TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024144817
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023056952
出願日
2023-03-31
発明の名称
剥離フィルムつき表面保護フィルム
出願人
藤森工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09J
7/40 20180101AFI20241004BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】ジッピングが起こりにくい、非シリコーン系剥離層を使用した剥離フィルムつき表面保護フィルムを提供する。
【解決手段】剥離フィルムつき表面保護フィルム10であって、表面保護フィルム16が、ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる第一の基材層14と、(メタ)アクリレート系共重合体を架橋させてなる粘着剤層13と、を有し、表面保護フィルム16が光学用または電子用の表面保護フィルムであり、剥離フィルム15は、第二の基材層11と第二の基材層11の一方の面に形成された剥離層12と、を有し、剥離フィルム15の剥離層12にアミノ構造を含み、剥離フィルム15の剥離層12中のSiが蛍光X線で0.5kcps以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
剥離フィルムつき表面保護フィルムであって、
前記表面保護フィルムが、ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる第一の基材層と、(メタ)アクリレート系共重合体を架橋させてなる粘着剤層と、を有し、
前記表面保護フィルムが光学用または電子用の表面保護フィルムであり、
前記剥離フィルムは、第二の基材層と前記第二の基材層の一方の面に形成された剥離層と、を有し、
前記剥離フィルムの剥離層にアミノ構造を含み、
前記剥離フィルムの剥離層中のSiが蛍光X線で0.5kcps以下である、剥離フィルムつき表面保護フィルム。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記表面保護フィルムのTgが+22℃以下であり、かつ、前記剥離フィルムの前記剥離層に前記アミノ構造と化学的に反応しない成分を含む、請求項1に記載の剥離フィルムつき表面保護フィルム。
【請求項3】
前記表面保護フィルムのTgが+11℃以下である、請求項1に記載の剥離フィルムつき表面保護フィルム。
【請求項4】
前記剥離フィルムを剥離速度0.3m/min、剥離角度180度で剥離した際の、剥離力の瞬間最高値をBとし、前記剥離フィルムを剥離速度0.3m/min、剥離角度180度で剥離した際の平均剥離力をCとするとき、式:A=B/Cにて求められる値Aが1.5以下である、請求項2または請求項3に記載の剥離フィルムつき表面保護フィルム。
【請求項5】
前記剥離フィルムを剥離速度0.3m/min、剥離角度180度で剥離した際の平均剥離力をCとするとき、前記Cが、0.02N/25mmより大きい、請求項2または請求項3に記載の剥離フィルムつき表面保護フィルム。
【請求項6】
前記剥離フィルムの剥離層にメラミン構造を含む、請求項2または請求項3に記載の剥離フィルムつき表面保護フィルム。
【請求項7】
前記剥離層に、アクリル、ポリオール、ポリエーテルのいずれかを含む、請求項2または請求項3に記載の剥離フィルムつき表面保護フィルム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、剥離フィルムつき表面保護フィルムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
光学部材や電子部材などの表面を保護するため、表面保護フィルムが使用されている。
例えば特許文献1には、粘着剤層のポリエステルフィルムとは反対面にセパレータを有するセパレータ付き光学用表面保護フィルムにおいて、セパレータを剥離した後の粘着剤層の表面の蛍光X線でのSi-Kα線強度を2.5kcps以下とすることが記載されている。また、特許文献2には、セパレータが、基材、及び非シリコーン系の離型層を有する、セパレータ付き光学用表面保護フィルムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-145341号公報
特開2017-31278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非シリコーン系剥離層を使用すると、表面保護フィルムの粘着剤層から剥離フィルムを剥離するときに、ジッピングが起こりやすい。
