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公開番号2024143045
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023055522
出願日2023-03-30
発明の名称半導体装置
出願人ラピステクノロジー株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H04L 9/10 20060101AFI20241003BHJP(電気通信技術)
要約【課題】1ビットの信号を相補的な2つの信号として2本の信号線から出力する半導体装置において、駆動周波数を高くした場合でも、相補的な2つの信号の位相ずれに起因する誤動作の発生を抑えた半導体装置を提供する。
【解決手段】データの暗号化処理を行う半導体装置であって、1ビットの信号を相補的な2つの信号として2本の信号線により出力する出力バスを備えた信号処理部と、出力バスから出力された2つの信号の位相が一致するように、2つの信号の位相を補正する位相補正部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
データの暗号化処理を行う半導体装置であって、
1ビットの信号を相補的な2つの信号として2本の信号線により出力する出力バスを備えた信号処理部と、
前記出力バスから出力された2つの信号の位相が一致するように、2つの信号の位相を補正する位相補正部と、
を備える半導体装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
AESによる暗号化処理を行う半導体装置であって、
サブバイツ処理を行うサブバイツ処理部と、
前記サブバイツ処理部から出力されたデータに対して、シフトロウズ処理を行うシフトロウズ処理部と、
前記シフトロウズ処理部から出力されたデータに対して、ミックスカラムス処理を行うミックスカラムス処理部と、を備え、
前記位相補正部が、前記信号処理部としての前記サブバイツ処理部の前記出力バスから出力された2つの信号の位相を補正する
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
AESによる暗号化処理を行う半導体装置であって、
サブバイツ処理を行うサブバイツ処理部と、
前記サブバイツ処理部から出力されたデータに対して、シフトロウズ処理を行うシフトロウズ処理部と、
前記シフトロウズ処理部から出力されたデータに対して、ミックスカラムス処理を行うミックスカラムス処理部と、を備え、
前記位相補正部が、前記信号処理部としての前記シフトロウズ処理部の前記出力バスから出力された2つの信号の位相を補正する
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
AESによる暗号化処理を行う半導体装置であって、
サブバイツ処理を行うサブバイツ処理部と、
前記サブバイツ処理部から出力されたデータに対して、シフトロウズ処理を行うシフトロウズ処理部と、
前記シフトロウズ処理部から出力されたデータに対して、ミックスカラムス処理を行うミックスカラムス処理部と、を備え、
前記位相補正部が、前記信号処理部としての前記ミックスカラムス処理部の前記出力バスから出力された2つの信号の位相を補正する
請求項1に記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
LSI(Large Scale Integration)等の半導体装置が動作する際の処理時間、消費電力、及び、電磁波などの物理的な情報を利用して暗号鍵を解析するサイドチャネル攻撃が各種考案されている。
【0003】
サイドチャネル攻撃の中でも、消費電力情報を用いた解析手法として、単純電力解析(Simple Power Analysis、SPA)が知られている。また、SPAよりも高度な電力解析手法として、差分電力解析(Differential Power Analysis、DPA)等が知られている。
【0004】
SPA及びDPA等の電力解析に対抗する手法として、引用文献1には、メモリセルアレイ内の各メモリセルからのデータの出力について、1ビットの信号を相補的な2つの信号として2本の信号線により出力することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2012/014291号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
半導体装置において、SPA及びDPA等の電力解析に対抗するために、1ビットの信号を相補的な2つの信号として2本の信号線から出力する場合、相補的な2つの信号の位相が揃っていないと、正確にデータを送信することができず、誤動作を引き起こすおそれがある。
【0007】
しかしながら、半導体装置を高速動作させるために駆動周波数を高くすると、相補的な2つの信号の位相を揃えることが困難となる。
【0008】
本発明は、1ビットの信号を相補的な2つの信号として2本の信号線から出力する半導体装置において、駆動周波数を高くした場合でも、相補的な2つの信号の位相ずれに起因する誤動作の発生を抑えた半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の半導体装置は、データの暗号化処理を行う半導体装置であって、1ビットの信号を相補的な2つの信号として2本の信号線により出力する出力バスを備えた信号処理部と、前記出力バスから出力された2つの信号の位相が一致するように、2つの信号の位相を補正する位相補正部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明の半導体装置によれば、1ビットの信号を相補的な2つの信号として2本の信号線から出力する半導体装置において、半導体装置、駆動周波数を高くした場合でも、相補的な2つの信号の位相ずれに起因する誤動作の発生を抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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