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公開番号2024131679
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042094
出願日2023-03-16
発明の名称管理装置、管理方法および管理プログラム
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G05B 23/02 20060101AFI20240920BHJP(制御;調整)
要約【課題】複数ベンダが存在する混在環境で発生するメッセージを効率的に出力すること。
【解決手段】アラーム管理装置10は、アラームを出力するアラーム機器20の種別ごとに、同一の内容または類似する内容を示すアラームの各属性と、同一の内容または類似する内容を示す内部属性とを対応付けて保持し、アラーム機器20からアラームを受信した場合に、受信したアラームに含まれる属性に対応付けられる内部属性を取得し、アラームの属性を内部属性に変換した内部アラームを生成して出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
メッセージを出力する機器の種別ごとに、同一の内容または類似する内容を示すメッセージの各属性と、前記同一の内容または前記類似する内容を示す内部属性とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記機器からメッセージを受信した場合に、受信した前記メッセージに含まれる属性に対応付けられる前記内部属性を前記記憶部から取得し、前記メッセージの属性を前記内部属性に変換した内部メッセージを生成して出力する生成部と、
を備える管理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記メッセージは、システムまたは前記システムを構成するデバイスの異常を示すアラームであり、
前記記憶部は、
前記システムを構成する各デバイスから出力される前記アラームを収集する各ベンダの機器に対して、前記各ベンダによって設定される各アラームの属性と、前記各ベンダによって設定される前記各アラームの属性の統合させる前記内部属性とを対応付けて記憶し、
前記生成部は、
前記各ベンダの機器のうちのいずれのベンダの機器から前記アラームを受信した場合も、受信した前記アラームの属性を前記内部属性に変換した前記内部メッセージを生成して出力する、
請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記記憶部は、
前記機器の種別ごとに、前記各属性として各属性名と、前記内部属性として内部属性名とを対応付けて記憶し、
前記生成部は、
前記機器から前記メッセージを受信した場合に、受信した前記メッセージに含まれる属性名に対応付けられる前記内部属性名を前記記憶部から取得し、前記メッセージの属性名を前記内部属性名に変換した前記内部メッセージを生成して出力する、
請求項1に記載の管理装置。
【請求項4】
前記記憶部は、
前記機器の種別ごとに、前記各属性として各属性型と、前記内部属性として内部属性型とを対応付けて記憶し、
前記生成部は、
前記機器から前記メッセージを受信した場合に、受信した前記メッセージに含まれる属性型に対応付けられる前記内部属性型を前記記憶部から取得し、前記メッセージの属性型を前記内部属性型に変換した前記内部メッセージを生成して出力する、
請求項1に記載の管理装置。
【請求項5】
前記記憶部は、
前記機器の種別ごとに、前記各属性として各属性値と、前記内部属性として内部属性値とを対応付けて記憶し、
前記生成部は、
前記機器から前記メッセージを受信した場合に、受信した前記メッセージに含まれる属性値に対応付けられる前記内部属性値を前記記憶部から取得し、前記メッセージの属性値を前記内部属性値に変換した前記内部メッセージを生成して出力する、
請求項1に記載の管理装置。
【請求項6】
前記機器は、OPC UA(Open Platform Communications Unified Architecture)、またはOPC Classicに準拠する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の管理装置。
【請求項7】
前記メッセージは、プラントを制御するプラント制御システムまたは前記プラント制御システムを構成するプラント機器の異常を示すアラームである、
請求項1から5のいずれか1項に記載の管理装置。
【請求項8】
コンピュータが、
メッセージを出力する機器の種別ごとに、同一の内容または類似する内容を示すメッセージの各属性と、前記同一の内容または前記類似する内容を示す内部属性とを対応付けて保持し、
前記機器からメッセージを受信した場合に、受信した前記メッセージに含まれる属性に対応付けられる前記内部属性を取得し、前記メッセージの属性を前記内部属性に変換した内部メッセージを生成して出力する、
処理を実行する管理方法。
【請求項9】
コンピュータに、
