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公開番号
2024161648
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-20
出願番号
2023076464
出願日
2023-05-08
発明の名称
箔転写装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65H
5/06 20060101AFI20241113BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】表面に凹部を有する媒体に対して箔転写を行う場合において、加熱ローラの弾性層を凹部に追従しやすくすることを目的とする。
【解決手段】箔転写装置は、箔フィルムの箔を媒体に転写させる装置であり、加熱ローラ61と、加圧ローラ51を備える。加熱ローラ61は、表面に第1弾性層G1を有する。加圧ローラ51は、表面に第2弾性層G2を有する。加圧ローラ51は、加熱ローラ61との間で箔フィルムと媒体を挟む。第1弾性層G1は、JIS-A硬度が30以上50以下、かつ、MD-1硬度が30以下である。加熱ローラ61と加圧ローラ51の間のニップNP部において、加圧ローラ51が凹んでいる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
箔フィルムの箔を媒体に転写させる箔転写装置であって、
表面に第1弾性層を有する加熱ローラと、
表面に第2弾性層を有し、前記加熱ローラとの間で箔フィルムと媒体を挟む加圧ローラと、を備え、
前記第1弾性層は、JIS-A硬度が30以上50以下、かつ、MD-1硬度が30以下であり、
前記加熱ローラと前記加圧ローラの間のニップ部において、前記加圧ローラが凹んでいることを特徴とする箔転写装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記第2弾性層のJIS-A硬度は、前記第1弾性層のJIS-A硬度以下であり、
前記第1弾性層の厚さは、前記第2弾性層の厚さよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の箔転写装置。
【請求項3】
前記第2弾性層は、JIS-A硬度が30以上40以下であることを特徴とする請求項2に記載の箔転写装置。
【請求項4】
前記第1弾性層の厚さは、1mm以上2mm以下であることを特徴とする請求項3に記載の箔転写装置。
【請求項5】
前記第1弾性層の厚さは、1.3mm以上1.7mm以下であることを特徴とする請求項4に記載の箔転写装置。
【請求項6】
前記第2弾性層の厚さは、4mm以上6mm以下であることを特徴とする請求項4に記載の箔転写装置。
【請求項7】
前記第2弾性層の厚さは、5.3mm以上5.7mm以下であることを特徴とする請求項6に記載の箔転写装置。
【請求項8】
前記第2弾性層は、JIS-A硬度が30未満であることを特徴とする請求項1に記載の箔転写装置。
【請求項9】
前記第1弾性層のJIS-A硬度は、30以上35以下であることを特徴とする請求項1に記載の箔転写装置。
【請求項10】
前記第1弾性層は、
ゴムからなるゴム層と、
前記ゴム層の表面を覆う、5μm以下のコーティング層と、を有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の箔転写装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、箔フィルムの箔を媒体に転写させる箔転写装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、箔転写装置として、箔フィルムと媒体を挟む加熱ローラおよび加圧ローラを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この技術では、加熱ローラおよび加圧ローラは、それぞれゴム層を有する。加熱ローラのゴム層は、JIS-A硬度が5~30である。加圧ローラのゴム層は、JIS-A硬度が20~60であり、加熱ローラの硬度よりも相対的に低い。加熱ローラのゴム層および加圧ローラのゴム層の厚みは、3~8mmである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/188761号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、表面に凹部を有する媒体に対して箔転写を行う場合には、加熱ローラのゴム層を凹部に追従させる必要があるため、凹部に追従しやすい加熱ローラのゴム層とすることが求められている。
【0005】
そこで、本開示は、表面に凹部を有する媒体に対して箔転写を行う場合において、加熱ローラの弾性層を凹部に追従しやすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決する本開示の箔転写装置は、箔フィルムの箔を媒体に転写させる装置である。
箔転写装置は、加熱ローラと、加圧ローラと、を備える。
加熱ローラは、表面に第1弾性層を有する。
加圧ローラは、表面に第2弾性層を有する。加圧ローラは、加熱ローラとの間で箔フィルムと媒体を挟む。
第1弾性層は、JIS-A硬度が30以上50以下、かつ、MD-1硬度が30以下である。
加熱ローラと加圧ローラの間のニップ部において、加圧ローラが凹んでいる。
【0007】
第1弾性層が、JIS-A硬度30以上50以下の条件を満たすことで、第1弾性層の強度を大きくすることができる。第1弾性層が、MD-1硬度30以下の条件を満たすことで、第1弾性層の表層が柔らかくなるので、媒体の表面に凹部がある場合において第1弾性層の凹部への追従性が高くなる。また、ニップ部において加圧ローラが凹むことで、第1弾性層の凹部への追従性を高くすることができる。なお、第1弾性層の凹部への追従性が高くなることは、実験により確認されている。
【0008】
また、第2弾性層のJIS-A硬度は、第1弾性層のJIS-A硬度以下であり、第1弾性層の厚さは、第2弾性層の厚さよりも小さくてもよい。
【0009】
第2弾性層のJIS-A硬度が第1弾性層のJIS-A硬度以下で、かつ、第1弾性層の厚さが第2弾性層の厚さよりも小さいことで、ニップ部において、加圧ローラを凹ませることができる。
【0010】
また、第2弾性層は、JIS-A硬度が30以上40以下であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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