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公開番号
2024146600
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023059601
出願日
2023-03-31
発明の名称
ヘッドアセンブリ
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/17 20060101AFI20241004BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】基板に実装された電源を冷却することができ、且つ、ヘッドを用いて印刷を行う際に発生する微小インク滴のミストが舞い上がることによる汚れを抑制するための技術を提供する。
【解決手段】
ヘッドアセンブリ10は、複数のヘッド11を備えるヘッド群20と、ヘッド群20のヘッド11に対応した複数のリジッド基板110と、水冷式の冷却器600とを備えている。各ヘッド11は複数の駆動素子46を備えており、駆動素子46はそれぞれ個別電極45を備えている。各リジッド基板110には、複数の電源112a~112eが実装されており、各電源112a~112eは対応するヘッド11の複数の個別電極45に接続されている。冷却器600はリジッド基板110に実装された電源112a~112eを冷却する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれが電極を有する複数の圧力発生機を備えるヘッドを複数備えるヘッド群と、
前記ヘッド群の前記複数のヘッドに対応して、前記複数のヘッドに電気的に接続された複数の基板を備える基板群と、
水冷式の冷却器と、を備え、
前記基板群に含まれる前記複数の基板には、それぞれ、対応する前記ヘッドの前記複数の電極に接続するように構成された電源が実装され、
前記冷却器は、前記複数の基板のそれぞれに実装された前記電源を冷却するように構成されていることを特徴とするヘッドアセンブリ。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記基板群に含まれる前記複数の基板は、第1方向に沿って列状に並んでおり、
前記冷却器は、前記第1方向に沿って延在する水冷部を備える請求項1に記載のヘッドアセンブリ。
【請求項3】
前記基板群に含まれる前記複数の基板は、前記第1方向に直交する第2方向に沿って並んだ2つの基板列を構成するように前記第1方向に沿って並んでおり、
前記水冷部は、前記2つの基板列に対応して、それぞれが前記第1方向に沿って延在し、且つ、前記第2方向に沿って並んだ2つの水冷ブロックを備える請求項2に記載のヘッドアセンブリ。
【請求項4】
前記2つの水冷ブロックは、それぞれ冷却水の入口及び出口を備え、
前記冷却器は、前記2つの水冷ブロックの2つの入口に接続され、且つ、前記冷却水を前記2つの入口に向けて分岐する分岐部と、前記2つの水冷ブロックの2つの出口に接続され、且つ、前記前記2つの出口から出た冷却水を合流する合流部とを備える請求項3に記載のヘッドアセンブリ。
【請求項5】
前記2つの基板列のうちの一方の基板列に含まれる前記基板の、前記電源が実装された実装面の裏面と、他方の基板列に含まれる前記基板の、前記電源が実装された実装面の裏面とが、前記第2方向において互いに向かい合う請求項3に記載のヘッドアセンブリ。
【請求項6】
前記第2方向において、前記2つの水冷ブロックの間に、前記2つの基板列が位置している請求項5に記載のヘッドアセンブリ。
【請求項7】
さらに、前記複数の基板を前記第1方向と交差する挿抜方向に挿入するように構成されたコネクタを備え、
前記冷却器の前記水冷部は、前記複数の基板に対して、前記第1方向及び前記挿抜方向に交差する離間方向に沿って離間するように構成されている請求項2に記載のヘッドアセンブリ。
【請求項8】
さらに、前記複数の基板を支持する支持部を備え、
前記冷却器は、さらに、
前記支持部に固定された固定部と、
一端が前記固定部に当接し、且つ、他端が前記水冷部を前記離間方向に沿って付勢するように構成された付勢部材と、
前記水冷部に対して前記挿抜方向に沿ってスライド可能なレバーであって、前記水冷部から前記離間方向に離間した第1部分と、前記第1部分と異なる第2部分であって、前記第1部分の前記挿抜方向の一方に位置して前記水冷部に当接した第2部分とにわたって前記挿抜方向に沿って延在するスリットが形成されたレバーと、
前記離間方向に延び且つ前記スリットに挿入された位置決めピンと、を備え、
前記冷却器は、前記位置決めピンが前記レバーの前記第1部分に当接するように、前記レバーを前記水冷部に対して前記挿抜方向にスライドさせたときに、前記水冷部が前記固定部に対して前記離間方向に最も近づくように構成されていることを特徴とする請求項7に記載のヘッドアセンブリ。
【請求項9】
