TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024135126
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045661
出願日2023-03-22
発明の名称生体計測装置、生体計測方法、画像処理方法およびプログラム
出願人株式会社リコー,国立大学法人 東京医科歯科大学
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 6/00 20240101AFI20240927BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】被検体を移動させることなく放射線撮影部を着脱可能な生体計測装置を提供にすること。
【解決手段】本開示の一態様に係る生体計測装置は、被検体に放射線を照射する照射部と、前記被検体の被検部位を放射線撮影可能な放射線検出部と、記放射線検出部と前記照射部との間に配置され、前記被検体の生体磁気を検出する磁気検出部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被検体に放射線を照射する照射部と、
前記被検体の被検部位を放射線撮影可能な放射線検出部と、
前記放射線検出部と前記照射部との間に配置され、前記被検体の生体磁気を検出する磁気検出部と、を有する、生体計測装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記照射部は、前記磁気検出部との間に前記被検体を配置可能に前記磁気検出部から離隔して配置されている、請求項1に記載の生体計測装置。
【請求項3】
前記放射線検出部は、前記磁気検出部との間に前記被検体を配置可能に前記磁気検出部から離隔して配置されている、請求項1に記載の生体計測装置。
【請求項4】
前記放射線検出部によって、前記被検体と前記磁気検出部が重畳している放射線画像データを取得する、請求項1に記載の生体計測装置。
【請求項5】
前記照射部と前記放射線検出部との間に配置され、放射線により撮影されることが可能な標識部材をさらに有する、請求項1に記載の生体計測装置。
【請求項6】
前記磁気検出部は、複数の磁気センサを含み、請求項1に記載の生体計測装置。
【請求項7】
前記磁気検出部は、コイルが巻かれているセンサボビンを含み、
前記センサボビンは、中空構造を含む、請求項1に記載の生体計測装置。
【請求項8】
前記磁気検出部の少なくとも一部が、前記照射部を中心とした放射形状となっている、請求項1に記載の生体計測装置。
【請求項9】
処理部をさらに有し、
前記放射線検出部は、前記被検体と前記磁気検出部とを含む第1画像と、前記磁気検出部を含み、前記被検体を含まない第2画像と、を撮影し、
前記処理部は、前記第1画像と前記第2画像とに基づき、前記磁気検出部が差分処理された第3画像を生成する、請求項1に記載の生体計測装置。
【請求項10】
前記処理部は、前記磁気検出部による検出結果に基づく生体磁気に関する情報と前記第3画像とを重ね合わせた第4画像を生成して出力する、請求項9に記載の生体計測装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、生体計測装置、生体計測方法、画像処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、被検体の心臓や脊髄、末梢神経等を構成する細胞の興奮に伴う電流によって生じる微弱な生体磁気を計測する生体計測装置が知られている。
【0003】
上記の生体計測装置として、放射線感光体を用いた被検体の形態画像と、生体磁気検出部による検出結果に基づく生体磁気に関する情報と、を重ね合わせて表示するために、生体計測装置に放射線感光体を着脱可能にするものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の装置では、放射線感光体等の放射線検出部を着脱する際に被検体を移動させる。このため、被検体の移動機構が必要になるうえ、移動の際に被検体が位置ずれし、形態画像と生体磁気に関する情報とを正確に重ね合わせることができない場合がある。
【0005】
本開示は、被検体を移動させることなく放射線検出部を着脱可能な生体計測装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る生体計測装置は、被検体に放射線を照射する照射部と、前記被検体の被検部位を放射線撮影可能な放射線検出部と、記放射線検出部と前記照射部との間に配置され、前記被検体の生体磁気を検出する磁気検出部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、被検体を移動させることなく放射線検出部を着脱可能な生体計測装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る生体計測装置の構成例を示す側面図である。
第1実施形態に係る磁気検出部の構成例を模式的に示す断面図である。
変形例に係る磁気検出部の構成例を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る処理部のハードウェア構成例を示す図である。
第1実施形態に係る処理部の機能構成例を示す図である。
第1実施形態に係る生体計測装置の動作の一例を示すフロー図である。
被検体が配置されていない状態での放射線撮影の様子を示す図である。
第1実施形態に係る生体計測装置の動作の他の例を示すフロー図である。
第1実施形態に係る第2画像の一例を示す図である。
第1実施形態に係る第1画像の一例を示す図である。
第1実施形態に係る第3画像の一例を示す図である。
第1実施形態に係る第4画像の一例を示す図である。
放射線撮影実験における模擬被検体を示す図である。
模擬被検体と磁気検出部が重ね合わせられた放射線撮影画像の一例を示す図である。
磁気検出部を含み、模擬被検体を含まない第2画像の一例を示す図である。
模擬被検体を放射線撮影した第3画像の一例を示す図である。
第1変形例に係る生体計測装置の構成例を示す側面図である。
第2変形例に係る生体計測装置の構成例を示す側面図である。
第3変形例に係る生体計測装置の構成例を示す側面図である。
第4変形例に係る生体計測装置の構成例を示す側面図である。
第5変形例に係る生体計測装置の構成例を示す側面図である。
第2実施形態に係る処理部の機能構成例を示す図である。
第2実施形態に係る調整部により領域分割した複数の領域ごとでの輝度調整処理を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態に係る生体計測装置、生体計測方法、および画像処理方法について図面を参照しながら詳細に説明する。但し、以下に示す形態は、本実施形態の技術思想を具現化するための生体計測装置、生体計測方法、および画像処理方法を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本開示の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。
【0010】
各図面において、方向を表すために、X軸、Y軸およびZ軸を有する直交座標を用いる。Z軸方向は上下方向を表す。X軸方向およびY軸方向は、Z軸に直交する面内において直交する二方向を表す。X軸の矢印が向く方向を+X方向、+X方向とは反対方向を-X方向と表す。Y軸の矢印が向く方向を+Y方向、+Y方向とは反対方向を-Y方向と表す。Z軸の矢印が向く方向を+Z方向、+Z方向とは反対方向を-Z方向と表す。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
錠剤撒き器
1か月前
個人
穿刺補助具
3か月前
個人
男性用下着
2か月前
個人
聴診器
4か月前
個人
蓋付きしびん
4か月前
個人
入れ歯
4か月前
個人
介護浴槽
4か月前
個人
鼻腔拡張具
1か月前
株式会社コロナ
脱臭機
1か月前
個人
入浴介護補助装置
4か月前
個人
排便漏れ予防装具
2か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
1か月前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
1か月前
個人
座椅子脱着式車椅子
4か月前
個人
マウスピース
3か月前
個人
スプレー式目薬容器
5か月前
株式会社ニデック
眼科装置
23日前
株式会社ニデック
眼科装置
27日前
個人
圧排器具
3か月前
株式会社ファンケル
化粧料
6日前
個人
マッサージガン保持具
5か月前
株式会社ニデック
眼科装置
2日前
株式会社ダリヤ
皮膚洗浄剤
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
4か月前
株式会社コーセー
水系組成物
2か月前
個人
色調採得支援方法
3か月前
株式会社コーセー
粉末化粧料
3か月前
株式会社ニデック
OCT装置
2か月前
株式会社八光
分岐管コネクタ
3か月前
株式会社コーセー
水系化粧料
2か月前
共栄化学工業株式会社
組成物
4か月前
株式会社ニデック
SLO装置
2か月前
東レ株式会社
浄化モジュール
4か月前
クラシエ株式会社
毛髪化粧料
3か月前
池田食研株式会社
肌質改善剤
3か月前
株式会社ダリヤ
整髪料組成物
5か月前
続きを見る