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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024164603
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-27
出願番号2023080209
出願日2023-05-15
発明の名称ラミネート装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B65H 23/08 20060101AFI20241120BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】第1部材のたるみを抑制する手段を提供する。
【解決手段】ラミネート装置1は、第1ロール111を支持する第1ホルダ21と、第2ロール112を支持する第2ホルダ22と、第1ロール111から引き出された第1部材101に画像を記録する画像記録部30と、画像が記録された第1部材101と、第2ロール112から引き出された第2部材102とを貼り合わせる貼合ローラ50と、第1ロール111と貼合ローラ50との間で第1部材101を把持する第1搬送ローラ41と、回転駆動部71と、搬送用モータ81と、制御部90と、を備える。制御部90が搬送用モータ81を駆動させ第1ロール111から第1部材101を引き出す向きに搬送させる力を第1搬送ローラ41に与える制御を行うときに、第1部材101を巻き取る向きに作用する力が回転駆動部71により第1ロール111に与えられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1部材が巻かれて形成された第1ロールを支持する第1支持部と、
第2部材が巻かれて形成された第2ロールを支持する第2支持部と、
上記第1ロールから引き出された上記第1部材に画像を記録する画像記録部と、
上記画像記録部で画像が記録された上記第1部材と、上記第2ロールから引き出された上記第2部材とを貼り合わせる貼合部と、
上記第1ロールと上記貼合部との間で上記第1部材を把持する第1搬送ローラと、
上記第1ロールを回転させる第1の力を上記第1ロールに与える第1回転駆動部と、
上記第1搬送ローラを回転させる第2の力を上記第1搬送ローラに与える第2回転駆動部と、
制御部と、を備え、
上記制御部が上記第2回転駆動部を駆動させ上記第1ロールから上記第1部材を引き出す向きに搬送させる上記第2の力を上記第1搬送ローラに与える制御を行うときに、上記第1部材を巻き取る向きに作用する上記第1の力が上記第1回転駆動部により上記第1ロールに与えられるラミネート装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
上記第1回転駆動部は、第1モータと、上記第1モータと上記第1ロールとの間に介在する第1トルクリミッタと、を含み、
上記第1トルクリミッタにより制限された上記第1モータの動力が、上記第1の力として上記第1ロールに与えられる請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項3】
上記制御部は、上記第1搬送ローラに上記第1部材が把持されているときに、上記第2回転駆動部を駆動させ、上記第1搬送ローラに上記第1の力より強い上記第2の力を与えて上記第1部材を引き出す方向に搬送させ、上記第1の力と同じ向きの力を上記第1搬送ローラに与えるか、上記第2の力を上記第1搬送ローラに与えないか、または、上記第1の力より弱い力を上記第1搬送ローラに与えて上記第1部材を巻き取る向きに搬送させることにより、上記第1部材の斜行を補正する斜行補正制御を行う請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項4】
上記制御部は、上記第1ロールが上記第1支持部に支持された後、かつ、上記第1部材が上記貼合部に把持される前に、上記斜行補正制御を行う請求項3に記載のラミネート装置。
【請求項5】
上記第1搬送ローラと上記貼合部との間で上記第1部材を把持する第2搬送ローラをさらに備え、
上記制御部は、上記第2搬送ローラに上記第1部材が把持されていないときに、上記斜行補正制御を行う請求項3に記載のラミネート装置。
【請求項6】
上記第1搬送ローラと上記貼合部との間で上記第1部材を把持する第2搬送ローラをさらに備え、
上記制御部は、上記第2搬送ローラに上記第1部材が把持されていないときに、上記第2回転駆動部を駆動させ上記第1搬送ローラに上記第1部材を上記第2搬送ローラに向けて搬送させる第1搬送制御を行い、
上記制御部が上記第1搬送制御を行うときに、上記第1の力が上記第1回転駆動部により上記第1ロールに与えられる請求項1に記載のラミネート装置。
【請求項7】
上記制御部は、上記第2搬送ローラに上記第1部材が把持された後に、上記第2搬送ローラを停止させ、上記第2回転駆動部を駆動させ上記第1搬送ローラに上記第1部材を上記第2搬送ローラから離れる向きに搬送させ上記第1搬送ローラと上記第2搬送ローラとの間のたるみを低減させるたるみ解消制御を行う請求項6に記載のラミネート装置。
【請求項8】