前記冷却器は、前記位置決めピンが前記レバーの前記第1部分に当接する状態から、前記位置決めピンが前記レバーの前記第2部分に位置するように、前記レバーを前記水冷部に対して前記挿抜方向の他方側にスライド移動させたときに、前記水冷部が前記固定部に対して前記離間方向に離間するように構成されている請求項8に記載のヘッドアセンブリ。
【請求項10】
前記複数の基板は、それぞれ、前記電源を含む複数の電源と、前記複数の電源に熱接触するヒートスプレッダとを備え、
前記複数の電源は、前記ヒートスプレッダを介して前記冷却器と熱接触している請求項2に記載のヘッドアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のヘッドを有するヘッド群を備えるヘッドアセンブリに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ある公知のヘッドアセンブリは、複数のヘッドと、中継基板を通じて複数のヘッドに電気的に接続される複数の基板(リジッド基板)とを備えている。各基板(リジッド基板)には、ヘッドに対して電圧を供給する電源が実装されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-154429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
公知のヘッドアセンブリは、上下の2つの空間に区画された筐体を有しており、筐体内の上方の空間に複数の基板(リジッド基板)が位置している。そして、筐体の、上方の空間を形成する壁には、上方の空間に風を送るためのファンが位置している。
【0005】
上記の公知のヘッドアセンブリは、ファンにより複数の基板(リジッド基板)に実装された電源を冷却することができる。しかしながら、ヘッドを用いて印刷を行う際に、微小インク滴のミストが発生することがあり、ファンからの気流によって、ミストが舞い上がる。その舞い上がったミストが、ヘッドアセンブリやヘッドアセンブリを有する印刷装置内を汚すおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、基板に実装された電源を冷却することができ、且つ、ヘッドを用いて印刷を行う際に発生する微小インク滴のミストが舞い上がることによる汚れを抑制するための技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に従えば、それぞれが電極を有する複数の圧力発生機を備えるヘッドを複数備えるヘッド群と、
前記ヘッド群の前記複数のヘッドにそれぞれ対応する複数の基板を備える基板群と、
水冷式の冷却器と、を備え、
前記基板群に含まれる前記複数の基板は、それぞれ、対応する前記ヘッドに電気的に接続され、且つ、対応する前記ヘッドの前記電極に接続するように構成された電源が実装され、
前記冷却器は、前記複数の基板のそれぞれに実装された前記電源を冷却するように構成されていることを特徴とするヘッドアセンブリが提供される。
【発明の効果】
【0008】
基板に実装された電源は、冷却器により水冷されている。これにより、電源を効率的に冷却することができる。さらに、ヘッドを用いて印刷を行う際に発生する微小インク滴のミストが舞い上がることによる汚れを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は印刷装置1の概略を示す平面図である。
図2は印刷装置1の概略を示す概略図である。
図3はヘッド群20に含まれるヘッド11の並びを説明するための概略図である。
図4は流路ユニット42の内部を説明するための概略説明図である。
図5はヘッドアセンブリ10の概略説明図である。
(a)は中継基板300の上面図であり、(b)は中継基板300の下面図である。
図7はリジッド基板110の分解斜視図である。
図8は冷却器600の概略説明図である。
図9は水冷ブロック610の冷却水の流路を説明するための説明図である。
図10はレバー640の操作を説明するための概略説明図である。
図11はレバー640の操作を説明するための概略説明図である。
図12は電源112a~112eと、駆動素子46の個別電極45との接続について説明するための説明図である。
図13は電源112a~112eと、駆動素子46の個別電極45との接続処理(電源接続処理)について説明するためのフローチャートである。
図14は図13のS10の処理の詳細を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態に係る印刷装置1を、図面に基づいて説明する。図1において、記録媒体4の搬送方向は印刷装置1の前後方向に対応する。また記録媒体4の幅方向は印刷装置1の左右方向に対応する。また前後方向及び左右方向と直交する方向、即ち図1における紙面に垂直な方向は印刷装置1の上下方向に対応する。
(【0011】以降は省略されています)
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