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公開番号
2024134326
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044565
出願日
2023-03-20
発明の名称
作業機械用空気調和システムおよびその制御方法
出願人
株式会社小松製作所
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
E02F
9/16 20060101AFI20240926BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】運転室内の環境を改善可能な作業機械用空気調和システムおよびその制御方法を提供する。
【解決手段】環境センサ31は、運転室14の室内環境条件と室外環境条件とを検出する。環境改善装置は、運転室の室外から室内への外気の取込量を調整する。コントローラは、環境センサにより検出された室内環境条件と室外環境条件との差異に基づいて環境改善装置の動作を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
運転室と、
前記運転室の少なくとも室内環境条件を検出する環境センサと、
前記運転室の室外から室内への外気の取込量を調整する環境改善装置と、
前記環境センサにより検出された前記室内環境条件に基づいて前記環境改善装置の動作を制御するコントローラと、を備えた、作業機械用空気調和システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記環境センサは、前記運転室の室外環境条件を検出し、
前記コントローラは、前記環境センサにより検出された前記室内環境条件と前記室外環境条件との差異に基づいて前記環境改善装置の動作を制御する、請求項1に記載の作業機械用空気調和システム。
【請求項3】
前記環境センサは、前記室内環境条件を検出する室内環境センサと、前記室外環境条件を検出する室外環境センサと、を含み、
前記室内環境センサは前記室内の気圧を検出する第1圧力センサであり、前記室外環境センサは前記室外の気圧を検出する第2圧力センサである、請求項2に記載の作業機械用空気調和システム。
【請求項4】
前記環境センサは、前記室内環境条件を検出する室内環境センサを含み、
前記室内環境センサは前記室内の二酸化炭素濃度を検出する、請求項1に記載の作業機械用空気調和システム。
【請求項5】
前記環境センサは、前記室内環境条件を検出する室内環境センサを含み、
前記室内環境センサは前記室内のダスト濃度を検出する、請求項1に記載の作業機械用空気調和システム。
【請求項6】
前記環境改善装置は前記室外から前記室内へ空気を取り込む外気ファンを有し、
前記コントローラは、少なくとも前記室内環境条件に基づいて前記外気ファンの回転数を制御する、請求項1に記載の作業機械用空気調和システム。
【請求項7】
前記環境改善装置は前記室内の内気を循環させる内気ファンを有し、
前記コントローラは、少なくとも前記室内環境条件に基づいて前記内気ファンの回転数を制御する、請求項1に記載の作業機械用空気調和システム。
【請求項8】
前記環境改善装置は、内気用開口に対向する位置と外気用開口に対向する位置との間で移動するファンである、請求項1に記載の作業機械用空気調和システム。
【請求項9】
運転室と前記運転室の室外から室内への外気の取込量を調整する環境改善装置とを有する作業機械用空気調和システムの制御方法であって、
前記運転室の少なくとも室内環境条件を検出するステップと、
前記室内環境条件に基づいて前記環境改善装置の動作を制御するステップと、を備えた、制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、作業機械用空気調和システムおよびその制御方法に関する。
続きを表示(約 990 文字)
【背景技術】
【0002】
油圧ショベルなどの作業機械において運転室内の気圧を調整する技術が、特開2012-144928号公報(特許文献1)、特開2008-44564号公報(特許文献2)に開示されている。
【0003】
特許文献1では、運転室内と連通した吸気ボックス内の圧力上昇により減圧弁が自動的に開くことにより吸気ボックス内の空気が外部へ放出される。
【0004】
特許文献2では、吸気切換ダンパがエアコンユニットの操作スイッチで開度調整されることにより、内気と外気の吸込量が調整される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-144928号公報
特開2008-44564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
外気から導入される風量の大きさが変わると運転室内の圧力も変わる。外気から導入される風量が小さいと、運転室内の圧力が低く、シリカなどのオペレータにとって好ましくない物質が運転室内に侵入する。また外気から導入される風量が大きいと、運転室内の圧力が高くなりすぎて、オペレータの耳が痛くなる。
【0007】
本開示の目的は、運転室内の環境を改善可能な作業機械用空気調和システムおよびその制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の作業機械用空気調和システムは、運転室と、環境センサと、環境改善装置と、コントローラとを備える。環境センサは、運転室の少なくとも室内環境条件を検出する。環境改善装置は、運転室の室外から室内への外気の取込量を調整する。コントローラは、環境センサにより検出された室内環境条件に基づいて環境改善装置の動作を制御する。
【0009】
本開示の作業機械用空気調和システムの制御方法は、運転室と運転室の室外から室内への外気の取込量を調整する環境改善装置とを有し、以下のステップを備える。
【0010】
運転室の少なくとも室内環境条件が検出される。室内環境条件に基づいて環境改善装置の動作が制御される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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