TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024135454
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046145
出願日2023-03-23
発明の名称半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H10B 43/27 20230101AFI20240927BHJP()
要約【課題】チップ内の構成要素を適切に配置する。
【解決手段】一つの実施形態によれば、半導体記憶装置の第1のチップにおいて、第1の積層体では、複数の第1の導電層が第1の絶縁層を介して積層される。第1の半導体膜は、第1の積層体内を第3の方向に延びる。第2の積層体は、第1の積層体に対して第2の方向に隣接する。第2の積層体は、複数の第2の導電層が第2の絶縁層を介して積層される。第2の半導体膜は、第2の積層体内を第3の方向に延びる。コンタクトプラグは、第1の積層体と第2の積層体との間を第3の方向に延びる。第1の平面配線は、第1の積層体、コンタクトプラグ及び第2の積層体に対して第2のチップと反対側に配される。第1の平面配線は、第1の方向及び第2の方向に延びる。第1の平面配線は、第1の積層体、コンタクトプラグ及び第2の積層体を覆う。第1の平面配線は、コンタクトプラグに接続される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1の方向と前記第1の方向に交差する第2の方向とに延びる第1のチップと、
前記第1の方向及び前記第2の方向に延び、前記第1のチップに対して前記第1の方向及び前記第2の方向に交差する第3の方向に接合される第2のチップと、
を備え、
前記第1のチップは、
複数の第1の導電層が第1の絶縁層を介して積層された第1の積層体と、
前記第1の積層体内を前記第3の方向に延びる第1の半導体膜と、
前記第1の積層体に対して前記第2の方向に隣接し、複数の第2の導電層が第2の絶縁層を介して積層された第2の積層体と、
前記第2の積層体内を前記第3の方向に延びる第2の半導体膜と、
前記第1の積層体と前記第2の積層体との間を前記第3の方向に延びるコンタクトプラグと、
前記第1の積層体、前記コンタクトプラグ及び前記第2の積層体に対して前記第2のチップと反対側に配され、前記第1の方向及び前記第2の方向に延び、少なくとも前記コンタクトプラグを覆い、前記コンタクトプラグに接続される第1の平面配線と、
を有する
半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第1のチップは、
前記第1の積層体及び前記第2の積層体を前記第2のチップと反対側から覆い、前記第1の積層体及び前記第2の積層体の間に分断パターンを有する第3の導電層をさらに有し、
前記分断パターンは、前記第3の方向から透視した場合に、前記第1の平面配線に交差し、前記第1の平面配線に重なる位置で前記コンタクトプラグを内側に含み、
前記分断パターンは、前記第1の平面配線に重ならない部分の前記第2の方向における最大幅が前記コンタクトプラグに対応する部分の前記第2の方向における最大幅より狭い
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記第1のチップは、
前記第1の積層体及び前記第2の積層体に対して前記第2のチップと反対側に配され、前記第1の平面配線に対して前記第1の方向に離間し、前記第1の方向及び前記第2の方向に延び、前記第1の積層体及び前記第2の積層体を覆う第2の平面配線をさらに有し、
前記分断パターンは、前記第1の平面配線及び前記第2の平面配線の間に位置する部分の前記第2の方向における最大幅が前記第1の平面配線で覆われる部分の前記第2の方向における最大幅より狭い
請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第1の積層体、前記第2の積層体及び前記第3の導電層を前記第2のチップと反対側から覆い、前記第3の方向から透視した場合に前記分断パターンの内側に含まれ且つ前記コンタクトプラグを内側に含む開口パターンを有する絶縁膜をさらに備え、
前記分断パターンは、前記第1の平面配線に重ならない部分の前記第2の方向における最大幅が前記開口パターンの前記第2の方向における最大幅より狭い
請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第1の積層体、前記第2の積層体及び前記第3の導電層を前記第2のチップと反対側から覆い、前記第3の方向から透視した場合に前記分断パターンの内側に含まれ且つ前記コンタクトプラグを内側に含む開口パターンを有する絶縁膜をさらに備え、
前記分断パターンは、前記第3の方向から透視した場合に前記第1の平面配線に重ならない部分に前記絶縁膜の開口パターンを含まない
請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記分断パターンは、
前記第3の方向から透視した場合に前記コンタクトプラグを内側に含み、前記第2の方向に第1の最大幅を有する第1の開口パターンと、
前記第3の方向から透視した場合に前記コンタクトプラグを含まず、前記第1の開口パターンに前記第1の方向で隣接し、前記第2の方向に前記第1の最大幅より狭い第2の最大幅を有する第1の溝パターンと、
を含む
請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記分断パターンは、
前記コンタクトプラグを含まず、前記第1の開口パターンに前記第1の方向における前記第1の溝パターンの反対側で隣接し、前記第2の方向に前記第1の最大幅より狭い第3の最大幅を有する第2の溝パターンをさらに含む
請求項6に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記第1の積層体、前記第2の積層体及び前記第3の導電層を前記第2のチップと反対側から覆い、前記第3の方向から透視した場合に前記第1の開口パターンに重なり且つ前記コンタクトプラグを内側に含む第2の開口パターンを有する絶縁膜をさらに備え、
前記第2の方向における前記第1の溝パターンの前記第2の方向における最大幅は、前記第2の方向における前記第2の開口パターンの前記第2の方向における最大幅より狭い
請求項6に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記第1の平面配線における前記第2のチップと反対側の主面は、前記第3の導電層の膜厚より大きい段差を有する
請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記絶縁膜における前記第2のチップと反対側の主面は、前記第3の方向から透視した場合に前記第1の平面配線に重ならない位置において、平坦であるか前記第3の導電層の膜厚より小さい段差を有する
