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公開番号2024140490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051647
出願日2023-03-28
発明の名称運転支援装置
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類H04N 7/18 20060101AFI20241003BHJP(電気通信技術)
要約【課題】表示部に表示される画像を見る運転者の眼のピントと、撮像対象物を直接見る運転者の眼のピントと、を近づけることにより、運転者の眼の疲労を低減することができる。
【解決手段】運転支援装置は、自動車の外部の死角領域を撮像する撮像装置と、前記撮像装置により撮像した前記死角領域の画像を表示する表示部と、前記表示部に表示された前記画像を映す凹面鏡と、を有し、前記表示部は、前記凹面鏡の焦点距離よりも前記凹面鏡に近づいた位置に設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
自動車の運転者の運転を支援する運転支援装置であって、
前記自動車の外部の死角領域を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置により撮像した前記死角領域の画像を表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記画像を映す凹面鏡と、
を有し、
前記表示部は、
前記凹面鏡の焦点距離よりも前記凹面鏡に近づいた位置に設けられる、
ことを特徴とする運転支援装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記凹面鏡は、
前記表示部に表示される画像の一部を拡大して映す、
ことを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項3】
前記凹面鏡は、
前記運転者が斜めから視認する位置及び向きに設けられると共に、トロイダル凹面鏡又は軸外し楕円凹面鏡である、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の運転支援装置。
【請求項4】
前記撮像装置は、
前記自動車のピラーにより生じる前記死角領域を撮像する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の運転支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、自動車の運転者の運転を支援する運転支援装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車のピラーによって生じる死角を低減するために、死角領域の景色を車内に表示して自動車の運転者の運転を支援する運転支援装置が知られている。このような運転支援装置としては、レンズ又は鏡等の光学素子のみから構成される方式(以下「光学式」と記載する)と、カメラ等の撮像装置とモニタ又はプロジェクタ等の表示装置とを組み合わせた方式(以下「電子式」と記載する)と、に大別される。
【0003】
光学式の運転支援装置は、対象物から眼までの光路の間に撮像装置を備えていないと共に表示装置も備えず、光学素子のみを備え、光から電気への変換を伴わないことが特徴である。しかしながら、光学式の運転支援装置は、光路の途中にフロントガラス等の窓があった場合に、反射又は屈折の影響を受けて像が見えない又は歪むという課題を有する。また、光学式の運転支援装置は、鏡又はレンズの配置上の制約が多く、干渉しないように設置することが困難な場合があるという課題を有する。
【0004】
一方、電子式の運転支援装置は、車外に撮像装置を備え、光を一旦電気信号に変換した後に、車内に設置された表示装置によって電気信号を再び光に戻すことが特徴である(例えば、特許文献1)。電子式の運転支援装置は、光学式の運転支援装置と比較して、撮像装置及び表示装置の設置の自由度が高い点で優位である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-213184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の電子式の運転支援装置においては、運転者の視点位置とモニタとの距離と、運転者の視点位置と撮像対象物との距離と、の差が大きいことにより、モニタに表示される画像を見る運転者の眼のピントと、撮像対象物を直接見る運転者の眼のピントと、が異なる。これより、従来の電子式の運転支援装置においては、運転者は、撮像対象物に眼のピントを合わせている際に、モニタに表示される画像がぼやけて見えるため、モニタに表示される画像を見るために近距離のモニタにピントを合わせる必要があり、運転者の眼の疲労が大きいという課題を有する。
【0007】
本開示の目的は、表示部に表示される画像を見る運転者の眼のピントと、撮像対象物を直接見る運転者の眼のピントと、を近づけることにより、運転者の眼の疲労を低減することができる運転支援装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る運転支援装置は、自動車の運転者の運転を支援する運転支援装置であって、前記自動車の外部の死角領域を撮像する撮像装置と、前記撮像装置により撮像した前記死角領域の画像を表示する表示部と、前記表示部に表示された前記画像を映す凹面鏡と、を有し、前記表示部は、前記凹面鏡の焦点距離よりも前記凹面鏡に近づいた位置に設けられる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、表示部に表示される画像を見る運転者の眼のピントと、撮像対象物を直接見る運転者の眼のピントと、を近づけることにより、運転者の眼の疲労を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施の形態に係る運転支援装置を有する自動車の模式図
本開示の実施の形態に係る運転支援装置の模式図
本開示の実施の形態に係る運転支援装置の虚像を視認させるための光学系の構成を示す図
本開示の実施の形態に係る運転支援装置の凹面鏡を正面から見る運転者の視点位置に応じた光学系の構成を示す図
本開示の実施の形態に係る運転支援装置の凹面鏡を斜めから見る運転者の視点位置に応じた光学系の構成を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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