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公開番号
2024134481
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023047888
出願日
2023-03-24
発明の名称
液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20240926BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】静電気による駆動回路の破損を防止する。
【解決手段】液体噴射ヘッドは、ヘッドチップと、駆動回路を有し、ヘッドチップと電気的に接続された配線基板と、ヘッドチップが固定された固定板と、駆動回路と対向する内壁面を有し、金属で構成され、かつ、固定板との間でヘッドチップを保持するホルダーと、内壁面と駆動回路との間に配置されることで、内壁面と駆動回路とを導通させない分離部材と、を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を噴射する複数のノズルを有する第1ヘッドチップと、
第1駆動回路を有し、前記第1ヘッドチップと電気的に接続された第1配線基板と、
前記第1ヘッドチップの前記複数のノズルを露出するための第1露出開口部を有し、前記第1ヘッドチップが固定された固定板と、
前記第1駆動回路と対向する第1内壁面を有し、金属で構成され、かつ、前記固定板との間で前記第1ヘッドチップを保持するホルダーと、
前記第1内壁面と前記第1駆動回路との間に配置されることで、前記第1内壁面と前記第1駆動回路とを導通させない分離部材と、を備える、
ことを特徴とする液体噴射ヘッド。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記分離部材は、絶縁体である、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項3】
前記分離部材は、シート状またはフィルム状である、
ことを特徴とする請求項2に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項4】
前記分離部材は、前記第1駆動回路と前記第1内壁面との間に挟持される、
ことを特徴とする請求項3に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項5】
前記ホルダーに積層され、樹脂で構成された流路部材を備え、
前記ホルダーは、前記第1ヘッドチップと連通するとともに液体が流れる流路を有さず、
前記流路部材は、前記第1ヘッドチップと連通するとともに液体が流れる流路を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項6】
前記分離部材は、形状保持特性を有する、
ことを特徴とする請求項3に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項7】
前記分離部材は、形状保持特性を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項8】
前記絶縁体は、樹脂で構成される、
ことを特徴とする請求項2に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項9】
前記分離部材は、前記分離部材と前記第1内壁面との間に隙間を形成するように、前記第1内壁面が向く方向に前記第1駆動回路を付勢する、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項10】
前記ホルダーに積層され、樹脂で構成された流路部材を備え、
前記ホルダーは、前記第1ヘッドチップと連通するとともに液体が流れる流路を有さず、
前記流路部材は、前記第1ヘッドチップと連通するとともに液体が流れる流路を有し、
前記分離部材は、導体であり、かつ、前記流路部材に支持される、
ことを特徴とする請求項9に記載の液体噴射ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インクジェット方式のプリンターに代表される液体噴射装置は、一般に、インク等の液体を噴射する液体噴射ヘッドを有する。例えば、特許文献1に記載の液体噴射ヘッドは、複数のヘッドチップと、当該複数のヘッドチップを保持するホルダーと、当該複数のヘッドチップをホルダーとの間で挟む固定板と、を有する。ヘッドチップには、配線基板としてフレキシブル基板が引き出されており、当該フレキシブル基板には、ヘッドチップの駆動素子を駆動するための駆動回路が設けられる。また、ホルダーおよび固定板のそれぞれは、金属で構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-025894号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の液体噴射ヘッドでは、組立誤差により駆動回路とホルダーとが接触してしまう場合がある。この場合、ホルダーに静電気が生じると、その静電気がホルダーから駆動回路へ流れてしまい、この結果、駆動回路が故障する虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するために、本開示の好適な態様に係る液体噴射ヘッドは、液体を噴射する複数のノズルを有する第1ヘッドチップと、第1駆動回路を有し、前記第1ヘッドチップと電気的に接続された第1配線基板と、前記第1ヘッドチップの前記複数のノズルを露出するための第1露出開口部を有し、前記第1ヘッドチップが固定された固定板と、前記第1駆動回路と対向する第1内壁面を有し、金属で構成され、かつ、前記固定板との間で前記第1ヘッドチップを保持するホルダーと、前記第1内壁面と前記第1駆動回路との間に配置されることで、前記第1内壁面と前記第1駆動回路とを導通させない分離部材と、を備える。
【0006】
本開示の好適な態様に係る液体噴射装置は、前述の態様の液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドへ液体を供給するための液体貯留部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る液体噴射装置の構成例を示す概略図である。
第1実施形態の液体噴射ヘッドを有する液体噴射モジュールの斜視図である。
図2に示す液体噴射ヘッドの分解斜視図である。
液体噴射ヘッドのヘッドチップの分解斜視図である。
図4中のVI-VI線断面図である。
第1実施形態に係る液体噴射ヘッドの平面図である。
図6中のA-A線断面図である。
図6中のB-B線断面図である。
第1実施形態に係る液体噴射ヘッドの一部を示す拡大断面図である。
第2実施形態に係る液体噴射ヘッドの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照しながら本開示に係る好適な実施形態を説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際と適宜に異なり、理解を容易にするために模式的に示している部分もある。また、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られない。
【0009】
以下では、説明の便宜上、互いに交差するX軸、Y軸およびZ軸が適宜に用いられる。X軸に沿う一方向がX1方向と称され、X1方向と反対の方向がX2方向と称される。同様に、Y軸に沿って互いに反対の方向がY1方向およびY2方向と称される。また、Z軸に沿って互いに反対の方向がZ1方向およびZ2方向と称される。
【0010】
ここで、典型的には、Z軸が鉛直な軸であり、Z2方向が鉛直方向での下方向に相当する。ただし、Z軸は、鉛直な軸でなくともよく、鉛直な軸に対して傾斜してもよい。また、X軸、Y軸およびZ軸は、典型的には互いに直交するが、これに限定されず、例えば、80°以上100°以下の範囲内の角度で交差すればよい。
(【0011】以降は省略されています)
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