請求項4に記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
半導体記憶装置は、複数のチップが接合されて構成されることがある。半導体記憶装置では、最も上部に位置するチップ内のレイアウトを適切に構成することが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6571208号公報
米国特許第11335696号明細書
米国特許第10727215号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一つの実施形態は、最も上部に位置するチップ内のレイアウトを適切に構成できる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一つの実施形態によれば、第1のチップと第2のチップとを有する半導体記憶装置が提供される。第1のチップは、第1の方向と第2の方向とに延びる。第2の方向は、第1の方向に交差する。第2のチップは、第1の方向及び第2の方向に延びる。第2のチップは、第1のチップに対して第3の方向に接合される。第3の方向は、第1の方向及び第2の方向に交差する。第1のチップは、第1の積層体と第1の半導体膜と第2の積層体と第2の半導体膜とコンタクトプラグと第1の平面配線とを有する。第1の積層体では、複数の第1の導電層が第1の絶縁層を介して積層される。第1の半導体膜は、第1の積層体内を第3の方向に延びる。第2の積層体は、第1の積層体に対して第2の方向に隣接する。第2の積層体は、複数の第2の導電層が第2の絶縁層を介して積層される。第2の半導体膜は、第2の積層体内を第3の方向に延びる。コンタクトプラグは、第1の積層体と第2の積層体との間を第3の方向に延びる。第1の平面配線は、第1の積層体、コンタクトプラグ及び第2の積層体に対して第2のチップと反対側に配される。第1の平面配線は、第1の方向及び第2の方向に延びる。第1の平面配線は、第1の積層体、コンタクトプラグ及び第2の積層体を覆う。第1の平面配線は、コンタクトプラグに接続される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1の実施形態にかかる半導体記憶装置の構成を示すブロック図。
第1の実施形態におけるブロックの構成を示す回路図。
第1の実施形態にかかる半導体記憶装置の概略構成を示す平面図。
第1の実施形態にかかる半導体記憶装置の構成を示す断面図。
第1の実施形態におけるメモリセルの構成を示す断面図。
第1の実施形態にかかる半導体記憶装置の構成を示す平面図。
第1の実施形態における分断パターンの構成を示す断面図。
第1の実施形態における分断パターンの構成を示す断面図。
第1の実施形態における分断パターンの構成を示す断面図。
第1の実施形態における平面配線のセルソース部への接続部の構成を示す断面図。
第2の実施形態にかかる半導体記憶装置の構成を示す平面図。
第3の実施形態にかかる半導体記憶装置の構成を示す平面図。
第4の実施形態にかかる半導体記憶装置の構成を示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる半導体記憶装置を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0008】
(第1の実施形態)
第1の実施形態にかかる半導体記憶装置は、複数のチップが接合されて構成されるが、最も上部に位置するチップ内のレイアウトを適切に構成するための工夫が施される。
【0009】
例えば、半導体記憶装置1は、図1に示すように構成され得る。図1は、半導体記憶装置1の構成を示すブロック図である。
【0010】
半導体記憶装置1は、複数のチップ10,20を有する。チップ20は、メモリセルアレイ21を含み、アレイチップとも呼ばれる。チップ10は、メモリセルアレイ21を制御するための周辺回路を含み、回路チップとも呼ばれる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
発光素子
7日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
3日前
TDK株式会社
圧電構造体
21日前
株式会社カネカ
太陽電池モジュール
今日
キオクシア株式会社
記憶装置
今日
株式会社カネカ
太陽電池モジュール
今日
株式会社カネカ
太陽電池モジュール
10日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
3日前
日本特殊陶業株式会社
ペルチェモジュール
14日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
今日
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
10日前
キオクシア株式会社
記憶装置
今日
キオクシア株式会社
記憶装置
1日前
TDK株式会社
圧電薄膜、及び圧電薄膜素子
1日前
株式会社テックスイージー
熱電変換モジュールの製造方法
7日前
キオクシア株式会社
記憶装置
1日前
キオクシア株式会社
半導体装置
7日前
キオクシア株式会社
半導体メモリ
今日
セイコーエプソン株式会社
圧電基板の製造方法
10日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
14日前
キオクシア株式会社
磁気記憶装置
今日
キオクシア株式会社
メモリデバイス
1日前
国立大学法人九州大学
発電デバイス、発電装置、および冷却デバイス
15日前
セイコーエプソン株式会社
圧電素子応用デバイス
14日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
今日
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
14日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
4日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
今日
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
今日
キオクシア株式会社
メモリデバイス
今日
キオクシア株式会社
磁気記憶装置
今日
キオクシア株式会社
メモリデバイス
今日
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
4日前
キオクシア株式会社
半導体装置およびその製造方法
14日前
キオクシア株式会社
半導体装置及び半導体記憶装置
1日前
セイコーエプソン株式会社
表示装置および電子機器
4日前
続きを見る