【0005】
本発明は、ジッピングが起こりにくい、剥離フィルムつき表面保護フィルムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、剥離フィルムつき表面保護フィルムであって、前記表面保護フィルムが、ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる第一の基材層と、(メタ)アクリレート系共重合体を架橋させてなる粘着剤層と、を有し、前記表面保護フィルムが光学用または電子用の表面保護フィルムであり、前記剥離フィルムは、第二の基材層と前記第二の基材層の一方の面に形成された剥離層と、を有し、前記剥離フィルムの剥離層にアミノ構造を含み、前記剥離フィルムの剥離層中のSiが蛍光X線で0.5kcps以下である、剥離フィルムつき表面保護フィルムである。
【0007】
第2の態様は、第1の態様において、前記表面保護フィルムのTgが+22℃以下であり、かつ、前記剥離フィルムの前記剥離層に前記アミノ構造と化学的に反応しない成分を含む、剥離フィルムつき表面保護フィルムである。
第3の態様は、第1または第2の態様において、前記表面保護フィルムのTgが+11℃以下である、剥離フィルムつき表面保護フィルムである。
【0008】
第4の態様は、第1~3のいずれか1の態様において、前記剥離フィルムを剥離速度0.3m/min、剥離角度180度で剥離した際の、剥離力の瞬間最高値をBとし、前記剥離フィルムを剥離速度0.3m/min、剥離角度180度で剥離した際の平均剥離力をCとするとき、式:A=B/Cにて求められる値Aが1.5以下である、剥離フィルムつき表面保護フィルムである。
第5の態様は、第1~4のいずれか1の態様において、前記剥離フィルムを剥離速度0.3m/min、剥離角度180度で剥離した際の平均剥離力をCとするとき、前記Cが、0.02N/25mmより大きい、剥離フィルムつき表面保護フィルムである。
【0009】
第6の態様は、第1~5のいずれか1の態様において、前記剥離フィルムの剥離層にメラミン構造を含む、剥離フィルムつき表面保護フィルムである。
第7の態様は、第1~6のいずれか1の態様において、前記剥離層に、アクリル、ポリオール、ポリエーテルのいずれかを含む、剥離フィルムつき表面保護フィルムである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ジッピングが起こりにくい、非シリコーン系剥離層を使用した剥離フィルムつき表面保護フィルムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
藤森工業株式会社
剥離フィルムつき表面保護フィルム
1か月前
藤森工業株式会社
積層体および包装体
1か月前
藤森工業株式会社
積層体および包装体
1か月前
藤森工業株式会社
表面保護フィルム、及びそれが貼着された光学部品
1か月前
藤森工業株式会社
粘着剤組成物、粘着フィルム、及び表面保護フィルム
1か月前
藤森工業株式会社
接着性樹脂組成物、接着性樹脂成形体、接着性樹脂積層体、及び筐体封止材
1か月前
藤森工業株式会社
粘着剤組成物、及びそれを用いた粘着フィルム、表面保護フィルム、粘着剤層付き光学フィルム
1か月前
ベック株式会社
被覆材
1か月前
ベック株式会社
被覆材
1か月前
個人
粘着テープ
3か月前
日本化薬株式会社
インク
1か月前
ベック株式会社
水性被覆材
2か月前
ベック株式会社
水性被覆材
7日前
ベック株式会社
水性被覆材
2か月前
ベック株式会社
水性被覆材
3か月前
ベック株式会社
水性被覆材
3か月前
日榮新化株式会社
両面粘着テープ
2か月前
個人
おから由来の天然氷結晶制御剤
1日前
株式会社ラテスト
備長炭粒子
2か月前
荒川化学工業株式会社
研磨剤用組成物
1か月前
日本特殊塗料株式会社
塗り床材組成物
1か月前
個人
ポリウレア樹脂の不燃化方法
21日前
中外商工株式会社
厚膜型塗り床材
3か月前
日本化薬株式会社
インクジェットインク
1か月前
ダイキン工業株式会社
撥剤
2か月前
三菱ケミカル株式会社
塗料組成物、積層体
2か月前
株式会社キクノ
流動化処理土
2日前
日油株式会社
光硬化型インク
2か月前
マクセル株式会社
粘着テープ
2か月前
日油株式会社
光硬化型インク
2か月前
コニシ株式会社
巻物の張設接着方法
15日前
関西ペイント株式会社
高固形分塗料組成物
1か月前
マクセル株式会社
粘着テープ
2か月前
トヨタ自動車株式会社
冷却液組成物
1か月前
株式会社コンフェスタ
人工爪組成物
2か月前
三菱鉛筆株式会社
筆記板用水性インク組成物
8日前
続きを見る
他の特許を見る