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公開番号2024145638
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023058078
出願日2023-03-31
発明の名称物質の探索支援方法、物質の探索支援装置、コンピュータプログラム及び物質の製造方法
出願人住友化学株式会社
代理人個人,個人
主分類G16C 20/50 20190101AFI20241004BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】合成経路を考慮した物質の探索を支援することができる物質の探索支援方法等を提供する。
【解決手段】物質の探索支援方法は、物質の構造を表す構造情報を取得し、物質の構造に応じた物性を予測する物性予測モデルを用いて、取得した前記物質の構造情報に基づき前記物質の物性を予測し、物質の構造に応じた合成経路を予測する合成経路予測ツールを用いて、前記物質の構造情報に基づき前記各物質の合成経路を予測する処理をコンピュータが実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物質の構造を表す構造情報を取得し、
物質の構造に応じた物性を予測する物性予測モデルを用いて、取得した前記物質の構造情報に基づき前記物質の物性を予測し、
物質の構造に応じた合成経路を予測する合成経路予測ツールを用いて、前記物質の構造情報に基づき前記物質の合成経路を予測する
処理をコンピュータが実行する物質の探索支援方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
予測した前記物性及び前記合成経路に基づいて、前記物性に対する要求物性及び前記合成経路に対する要求条件を満たす物質を選別する
請求項1に記載の物質の探索支援方法。
【請求項3】
前記要求条件は、前記合成経路における予測の信頼度に関する条件、ステップ数に関する条件、同一反応ステップ数に関する条件、同一出発化合物数に関する条件及び出発化合物のライブラリに関する条件の少なくとも1つを含む
請求項2に記載の物質の探索支援方法。
【請求項4】
前記合成経路に対する要求条件を受け付け、
予測した前記合成経路が受け付けた前記要求条件を満たす物質を選別する
請求項1又は請求項2に記載の物質の探索支援方法。
【請求項5】
前記物性が要求物性を満たす物質を選別し、
選別した前記要求物性を満たす物質について前記合成経路を予測し、
予測した前記合成経路が要求条件を満たす物質を選別する
請求項1又は請求項2に記載の物質の探索支援方法。
【請求項6】
既知の物質を記憶する物質データベースに基づいて、取得した前記物質の構造情報が既知であるか否かを判定する
請求項1又は請求項2に記載の物質の探索支援方法。
【請求項7】
前記合成経路に対する要求条件を取得し、
予測した前記合成経路のうち、取得した前記要求条件を満たす前記合成経路を特定し、
特定された前記合成経路を一覧で示す一覧情報を出力する
請求項1又は請求項2に記載の物質の探索支援方法。
【請求項8】
物質の構造を表す構造情報を取得し、
物質の構造に応じた物性を予測する物性予測モデルを用いて、取得した前記物質の構造情報に基づき前記物質の物性を予測し、
物質の構造に応じた合成経路を予測する合成経路予測ツールを用いて、前記物質の構造情報に基づき前記物質の合成経路を予測する
処理を実行する制御部を備える
物質の探索支援装置。
【請求項9】
物質の構造を表す構造情報を取得し、
物質の構造に応じた物性を予測する物性予測モデルを用いて、取得した前記物質の構造情報に基づき前記物質の物性を予測し、
物質の構造に応じた合成経路を予測する合成経路予測ツールを用いて、前記物質の構造情報に基づき前記物質の合成経路を予測する
処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
【請求項10】
物質の構造を表す構造情報を取得する工程と、
物質の構造に応じた物性を予測する物性予測モデルを用いて、取得した前記物質の構造情報に基づき前記物質の物性を予測する工程と、
物質の構造に応じた合成経路を予測する合成経路予測ツールを用いて、前記物質の構造情報に基づき前記物質の合成経路を予測する工程と、
予測した物性及び合成経路に基づいて、物性に対する要求物性及び合成経路に対する要求条件を満たす物質を選別する工程と、
予測した合成経路に従い選別した物質を合成する工程と、を含む
物質の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物質の探索支援方法、物質の探索支援装置、コンピュータプログラム及び物質の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
新規物質や代替物質の研究開発において、実験を繰り返し行うことによって好ましい物質を探索することに代えて、コンピュータとデータマイニング等の情報処理技術とを用いて物質を探索する技術が提案されている。
【0003】
例えば特許文献1には、立体構造の立体構造フィンガープリントの間の類似性の評価に基づいて、リード化合物と類似しているために活性な可能性のある合成類似体を、基礎単位化合物の参照ライブラリから迅速に検索する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2001-521943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、合成経路を考慮した物質の探索を支援することができないという問題がある。
【0006】
本開示の目的は、合成経路を考慮した物質の探索を支援することができる物質の探索支援方法等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る物質の探索支援方法は、物質の構造を表す構造情報を取得し、物質の構造に応じた物性を予測する物性予測モデルを用いて、取得した前記物質の構造情報に基づき前記物質の物性を予測し、物質の構造に応じた合成経路を予測する合成経路予測ツールを用いて、前記物質の構造情報に基づき前記物質の合成経路を予測する処理をコンピュータが実行する。
【0008】
本開示の一態様に係る物質の探索支援装置は、物質の構造を表す構造情報を取得し、物質の構造に応じた物性を予測する物性予測モデルを用いて、取得した前記物質の構造情報に基づき前記物質の物性を予測し、物質の構造に応じた合成経路を予測する合成経路予測ツールを用いて、前記物質の構造情報に基づき前記物質の合成経路を予測する処理を実行する制御部を備える。
【0009】
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、物質の構造を表す構造情報を取得し、物質の構造に応じた物性を予測する物性予測モデルを用いて、取得した前記物質の構造情報に基づき前記物質の物性を予測し、物質の構造に応じた合成経路を予測する合成経路予測ツールを用いて、前記物質の構造情報に基づき前記物質の合成経路を予測する処理をコンピュータに実行させる。
【0010】
本開示の一態様に係る物質の製造方法は、物質の構造を表す構造情報を取得する工程と、物質の構造に応じた物性を予測する物性予測モデルを用いて、取得した前記物質の構造情報に基づき前記物質の物性を予測する工程と、物質の構造に応じた合成経路を予測する合成経路予測ツールを用いて、前記物質の構造情報に基づき前記物質の合成経路を予測する工程と、予測した物性及び合成経路に基づいて、物性に対する要求物性及び合成経路に対する要求条件を満たす物質を選別する工程と、予測した合成経路に従い選別した物質を合成する工程と、を含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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