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公開番号2024131082
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041127
出願日2023-03-15
発明の名称建具
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E06B 9/04 20060101AFI20240920BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】外観品質の低下を抑制することができる建具を提供する。
【解決手段】建具は、上枠と下枠の間で障子及び雨戸をスライド可能に支持する建具であって、前記下枠は、前記障子が走行する下レールと、前記下レールよりも室外側に設けられ、前記雨戸が走行する溝部と、を有し、前記上枠は、前記障子の上端部をスライド可能に支持する上レールと、前記上レールよりも室外側に設けられ、前記雨戸の上端部がスライド可能に挿入される下向きの開口溝と、を有し、前記開口溝内には、前記雨戸の上端部が該開口溝から外れることを防ぐ外れ止め部品が設けられ、前記外れ止め部品は、前記開口溝の底面に対して突き当てられるねじを用いて前記上枠に固定され、前記上枠は、前記開口溝の底面の裏側に位置する外面のうち、少なくとも前記ねじと上下にオーバーラップする領域に凹凸形状部を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
上枠と下枠の間で障子及び雨戸をスライド可能に支持する建具であって、
前記下枠は、前記障子が走行する下レールと、前記下レールよりも室外側に設けられ、前記雨戸が走行する溝部と、を有し、
前記上枠は、前記障子の上端部をスライド可能に支持する上レールと、前記上レールよりも室外側に設けられ、前記雨戸の上端部がスライド可能に挿入される下向きの開口溝と、を有し、
前記開口溝内には、前記雨戸の上端部が該開口溝から外れることを防ぐ外れ止め部品が設けられ、
前記外れ止め部品は、前記開口溝の底面に対して突き当てられるねじを用いて前記上枠に固定され、
前記上枠は、前記開口溝の底面の裏側に位置する外面のうち、少なくとも前記ねじと上下にオーバーラップする領域に凹凸形状部を有する
ことを特徴とする建具。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
請求項1に記載の建具であって、
前記凹凸形状部は、前記上枠の外面の長手方向に沿って延在している
ことを特徴とする建具。
【請求項3】
請求項2に記載の建具であって、
前記凹凸形状部は、前記外面の見込み方向に沿って並んだ複数の筋で形成されている
ことを特徴とする建具。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の建具であって、
前記上枠は、金属材料を押出成形した押出形材で構成され、
前記凹凸形状部は、前記押出成形時に一体成形されたものである
ことを特徴とする建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、雨戸を走行可能に支持する建具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
住宅等の窓に用いる建具には、上枠と下枠との間で障子をスライド可能に支持した引違い窓や片引き窓等の建具がある。例えば特許文献1には、引違い窓の建具において、障子の室外側に雨戸を設けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭54-056949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通常、雨戸はケンドン式で上枠と下枠の間に取り付けられるため、雨戸の上端部とこれがスライド可能に挿入される上枠の開口溝との間には広い隙間を設ける必要がある。そこで、上記特許文献1の上枠は、この隙間を埋め、雨戸の上端部が開口溝から外れることを防ぐための外れ止め装置を設置している。
【0005】
ところで、上記特許文献1の外れ止め装置は、上枠の開口溝の底面に対して突き当てられたねじを用いて施工現場で固定される。このため、ねじの締め付けトルクが過大である場合等には、ねじ当接面の裏側にある上枠の外面(意匠面)に変形や白ぼけ等と呼ばれる変色を生じ、建具の外観品質を損なう懸念があることが分かってきた。
【0006】
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、外観品質の低下を抑制することができる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る建具は、上枠と下枠の間で障子及び雨戸をスライド可能に支持する建具であって、前記下枠は、前記障子が走行する下レールと、前記下レールよりも室外側に設けられ、前記雨戸が走行する溝部と、を有し、前記上枠は、前記障子の上端部をスライド可能に支持する上レールと、前記上レールよりも室外側に設けられ、前記雨戸の上端部がスライド可能に挿入される下向きの開口溝と、を有し、前記開口溝内には、前記雨戸の上端部が該開口溝から外れることを防ぐ外れ止め部品が設けられ、前記外れ止め部品は、前記開口溝の底面に対して突き当てられるねじを用いて前記上枠に固定され、前記上枠は、前記開口溝の底面の裏側に位置する外面のうち、少なくとも前記ねじと上下にオーバーラップする領域に凹凸形状部を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の上記態様によれば、外観品質の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る建具の縦断面図である。
図1に示す建具の横断面図である。
下枠の一部を拡大した平面図である。
下枠の一部を拡大した正面図である。
下枠の縦断面図である。
上枠の一部を拡大した斜視図である。
上枠の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る建具について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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