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公開番号2024130965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040951
出願日2023-03-15
発明の名称車両用灯具
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 45/47 20180101AFI20240920BHJP(照明)
要約【課題】薄型化と放熱性向上を両立可能な車両用灯具を提供すること。
【解決手段】車両用灯具は、第1領域と第2領域とを有する基台と、前記基台の第1領域の上に配置された発光装置と、前記基台の第1領域の上に配置され、前記発光装置からの光を反射するリフレクタと、前記基台の第2領域に接続され、前記基台の法線方向において、前記基台における前記リフレクタが配置された側に延びる第1フィンと、を有し、前記第1領域と前記第2領域とが並ぶ方向における前記第1フィンの長さは、前記基台の法線方向において、前記第2領域における前記基台の上面に対する前記第1フィンの高さよりも長い。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1領域と第2領域とを有する基台と、
前記基台の第1領域の上に配置された発光装置と、
前記基台の第1領域の上に配置され、前記発光装置からの光を反射するリフレクタと、
前記基台の第2領域に接続され、前記基台の法線方向において、前記基台における前記リフレクタが配置された側に延びる第1フィンと、を有し、
前記第1領域と前記第2領域とが並ぶ方向における前記第1フィンの長さは、前記基台の法線方向において、前記第2領域における前記基台の上面に対する前記第1フィンの高さよりも長い、車両用灯具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記基台の法線方向、および前記第1領域と前記第2領域とが並ぶ方向のそれぞれに対して直交する方向に並ぶ複数の前記第1フィンを有し、
前記基台は、前記第2領域において、隣り合う前記第1フィン同士の間に開口を有する、請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記基台は、前記第2領域の端部で繋がっている、請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
複数の前記第1フィンを含む断面において、前記基台の法線方向に対して垂直な方向における前記第1フィンの下側に位置する前記基台の前記第2領域の幅は、前記基台の法線方向に対して垂直な方向における前記第1フィンの幅よりも大きい、請求項3に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記基台の法線方向、および前記第1領域と前記第2領域とが並ぶ方向のそれぞれに対して直交する方向において、前記開口の最小幅の長さは、隣り合う前記第1フィン同士の最小間隔の長さよりも短い、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記基台の法線方向において、前記第1領域における前記基台の上面に対する前記第1フィンの高さは、前記第1領域における前記基台の上面に対する前記リフレクタの最大高さ以下である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用灯具。
【請求項7】
前記第2領域の厚さは、前記第1領域の厚さよりも厚い、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用灯具。
【請求項8】
前記第2領域に接続され、前記基台の法線方向において、前記基台における前記リフレクタが配置された側とは反対側に延びる第2フィンをさらに有し、
前記基台の法線方向において、前記第2領域における前記基台の上面に対する前記第1フィンの高さは、前記第2領域における前記基台の下面に対する前記第2フィンの高さ以上である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用灯具。
【請求項9】
前記リフレクタで反射された光の一部を遮る遮光部材と、
前記遮光部材で遮られずに通過した光を透過するレンズと、
前記レンズを保持する保持部材と、を有し、
前記基台の法線方向において、前記第1領域における前記基台の下面に対する前記第2フィンの高さは、前記第1領域における前記基台の下面に対する前記保持部材の最大高さ以下である、請求項8に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を有する車両用灯具が知られている。また特許文献1には、灯具ユニットとして、発光素子と、投影レンズと、発光素子と投影レンズとの間の光路を含む空間の周囲に配置され、発光素子が発する熱を灯具ユニットの外部へ放熱する放熱部材と、を備える構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-56797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1は、車両用灯具等の灯具ユニットを薄型化することについて開示していない。
【0005】
本開示に係る実施形態は、薄型化と放熱性向上を両立可能な車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る車両用灯具は、第1領域と第2領域とを有する基台と、前記基台の第1領域の上に配置された発光装置と、前記基台の第1領域の上に配置され、前記発光装置からの光を反射するリフレクタと、前記基台の第2領域に接続され、前記基台の法線方向において、前記基台における前記リフレクタが配置された側に延びる第1フィンと、を有し、前記第1領域と前記第2領域とが並ぶ方向における前記第1フィンの長さは、前記基台の法線方向において、前記第2領域における前記基台の上面に対する前記第1フィンの高さよりも長い。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る実施形態によれば、薄型化と放熱性向上を両立可能な車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る車両用灯具の一例を示す斜視図である。
実施形態に係る車両用灯具における基台、発光装置、リフレクタおよびレンズを含む断面図である。
実施形態に係る車両用灯具における基台、第1フィンおよびリフレクタを含む上面図である。
実施形態に係る車両用灯具における基台および第2フィンを含む下面図である。
実施形態に係る車両用灯具における基台、第1フィン、第2フィンおよびリフレクタを含む背面図である。
図3におけるVI-VI線の断面図である。
図6における領域VIIIの拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態に係る車両用灯具について図面を参照しながら詳細に説明する。但し、以下に示す形態は、本開示の技術思想を具現化するための車両用灯具を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本開示の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。断面図として、切断面のみを示す端面図を用いる場合がある。
【0010】
各図面において、方向表現として、X軸、Y軸およびZ軸を有する直交座標を用いる。X軸、Y軸およびZ軸は、互いに直交する。Z軸に沿うZ方向は、実施形態に係る車両用灯具が備える基台の法線方向に沿う方向を示すものとする。Y軸に沿うY方向は、上記基台が有する第1領域と第2領域とが並ぶ方向を示すものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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