有するポリオキシエチレン炭化水素リン酸エステルである第1のリン酸エステルと、炭素数が18以上24以下の炭化水素基を有するポリオキシエチレン炭化水素リン酸エステルである第2のリン酸エステルと、水と、ノニオン性界面活性剤と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
炭素数が4以上17以下の炭化水素基を有するポリオキシエチレン炭化水素リン酸エステルである第1のリン酸エステルと、
炭素数が18以上24以下の炭化水素基を有するポリオキシエチレン炭化水素リン酸エステルである第2のリン酸エステルと、
水と、
ノニオン性界面活性剤と、
を含むボールペン用油性インキ組成物。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記第2のリン酸エステルの前記炭化水素基の炭素数と、前記第1のリン酸エステルの前記炭化水素基の炭素数との差が4以上である
請求項1に記載のボールペン用油性インキ組成物。
【請求項3】
前記第1のリン酸エステルの前記炭化水素基の炭素数が12以上14以下であり、
前記第2のリン酸エステルの前記炭化水素基の炭素数が18以上20以下である
請求項2に記載のボールペン用油性インキ組成物。
【請求項4】
前記第1のリン酸エステルのHLB値及び前記第2のリン酸エステルのHLB値が4以上14以下である
請求項1乃至3の何れか一項に記載のボールペン用油性インキ組成物。
【請求項5】
前記第1のリン酸エステルのHLB値及び前記第2のリン酸エステルのHLB値が7以上12以下である
請求項4に記載のボールペン用油性インキ組成物。
【請求項6】
前記第1のリン酸エステル及び前記第2のリン酸エステルの合計の含有量が、0.4重量%以上3.0重量%以下である
請求項1乃至3の何れか一項に記載のボールペン用油性インキ組成物。
【請求項7】
前記第2のリン酸エステルの含有量に対する前記第1のリン酸エステルの含有量の重量ベースの比が0.2以上8.0以下である
請求項1乃至3の何れか一項に記載のボールペン用油性インキ組成物。
【請求項8】
前記第2のリン酸エステルの含有量に対する前記第1のリン酸エステルの含有量の質量ベースの比が0.25以上4.0以下である
請求項7に記載のボールペン用油性インキ組成物。
【請求項9】
前記ノニオン性界面活性剤のHLB値が4以上15以下である
請求項1乃至3の何れか一項に記載のボールペン用油性インキ組成物。
【請求項10】
筆記部と、
請求項1乃至3の何れか一項に記載の油性インキを収容するインキ収容部と、を備え、
前記インキ収容部からの前記油性インキが前記筆記部に供給されるように構成された
ことを特徴とするボールペン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ボールペン用油性インキ組成物及びボールペンに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
書き味や筆跡が良好なボールペン用油性インキが提案されている。
【0003】
特許文献1には、長期間静置していてもカスレが発生しにくいボールペン用インキとして、着色剤と、有機溶剤と、オレイルアルコールとリン酸のトリエステルと、水と、を含有するボールペン用インキが開示されている。
【0004】
特許文献2には、書き味を向上し、筆跡にカスレや泣きボテがなく、筆記性が良好である油性ボールペン用のインキ組成物として、着色剤と、アミド系溶剤と、ポリアクリル酸樹脂と、を含有するインキ組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-106187号公報
特開2022-184953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1,2のボールペン用油性インキでは、高速での筆記時(速書き時)や高筆圧での筆記時においてカスレやインキボテ等が生じる等、筆跡が良好でない場合があった。また、高速又は高筆圧での筆記時において良好な書き味及び筆跡を得ながら、インキ洩れを抑制可能であることが望まれる。
【0007】
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、インキ洩れを効果的に抑制可能でありながら、高速又は高筆圧での筆記時であっても良好な書き味で良好な筆跡を得ることが可能なボールペン用油性インキ組成物及びボールペンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の少なくとも一実施形態に係るボールペン用油性インキ組成物は、
炭素数が4以上17以下の炭化水素基を有するポリオキシエチレン炭化水素リン酸エステルである第1のリン酸エステルと、
炭素数が18以上24以下の炭化水素基を有するポリオキシエチレン炭化水素リン酸エステルである第2のリン酸エステルと、
水と、
ノニオン性界面活性剤と、
を含む。
【0009】
また、本発明の少なくとも一実施形態に係るボールペンは、
筆記部と、
上述の油性インキを収容するインキ収容部と、を備え、
前記インキ収容部からの前記油性インキが前記筆記部に供給されるように構成される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の少なくとも一実施形態によれば、インキ洩れを効果的に抑制可能でありながら、高速又は高筆圧での筆記時であっても良好な書き味で良好な筆跡を得ることが可能なボールペン用油性インキ組成物及びボールペンが提供される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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