メッセージを出力する機器の種別ごとに、同一の内容または類似する内容を示すメッセージの各属性と、前記同一の内容または前記類似する内容を示す内部属性とを対応付けて保持し、
前記機器からメッセージを受信した場合に、受信した前記メッセージに含まれる属性に対応付けられる前記内部属性を取得し、前記メッセージの属性を前記内部属性に変換した内部メッセージを生成して出力する、
処理を実行させる管理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管理装置、管理方法および管理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
プラント制御システムにおいて、標準規格であるOPC UA(Open Platform Communications Unified Architecture)への移行が進んでいるが、既存のシステムでは、OPC Classicも多く、複数の標準規格の混在環境が増加している。また、複数ベンダのOPC UAサーバが共存する環境も増加している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-177415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような混在環境において、プラント制御システムのオペレータ等は、プラント制御システムで発生する各種メッセージの属性を各ベンダが独自に定義していることから、メッセージの内容を迅速に把握することが難しい。上記の混在環境では、同じ意味をもつアラームの属性に対して、「重要度」、「AlarmPriority」、「Priority」等のようにベンダ定義属性が独自の名称で定義されているので、各アラームの属性をすべて表示しようとすると、アラームデータが大きくなり、またアラーム間で属性値を比較することも難しくなってしまう。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数ベンダが存在する混在環境で発生するメッセージを効率的に出力することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、メッセージを出力する機器の種別ごとに、同一の内容または類似する内容を示すメッセージの各属性と、前記同一の内容または前記類似する内容を示す内部属性とを対応付けて記憶する記憶部と、前記機器からメッセージを受信した場合に、受信した前記メッセージに含まれる属性に対応付けられる前記内部属性を前記記憶部から取得し、前記メッセージの属性を前記内部属性に変換した内部メッセージを生成して出力する生成部と、を備える管理装置を提供する。
【0007】
また、本発明は、コンピュータが、メッセージを出力する機器の種別ごとに、同一の内容または類似する内容を示すメッセージの各属性と、前記同一の内容または前記類似する内容を示す内部属性とを対応付けて保持し、前記機器からメッセージを受信した場合に、受信した前記メッセージに含まれる属性に対応付けられる前記内部属性を取得し、前記メッセージの属性を前記内部属性に変換した内部メッセージを生成して出力する、処理を実行する管理方法を提供する。
【0008】
また、本発明は、コンピュータに、メッセージを出力する機器の種別ごとに、同一の内容または類似する内容を示すメッセージの各属性と、前記同一の内容または前記類似する内容を示す内部属性とを対応付けて保持し、前記機器からメッセージを受信した場合に、受信した前記メッセージに含まれる属性に対応付けられる前記内部属性を取得し、前記メッセージの属性を前記内部属性に変換した内部メッセージを生成して出力する、処理を実行させる管理プログラムを提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数ベンダが存在する混在環境で発生するメッセージを効率的に出力することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係るアラーム管理システムの構成例および処理例を示す図である。
実施形態に係るアラーム管理システムの各装置の構成例を示すブロック図である。
実施形態に係るアラーム管理装置の属性名記憶部を示す図である。
実施形態に係るアラーム管理装置の属性値記憶部を示す図である。
実施形態に係るアラーム管理装置の内部アラーム記憶部を示す図である。
実施形態に係るアラーム属性統合処理の具体例を示す図である。
実施形態に係るアラーム管理システム全体の流れの一例を示すフローチャートである。
実施形態に係るアラーム管理システムのエンジニアリング内容受付処理の流れの一例を示すフローチャートである。
実施形態に係るアラーム管理システムのアラーム属性統合処理全体の流れの一例を示すフローチャートである。
実施形態に係るアラーム管理システムのアラーム通知処理全体の流れの一例を示すフローチャートである。
実施形態に係るハードウェア構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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