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公開番号2024129887
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023039257
出願日2023-03-14
発明の名称内燃機関
出願人三菱自動車工業株式会社
代理人ケー・ティー・アンド・エス弁理士法人
主分類F02B 23/06 20060101AFI20240920BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】噴霧と空気の混合を促進しやすい内燃機関を提供する。
【解決手段】内燃機関は、シリンダヘッドと、ピストンの頂面に形成され、シリンダヘッドとの間に燃焼室を形成するキャビティと、を備え、キャビティは、ピストンの頂面中央部に配置される第1面と、第1面の周囲に配置され、第1面よりもシリンダヘッド側に配置される第2面と、第2面に設けられ第1面側に向けて凹んだ溝部と、溝部のシリンダヘッド側を覆い、溝部内に形成される第1空間と、溝部の上部に形成される第2空間とを隔てる蓋部を有し、蓋部は、第1空間と第2空間とを接続するスリットを含む。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
シリンダヘッドと、
ピストンの頂面に形成され、前記シリンダヘッドとの間に燃焼室を形成するキャビティと、
を備え、
前記キャビティは、
前記ピストンの頂面の中央部に配置される第1面と、
前記第1面の周囲に配置され、前記第1面よりも前記シリンダヘッド側に配置される第2面と、
前記第2面に設けられ前記第1面側に向けて凹んだ溝部と、
前記溝部の前記シリンダヘッド側を覆い、前記溝部内に形成される第1空間と前記溝部の上部に形成される第2空間とを隔てる蓋部と、
を有し、
前記蓋部は、前記第1空間と前記第2空間とを接続するスリットを含む、
内燃機関。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記キャビティは、前記溝部の内壁から前記スリットに向けて延びる曲部を有する、
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項3】
前記スリットは、前記ピストンの径方向に向けて幅が変化する、
請求項1に記載の内燃機関。
【請求項4】
前記スリットは、前記ピストンの前記中央部側と前記ピストンの外周側とで幅が異なる、
請求項1から3のいずれか1項に記載の内燃機関。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、内燃機関に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ピストンの頂面にキャビティを有する内燃機関が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、2段構造のキャビティを有する内燃機関を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019―199825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、上段と下段の間の壁に噴霧を当て、ピストン頂面の中央部分と外周部分に噴霧が拡散するキャビティを開示している。このようなキャビティの場合、頂面の中央部分の噴霧が多すぎる場合もある。
【0005】
本開示の課題は、噴霧と空気の混合を促進しやすい内燃機関を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る内燃機関は、シリンダヘッドと、ピストンの頂面に形成され、前記シリンダヘッドとの間に燃焼室を形成するキャビティと、を備え、前記キャビティは、前記ピストンの頂面中央部に配置される第1面と、前記第1面の周囲に配置され、前記第1面よりも前記シリンダヘッド側に配置される第2面と、前記第2面に設けられ前記第1面側に向けて凹んだ溝部と、前記溝部の前記シリンダヘッド側を覆い、前記溝部内に形成される第1空間と前記溝部の上部に形成される第2空間とを隔てる蓋部を有し、前記蓋部は、前記第1空間と前記第2空間とを接続するスリットを含む。
【0007】
この内燃機関によれば、圧縮行程においてスリットから空気が入り、溝部内で混合が促進されやすい。さらに、膨張行程において火炎を含む混合気がスリットから出て、ピストン周縁近傍の混合が促進されやすい。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、噴霧と空気の混合を促進しやすい内燃機関を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態による内燃機関の断面図。
本開示の実施形態による内燃機関のピストンの上面図。
図1のA-A断面図。
図1のB-B断面図。
図1のC-C断面図。
図3のD-D断面図。
図4における、混合気の流動を示す概略図。
図5および図6における、混合気の流動を示す概略図。
本開示の第2実施形態による蓋部の形状を示す図。
本開示の第2実施形態による溝部および蓋部形状を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1実施形態>
以下、本開示の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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