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公開番号
2024140990
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023052394
出願日
2023-03-28
発明の名称
充放電システム
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20241003BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】本願は、充放電ケーブルをホルダに掛ける際に、充放電装置本体の筐体底面の挿通部分から垂れ下がる充放電ケーブルが干渉する可能性を可及的に抑制する充放電システムを開示する。
【解決手段】電動式移動体用の充放電システムであって、電動式移動体に接続可能な充放電ケーブルと、充放電ケーブルの筐体内への挿通部分を筐体の底面に有する充放電装置本体と、充放電ケーブルを筐体の底面より下側で吊り下げるケーブルホルダと、を備え、ケーブルホルダは、充放電ケーブルを掛けるフック部分を挿通部分よりも充放電装置本体の正面寄りに有する、充放電システムである。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
電動式移動体用の充放電システムであって、
前記電動式移動体に接続可能な充放電ケーブルと、
前記充放電ケーブルの筐体内への挿通部分を前記筐体の底面に有する充放電装置本体と、
前記充放電ケーブルを前記筐体の底面より下側で吊り下げるケーブルホルダと、を備え、
前記ケーブルホルダは、前記充放電ケーブルを掛けるフック部分を前記挿通部分よりも前記充放電装置本体の正面寄りに有する、
充放電システム。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記充放電装置本体は、前記挿通部分を前記底面において前記充放電装置本体の正面寄りに有する、
請求項1に記載の充放電システム。
【請求項3】
前記充放電ケーブルには、所定長さの最小許容曲げ半径が規定されており、
前記フック部分は、前記充放電装置本体を正面側から見た場合に、前記挿通部分から前記所定長さ以上の位置に設けられている、
請求項1に記載の充放電システム。
【請求項4】
前記ケーブルホルダは、前記フック部分を前記挿通部分よりも前記充放電ケーブルの太さ分の位置で前記充放電装置本体の正面寄りに有する、
請求項1に記載の充放電システム。
【請求項5】
前記充放電ケーブルは、充電専用ケーブルより太いケーブルである、
請求項1に記載の充放電システム。
【請求項6】
前記充放電装置本体は、壁面又はポールに設置される、
請求項1から5の何れか一項に記載の充放電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、充放電システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電気モータの動力で駆動する電動式自動車等の各種電動式移動体が普及しつつある。これに伴い、駆動用の電気モータへ給電するバッテリ(「メインバッテリ」或いは「走行用バッテリ」とも呼ばれる)の充電等を司る電気設備の開発も盛んに行われている。
【0003】
電動式移動体へ給電してバッテリの充電を行う充電設備、或いは、バッテリの充電とバッテリから外部への放電(給電)の両方を司る充放電設備(例えば、「V2H(Vehicle to Home)」或いは「V2G(Vehicle to Grid)」とも呼ばれる)といった充放電システムには、電動式移動体に着脱される充放電ケーブルが備わっている。充放電ケーブルは、使用しないときはホルダに保管される(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-057082号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
充放電装置本体を壁面あるいはポールに設置する充放電システムにおいて、充放電ケーブルを充放電装置本体から吊り下げて保管したい場合、充放電ケーブルを吊り下げるためのホルダを充放電装置本体の底面に設ける形態が考えられる。しかし、例えば、充放電ケーブルの端部を充放電装置本体の筐体内に引き込んで筐体内の回路基板に直接繋いでいるような形態において、劣化した充放電ケーブルをメンテナンスのために交換可能とする場合、筐体内の回路基板のレイアウトの都合で、筐体の底面に設ける充放電ケーブルの引き込み部分を筐体の厚み方向において装置正面寄りに配置せざるを得ない場合がある。筐体の底面にある充放電ケーブルの挿通部分が装置正面寄りに配置されていると、挿通部分から垂れ下がる充放電ケーブルが干渉し、充放電ケーブルをホルダに架けることが難しい場合がある。
【0006】
そこで、本願は、充放電ケーブルをホルダに掛ける際に、充放電装置本体の筐体底面の挿通部分から垂れ下がる充放電ケーブルが干渉する可能性を可及的に抑制する充放電システムを開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明では、充放電ケーブルを筐体の底面より下側で吊り下げるケーブルホルダのフック部分を、充放電ケーブルの筐体内への挿通部分よりも充放電装置本体の正面寄りに設けることにした。
【0008】
詳細には、本発明は、電動式移動体用の充放電システムであって、電動式移動体に接続可能な充放電ケーブルと、充放電ケーブルの筐体内への挿通部分を筐体の底面に有する充放電装置本体と、充放電ケーブルを筐体の底面より下側で吊り下げるケーブルホルダと、を備え、ケーブルホルダは、充放電ケーブルを掛けるフック部分を挿通部分よりも充放電装置本体の正面寄りに有する、充放電システムである。
【0009】
ここで、フック部分を挿通部分よりも充放電装置本体の正面寄りに有するとは、フック
部分が挿通部分の全ての部分よりも充放電装置本体の正面寄りに位置していることを要する意味ではなく、フック部分の方が挿通部分よりも充放電装置本体の正面寄りに位置していればよいという意味である。
【0010】
このような充放電システムであれば、ケーブルホルダのフック部分が、充放電ケーブルの挿通部分から垂れ下がる部分よりも充放電装置本体の正面寄りに位置することになる。よって、ケーブルホルダのフック部分に掛かる充放電ケーブルが、充放電ケーブルの挿通部分から垂れ下がる部分と干渉しない。
(【0011】以降は省略されています)
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