上記制御部は、上記第2搬送ローラに上記第1部材が把持された後に、上記第2回転駆動部の駆動を停止させ上記第1搬送ローラを停止させ、上記第2搬送ローラに上記第1部材を上記第1搬送ローラから離れる向きに搬送させ上記第1搬送ローラと上記第2搬送ローラとの間のたるみを低減させるたるみ解消制御を行う請求項6に記載のラミネート装置。
【請求項9】
上記第1搬送ローラと上記第2搬送ローラとの間の上記第1部材の上記たるみを検知するたるみ検知部をさらに備え、
上記制御部は、上記たるみ検知部で検知された上記たるみが第1所定量以上である場合に、上記たるみ解消制御を行う請求項7または8に記載のラミネート装置。
【請求項10】
上記第1搬送ローラと上記第2搬送ローラとの間の上記第1部材の上記たるみを検知するたるみ検知部をさらに備え、
上記制御部は、上記たるみ検知部で検知された上記たるみが第2所定量以下である場合に、上記たるみを生成するたるみ生成制御を行う請求項7または8に記載のラミネート装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の部材を貼り合わせるラミネート装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、第1ロールから引き出された第1部材に画像を記録し、画像が記録された第1部材と第2ロールから引き出された第2部材とを貼り合わせるラミネート装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載された装置では、印刷部は、被記録媒体用ロールから引き出された被記録媒体上に印画像を形成する。印画像が形成された被記録媒体は、第1のカット部で所定の長さにカットされ、ラミネート処理部に搬送され、ラミネート処理部内のガイドロールでラミネート部材用ロールから引き出されたラミネート部材と重ね合わされる。重ね合わされた被記録媒体とラミネート部材とは、加圧加熱ロールで加熱され、第2のカット部で切り離される。被記録媒体用ロール、被記録媒体、ラミネート部材用ロール、およびラミネート部材は、それぞれ、第1ロール、第1部材、第2ロール、および第2部材に該当する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-211593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ラミネート装置では、第1ロールから第1部材が必要以上に引き出されると、第1部材にたるみが生じる。第1部材にたるみが生じると、画像記録や第2部材との貼り合わせに不具合が生じ、ラミネート完成品が異常となることがある。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、第1部材のたるみを抑制できる手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 本発明のラミネート装置は、第1部材が巻かれて形成された第1ロールを支持する第1支持部と、第2部材が巻かれて形成された第2ロールを支持する第2支持部と、上記第1ロールから引き出された上記第1部材に画像を記録する画像記録部と、上記画像記録部で画像が記録された上記第1部材と、上記第2ロールから引き出された上記第2部材とを貼り合わせる貼合部と、上記第1ロールと上記貼合部との間で上記第1部材を把持する第1搬送ローラと、上記第1ロールを回転させる第1の力を上記第1ロールに与える第1回転駆動部と、上記第1搬送ローラを回転させる第2の力を上記第1搬送ローラに与える第2回転駆動部と、制御部と、を備えている。上記ラミネート装置では、上記制御部が上記第2回転駆動部を駆動させ上記第1ロールから上記第1部材を引き出す向きに搬送させる上記第2の力を上記第1搬送ローラに与える制御を行うときに、上記第1部材を巻き取る向きに作用する上記第1の力が上記第1回転駆動部により上記第1ロールに与えられる。
【0008】
上記のラミネート装置によれば、第1部材を引き出す向きに搬送するときに、第1部材を巻き取る向きに作用する第1の力が第1ロールに与えられるので、第1部材のたるみを抑制できる。これにより、画像が記録され、かつ、たるみがない第1部材と、第2部材とを貼り合わせて、ラミネート完成品を綺麗に仕上げることができる。
【0009】
(2) 好ましくは、上記第1回転駆動部は、第1モータと、上記第1モータと上記第1ロールとの間に介在する第1トルクリミッタと、を含み、上記第1トルクリミッタにより制限された上記第1モータの動力が、上記第1の力として上記第1ロールに与えられてもよい。
【0010】
(3) 好ましくは、上記制御部は、上記第1搬送ローラに上記第1部材が把持されているときに、上記第2回転駆動部を駆動させ、上記第1搬送ローラに上記第1の力より強い上記第2の力を与えて上記第1部材を引き出す方向に搬送させ、上記第1の力と同じ向きの力を上記第1搬送ローラに与えるか、上記第2の力を上記第1搬送ローラに与えないか、または、上記第1の力より弱い力を上記第1搬送ローラに与えて上記第1部材を巻き取る向きに搬送させることにより、上記第1部材の斜行を補正する斜行補正制御を行ってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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