TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024158112
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073002
出願日
2023-04-27
発明の名称
画像形成装置、消耗品の回収促進システム及び消耗品の回収促進方法
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ATEN
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20241031BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】消耗品の回収状況に応じてその回収を適切に促進する。
【解決手段】プリンタ1は、インクカートリッジ2が回収促進の対象であるか否かを示す回収促進情報をサーバ3にリクエスト(S2)し、その情報をサーバ3から取得する(S3)。次に、プリンタ1は、サーバ3から取得した回収促進情報に基づいて回収促進報知を行うか否かを判定する(S4)。そして、回収促進報知を行うと判定すると(S4、YES)、プリンタ1は、回収促進報知として、回収促進メッセージをディスプレイに表示させる(S5)。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
サーバと通信可能である画像形成装置であって、
媒体に対して画像を形成する画像形成を行う画像形成部と、
前記画像形成用の消耗品が着脱可能に装着される装着部と、
制御部とを備えており、
前記制御部は、
前記消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である回収促進情報を前記サーバから取得する情報取得処理と、
前記回収促進情報に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知である回収促進報知を行う処理を含む回収促進処理とを実行することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記回収促進情報が、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かを判定するための情報又はその判定結果を示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記回収促進情報を前記サーバに要請する要請処理を実行し、
前記情報取得処理において、前記要請処理に応じて前記サーバから送信された前記回収促進情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記消耗品が有している記憶部の記憶内容を読み取ると共に、前記記憶内容を読み取った結果に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記消耗品が回収促進の対象とならないと判定した場合に、前記回収促進報知を行わないことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記消耗品が回収促進の対象とならない旨の内容を有する報知を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御部は、所定の条件に基づいて、前記情報取得処理及び前記回収促進処理を実行するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
複数の前記消耗品が前記装着部に装着可能であり、
前記所定の条件が、現在時刻が所定の時刻に達していることであり、
前記回収促進報知が、前記複数の消耗品のそれぞれについて、回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記消耗品の残量を取得する残量取得部をさらに備えており、
前記所定の条件が、前記残量取得部が取得した前記消耗品の残量と基準値との比較に基づく条件であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
複数の前記消耗品が前記装着部に装着可能であり、
前記回収促進報知が、前記複数の消耗品のうち、前記所定の条件を満たす前記消耗品について、回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知であることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、消耗品が装着される画像形成装置、これを備える消耗品の回収促進システム及び消耗品の回収促進方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成に使用されるインクカートリッジ等の消耗品の回収を促す画像形成装置が存在する。特許文献1に記載のプリンタはその一例であり、インクカートリッジのインクが残り少なくなるとその返却を促すメッセージがプリンタに接続されたコンピュータに表示されるというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-273989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような消耗品の回収が常に円滑になされるとは限らない。例えば、特定の型番の消耗品は円滑に回収が進んでいるが、その他の型番の消耗品は円滑に回収が進まないといった状況が発生するおそれがある。消耗品の回収状況に応じて回収を適切に促進する方法が望まれている。
【0005】
本発明の目的は、消耗品の回収状況に応じてその回収を適切に促進する画像形成装置、消耗品の回収促進システム及び消耗品の回収促進方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成装置は、サーバと通信可能である画像形成装置であって、媒体に対して画像を形成する画像形成を行う画像形成部と、前記画像形成用の消耗品が着脱可能に装着される装着部と、制御部とを備えており、前記制御部は、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である回収促進情報を前記サーバから取得する情報取得処理と、前記回収促進情報に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知である回収促進報知を行う処理を含む回収促進処理とを実行する。
【0007】
本発明の消耗品の回収促進システムは、媒体に対する画像形成用の消耗品と、互いに通信可能な画像形成装置及びサーバとを備えている消耗品の回収促進システムであって、前記サーバは、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である回収促進情報を前記画像形成装置に送信し、前記画像形成装置は、前記画像形成を行う画像形成部と、前記消耗品が着脱可能に装着される装着部と、制御部とを備えており、前記制御部は、前記回収促進情報を前記サーバから取得する情報取得処理と、前記回収促進情報に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知である回収促進報知を行う処理を含む回収促進処理とを実行する。
【0008】
別の観点による本発明の消耗品の回収促進システムは、媒体に対する画像形成用の消耗品と、互いに通信可能な端末装置及び画像形成装置並びにサーバとを備えている消耗品の回収促進システムであって、前記サーバは、前記端末装置及び画像形成装置の少なくともいずれかと通信可能であると共に、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である回収促進情報を前記端末装置及び前記画像形成装置の少なくともいずれかに送信し、前記画像形成装置は、前記画像形成を行う画像形成部と、前記消耗品が着脱可能に装着される装着部と、制御部とを備えており、前記制御部及び前記端末装置は、互いの協働により、前記回収促進情報を前記サーバから取得する情報取得処理と、前記回収促進情報に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知である回収促進報知を行う処理を含む回収促進処理とを実行する。
【0009】
本発明の消耗品の回収促進方法は、サーバが第1の処理を実行すると共に、端末装置及び画像形成装置が互いに協働して第2の処理を実行する方法であって、前記端末装置及び前記画像形成装置が互いに通信可能であり、前記端末装置及び前記画像形成装置の少なくともいずれか一方が前記サーバと通信可能であり、前記画像形成装置は、媒体に対して画像を形成する画像形成を行う画像形成部と、前記画像形成用の消耗品が着脱可能に装着される装着部と、制御部とを備えており、前記第1の処理は、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である回収促進情報を前記画像形成装置に送信する処理であり、前記第2の処理は、前記回収促進情報を前記サーバから取得する情報取得処理と、前記回収促進情報に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知である回収促進報知を行う処理を含む回収促進処理とを含んでいる。
【発明の効果】
【0010】
サーバから取得される回収促進情報に基づいて、画像形成装置に装着された消耗品が回収促進の対象となる場合に回収促進報知が行われる。回収促進情報は、消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である。例えば、回収が進んでいる消耗品については対象とせず、回収が進んでいない消耗品は対象とするといったように、回収促進情報を回収状況に応じた内容に調整する。これにより、回収状況に応じた適切な回収促進が可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日本化薬株式会社
記録材料
2か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
株式会社リコー
印刷装置
1か月前
株式会社リコー
印刷装置
1か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
9日前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
三菱製紙株式会社
直接感熱記録材料
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
1か月前
フジコピアン株式会社
熱転写シート
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
カシオ計算機株式会社
印刷装置
2か月前
フジコピアン株式会社
熱転写記録媒体
24日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
1か月前
カシオ計算機株式会社
印刷装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成システム
9日前
株式会社リコー
画像形成システム
1か月前
キヤノン株式会社
印刷制御システム
2日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
1か月前
株式会社リコー
吐出ヘッド、吐出装置
1か月前
ヤマハ発動機株式会社
印刷装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
23日前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
セイコーエプソン株式会社
印刷システム
1か月前
ブラザー工業株式会社
液体消費装置
2日前
独立行政法人 国立印刷局
排出孔を設けた番号器
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
1か月前
大日本印刷株式会社
物品の製造方法
1か月前
株式会社リコー
加熱装置及び液体吐出装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る