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公開番号
2024144706
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2024128711,2023012014
出願日
2024-08-05,2010-07-01
発明の名称
発光装置
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H10K
50/844 20230101AFI20241003BHJP()
要約
【課題】信頼性の高いフレキシブルな発光装置を簡便に提供することを目的の一とする。
また、その発光装置を搭載した電子機器または照明装置を提供することを目的の一とする
。
【解決手段】発光素子を含む素子部を、可撓性及び可視光に対する透光性を有する基板と
、金属基板とで挟持し、さらに素子部の外周部において素子部の上下に設けられた絶縁層
が互いに接して素子部を封止する構造を有する発光装置により信頼性の高い発光装置を得
ることができる。また、このような構成の発光装置を電子機器または照明装置に搭載して
、信頼性の高い電子機器または照明装置を得ることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
可撓性及び可視光に対する透光性を有する基板と、
前記基板上に設けられた第1の絶縁層と、
前記第1の絶縁層上の素子部と、
前記素子部の側面及び上面を覆う第2の絶縁層と、
前記第2の絶縁層上の金属基板と、を有し、
前記素子部は、発光素子と、スイッチング素子とを有し、
前記素子部の外周において、前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層との少なくとも一部が互いに接する発光装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence:E
L)を利用した発光素子を有する発光装置に関する。また、その発光装置を用いて作製し
た照明装置、またはその発光装置を表示部に搭載した電子機器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、テレビ、携帯電話、デジタルカメラ等のディスプレイや、照明装置に搭載する発光
装置として、平面的で薄型の発光装置が求められており、この要求を満たすための発光装
置として、自発光型である発光素子を利用した発光装置が注目されている。自発光型の発
光素子の一つとして、エレクトロルミネッセンスを利用する発光素子があり、この発光素
子は、発光材料を一対の電極で挟み、電圧を印加することにより発光材料からの発光を得
ることができるものである。このような自発光型の発光素子は、薄膜化が可能なこと、ま
たは応答速度が速いことが特徴の一つである。
【0003】
この分野における次のフェーズとしては、曲面を再現できるフレキシブルな発光装置の商
品化が注目されており、様々な提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。また、
フレキシブルな支持基板を用いた発光装置は、ガラス基板等を支持基板として用いた場合
と比較して非常に軽量化することができる。
【0004】
しかしながら、このようなフレキシブルな発光装置の実用化における最大の難関はその寿
命にある。これは、フレキシブルな発光装置においては、発光素子を支持すると共に外界
の水分や酸素などから素子を保護すべき支持基板として、可撓性を有するものの透水性が
高く、耐熱性の低いプラスチック基板を用いる必要があることが原因となっている。プラ
スチック基板はその耐熱性が低い為に、高温をかけて良質な保護膜を作製することができ
ず、プラスチック基板を用いた側からの水分の侵入が発光素子ひいては発光装置の寿命に
大きな悪影響を及ぼしてしまう。
【0005】
例えば、非特許文献1ではポリエーテルスルホン(PES)をベースとした基板上に発光
素子を作製し、アルミニウムのフィルムで封止を行ったフレキシブル発光装置を作製した
例が紹介されているが、その寿命は230時間程度であり、実用にはほど遠い。また、非
特許文献2及び非特許文献3では、ステンレス基板上に発光素子を作製したフレキシブル
発光装置の例が紹介されているが、ステンレス基板側からの水分等の侵入は抑制されてい
るものの、発光素子側からの水分の侵入を有効に防止することができない。その為、発光
素子上には、複数種の材料を何層も繰り返し積層した封止膜を適用することにより寿命の
改善を試みている。
【0006】
なお、アルミニウムのような金属薄膜、またはステンレス基板は、可撓性と透水性の低さ
を同時に持ち合わせているが、通常の厚さでは可視光を透過しないため、発光装置におい
ては発光素子を挟持する一対の基板のうち、どちらか一方のみに使用が限られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2003-204049号公報
【非特許文献】
【0008】
Gi Heon Kimら,IDW’03,2003,p.387-p.390
Dong Un Jin他,SID 06 DIGEST,2006,p.1855-p.1857
Anna Chwang他,SID 06 DIGEST,2006,p.1858-p.1861
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記の問題を鑑みて、本発明の一態様は、信頼性の高いフレキシブルな発光装置を簡便に
提供することを目的の一とする。また、その発光装置を搭載した電子機器または照明装置
を提供することを目的の一とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題は、発光素子を含む素子部を、可撓性及び可視光に対する透光性を有する基板と
、金属基板とで挟持し、さらに素子部の外周部において素子部の上下に設けられた絶縁層
が互いに接して素子部を封止する構造を有する発光装置により達成することが可能である
。
(【0011】以降は省略されています)
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