TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024139532
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-09
出願番号
2023050510
出願日
2023-03-27
発明の名称
搬送物停止装置及び搬送ユニット
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人iX
主分類
B65G
47/88 20060101AFI20241002BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】パレットを停止させる際の跳ね返りの発生を抑制できる搬送物停止装置及び搬送ユニットを提供する。
【解決手段】実施形態に係る搬送物停止装置は、パレットに設けられる第1永久磁石と、第1方向において第1永久磁石から離れた位置に設けられる第2永久磁石と、第1方向において第1永久磁石と第2永久磁石との間に設けられる電磁石と、電磁石を第1方向に沿って移動可能とする可動部と、電磁石及び第2永久磁石を第1方向において第1永久磁石と重なる第1位置と第1方向において第1永久磁石と重ならない第2位置との間で移動させる移動部と、電磁石及び移動部を制御する制御部と、を備える。制御部は、電磁石及び第2永久磁石が第1位置にある状態で、第1永久磁石が電磁石に向かって進んでいるときに、電磁石と第1永久磁石とが反発し、かつ、電磁石と第2永久磁石とが反発するように電磁石を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
物品を載置可能なパレットを第1方向に沿って搬送するコンベアに設けられ、前記パレットを停止させる搬送物停止装置であって、
前記パレットに設けられる第1永久磁石と、
前記第1方向において、前記第1永久磁石から離れた位置に設けられる第2永久磁石と、
前記第1方向において、前記第1永久磁石と前記第2永久磁石との間に設けられる電磁石と、
前記電磁石を前記第1方向に沿って移動可能とする可動部と、
前記電磁石及び前記第2永久磁石を、前記第1方向において前記第1永久磁石と重なる第1位置と、前記第1方向において前記第1永久磁石と重ならない第2位置と、の間で移動させる移動部と、
前記電磁石及び前記移動部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記電磁石及び前記第2永久磁石が前記第1位置にある状態で、前記第1永久磁石が前記電磁石に向かって進んでいるときに、前記電磁石と前記第1永久磁石とが反発し、かつ、前記電磁石と前記第2永久磁石とが反発するように前記電磁石を制御する、搬送物停止装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記可動部は、
前記第2永久磁石を収納する筒部と、
前記電磁石と接続され、前記筒部により案内されるシャフトと、
を有する、請求項1に記載の搬送物停止装置。
【請求項3】
前記電磁石と前記第2永久磁石との間の距離を測定可能な測距センサをさらに備え、
前記制御部は、前記距離に基づいて、前記電磁石を制御する、請求項1に記載の搬送物停止装置。
【請求項4】
前記測距センサは、前記電磁石と前記第2永久磁石との間の前記距離の最大値である第1距離と、前回の前記距離の測定から所定時間経過後の前記距離である第2距離と、を測定し、
前記制御部は、
前記第1距離と前記第2距離との差が第1閾値未満のとき、前記電磁石と前記第1永久磁石とが反発し、かつ、前記電磁石と前記第2永久磁石とが反発するように前記電磁石を制御し、
前記第1距離と前記第2距離との差が前記第1閾値以上のとき、前記電磁石と前記第1永久磁石とが引き合い、かつ、前記電磁石と前記第2永久磁石とが引き合うように前記電磁石を制御する、請求項3に記載の搬送物停止装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記第1距離と前記第2距離との差が前記第1閾値未満かつ第2閾値以上のとき、前記電磁石の反発力を第1反発にし、
前記第1距離と前記第2距離との差が前記第2閾値未満のとき、前記電磁石の反発力を前記第1反発力よりも大きい第2反発力にする、請求項4に記載の搬送物停止装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記電磁石と前記第1永久磁石とが反発し、かつ、前記電磁石と前記第2永久磁石とが反発する状態で、前記移動部により、前記電磁石及び前記第2永久磁石を前記第1位置から前記第2位置に移動させる、請求項1~5のいずれか1つに記載の搬送物停止装置。
【請求項7】
前記電磁石と前記第1永久磁石との接触を検出可能な近接センサをさらに備え、
前記制御部は、前記電磁石と前記第1永久磁石とが接触していない状態で、前記移動部により、前記電磁石及び前記第2永久磁石を前記第1位置から前記第2位置に移動させる、請求項6に記載の搬送物停止装置。
【請求項8】
物品を載置可能なパレットと、
前記パレットを第1方向に沿って搬送するコンベアと、
前記コンベアに設けられ、前記パレットを停止させる搬送物停止装置と、
を備え、
前記搬送物停止装置は、
前記パレットに設けられる第1永久磁石と、
前記第1方向において、前記第1永久磁石から離れた位置に設けられる第2永久磁石と、
前記第1方向において、前記第1永久磁石と前記第2永久磁石との間に設けられる電磁石と、
前記電磁石を前記第1方向に沿って移動可能とする可動部と、
前記電磁石及び前記第2永久磁石を、前記第1方向において前記第1永久磁石と重なる第1位置と、前記第1方向において前記第1永久磁石と重ならない第2位置と、の間で移動させる移動部と、
