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公開番号2024132464
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043233
出願日2023-03-17
発明の名称エンジンシステム
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人いくみ特許事務所
主分類F02D 13/02 20060101AFI20240920BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】燃費の向上、および、排出ガスに含まれる有害成分の低減を図ることができながら、エンジンの回転数の変動量が第1閾値を超えた場合に、増幅したエンジンの回転数の変動量を収束させることができるエンジンシステムを提供する。
【解決手段】
エンジンシステム1は、エンジン2と、エンジン2の吸気バルブ22の開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構3と、制御装置6とを備える。制御装置6は、アクセル開度が一定値以上である状態でエンジン2に対する要求トルクに応じて可変バルブタイミング機構3を作動させた後、エンジン2の回転数の変動量ΔRが第1閾値ΔR1を超えた場合、エンジン2の回転数の変動量ΔRが第2閾値ΔR2以下になるまで、可変バルブタイミング機構3を作動させない。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンと、
前記エンジンの吸気バルブの開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構と、
制御装置と
を備え、
前記制御装置は、
アクセル開度が一定値以上である状態で前記エンジンに対する要求トルクに応じて前記可変バルブタイミング機構を作動させた後、前記エンジンの回転数の変動量が第1閾値を超えた場合、前記エンジンの回転数の変動量が第2閾値以下になるまで、前記可変バルブタイミング機構を作動させない、エンジンシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンシステムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、吸気バルブのリフト量を変更するバルブリフト量変更装置と、吸気バルブの開閉タイミングをシフトさせる開閉タイミングシフト装置とを備え、エアコンディショナがオンである場合に、エアコンディショナをオフに切り替えなければ、バルブリフト量変更装置および開閉タイミングシフト装置を作動させることができない、内燃機関の制御装置が知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-188473号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されるような制御では、エアコンディショナをオンにしたままでは、バルブリフト量変更装置および開閉タイミングシフト装置を作動させることができないので、燃費の向上、および、排出ガスに含まれる有害成分の低減を図ることが困難である。
【0005】
本発明の目的は、燃費の向上、および、排出ガスに含まれる有害成分の低減を図ることができながら、エンジンの回転数の変動量が第1閾値を超えた場合に、増幅したエンジンの回転数の変動量を収束させることができるエンジンシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明[1]は、エンジンと、前記エンジンの吸気バルブの開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構と、制御装置とを備え、前記制御装置が、アクセル開度が一定値以上である状態で前記エンジンに対する要求トルクに応じて前記可変バルブタイミング機構を作動させた後、前記エンジンの回転数の変動量が第1閾値を超えた場合、前記エンジンの回転数の変動量が第2閾値以下になるまで、前記可変バルブタイミング機構を作動させない、エンジンシステムを含む。
【0007】
このような構成によれば、エンジンの回転数の変動量が第1閾値を超えた場合、エンジンの回転数の変動量が第2閾値以下になるまで、可変バルブタイミング機構を作動させない。
【0008】
そのため、エンジンの回転数の変動量が第1閾値を超えるまでは、アクセル開度が一定値以上である状態で、エンジンに対する要求トルクに応じて可変バルブタイミング機構を作動させ続ける。
【0009】
これにより、エンジンの回転数の変動量が第1閾値を超えるまで、可変バルブタイミング機構により、燃費の向上、排出ガスに含まれる有害成分(炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO))の低減を図ることができる。
【0010】
また、アクセル開度が一定値以上である状態で可変バルブタイミング機構を作動させた結果、エンジンの回転数の変動量が第1閾値を超えた場合には、エンジンの回転数の変動量が第2閾値以下になるまで可変バルブタイミング機構を作動させないことにより、増幅したエンジンの回転数の変動量を収束させることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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