前記電磁石及び前記移動部を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記電磁石及び前記第2永久磁石が前記第1位置にある状態で、前記第1永久磁石が前記電磁石に向かって進んでいるときに、前記電磁石と前記第1永久磁石とが反発し、かつ、前記電磁石と前記第2永久磁石とが反発するように前記電磁石を制御する、搬送ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、搬送物停止装置及び搬送ユニットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
アキュームコンベアなどの搬送ユニットにおいて、搬送物を停止させるために、ショックアブソーバやエアシリンダなどの停止機構を設けることが知られている。しかし、これらの停止機構は、搬送物を減速させずに停止機構に接触させて停止させるため、搬送物の速度や重量によっては、搬送物を停止させる際に跳ね返りが発生し、位置決めが難しくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-276717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、パレットを停止させる際の跳ね返りの発生を抑制できる搬送物停止装置及び搬送ユニットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る搬送物停止装置は、物品を載置可能なパレットを第1方向に沿って搬送するコンベアに設けられ、前記パレットを停止させる搬送物停止装置である。実施形態に係る搬送物停止装置は、前記パレットに設けられる第1永久磁石と、前記第1方向において、前記第1永久磁石から離れた位置に設けられる第2永久磁石と、前記第1方向において、前記第1永久磁石と前記第2永久磁石との間に設けられる電磁石と、前記電磁石を前記第1方向に沿って移動可能とする可動部と、前記電磁石及び前記第2永久磁石を、前記第1方向において前記第1永久磁石と重なる第1位置と、前記第1方向において前記第1永久磁石と重ならない第2位置と、の間で移動させる移動部と、前記電磁石及び前記移動部を制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記電磁石及び前記第2永久磁石が前記第1位置にある状態で、前記第1永久磁石が前記電磁石に向かって進んでいるときに、前記電磁石と前記第1永久磁石とが反発し、かつ、前記電磁石と前記第2永久磁石とが反発するように前記電磁石を制御する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る搬送物停止装置を備えた搬送ユニットを表す平面図である。
実施形態に係る搬送物停止装置を表す断面図である。
実施形態に係る搬送物停止装置を表すブロック図である。
実施形態に係る搬送ユニットの動作を表す断面図である。
実施形態に係る搬送ユニットの動作を表す断面図である。
実施形態に係る搬送ユニットの動作を表す断面図である。
実施形態に係る搬送ユニットの動作を表す断面図である。
実施形態に係る搬送ユニットの動作を表す断面図である。
図9(a)及び図9(b)は、実施形態に係る搬送物停止装置の一部を模式的に表す模式図である。
実施形態に係る搬送物停止装置の動作を表すフローチャートである。
実施形態に係る搬送物停止装置の動作を表すフローチャートである。
実施形態に係る搬送物停止装置の動作を表すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
図1は、実施形態に係る搬送物停止装置を備えた搬送ユニットを表す平面図である。
図2は、実施形態に係る搬送物停止装置を表す断面図である。
図3は、実施形態に係る搬送物停止装置を表すブロック図である。
図2は、図1に示したA1-A2線による断面図である。
図1~図3に表したように、実施形態に係る搬送ユニット100は、パレット10と、コンベア20と、搬送物停止装置30と、を備えている。
【0009】
パレット10には、物品1を載置可能である。パレット10は、例えば、物品1を載置可能な載置面を有する。
【0010】
コンベア20は、パレット10を第1方向D1に沿って搬送する。コンベア20は、例えば、ローラコンベアである。コンベア20は、例えば、ローラを回転させることで、ローラの上に載置されたパレット10を第1方向D1に沿って移動させる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社東芝
台車
6日前
株式会社東芝
固定子
5日前
株式会社東芝
搬送装置
6日前
株式会社東芝
計画装置
26日前
株式会社東芝
除去装置
1か月前
株式会社東芝
回転電機
6日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
真空バルブ
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
光デバイス
13日前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体回路
1か月前
株式会社東芝
直流遮断器
6日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
ストレージ
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
アイソレータ
1か月前
株式会社東芝
駅務システム
27日前
株式会社東芝
ディスク装置
2か月前
株式会社東芝
静電保護回路
1か月前
株式会社東芝
ディスク装置
2か月前
株式会社東芝
電力変換装置
28日前
株式会社東芝
合成ユニット
1か月前
株式会社東芝
ディスク装置
2か月前
株式会社東芝
駆動システム
12日前
株式会社東芝
アイソレータ
2か月前
続きを見る
他の特許を見る