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公開番号2024127595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036845
出願日2023-03-09
発明の名称車両の制御方法及び車両の制御装置
出願人日産自動車株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類F02D 29/02 20060101AFI20240912BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】停車状態でないにもかかわらずエンジン自動停止を防止することを目的とする。
【解決手段】
エンジン20の駆動力を利用して走行する車両1に搭載され、車両1の制御を行う車両1の制御装置10に適用される。車両1の制御装置10は、車速を検出する車速検出部21と、車速検出部21が停車状態であることを検出した場合に、検出から所定時間経過後にエンジン自動停止を行うエンジン自動停止部140と、を備え、車速検出部21が故障であると検出した場合は、エンジン自動停止部140によるエンジン自動停止を禁止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンの駆動力を利用して走行する車両に搭載され、前記車両の制御を行う車両の制御方法であって、
車速を検出する車速検出部と、
前記車速検出部の検出結果により前記車両が停車状態であることを判定した場合に、前記判定から所定時間が経過した後にエンジン自動停止を行うエンジン自動停止部と、
を備え、
前記車速検出部の故障を検出した場合は、前記エンジン自動停止部による前記エンジン自動停止を禁止する、
車両の制御方法。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両の制御方法であって、
運転者に対して報知を行う報知部を備え、
前記エンジン自動停止を禁止する場合は、前記エンジン自動停止を行わない旨の報知を行う、
車両の制御方法。
【請求項3】
請求項1に記載の車両の制御方法であって、
前記車両が駐車状態であることを検出する駐車状態検出部を備え、
前記車両が停車状態の後駐車状態となった場合に、当該検出から前記所定時間が経過した後に前記エンジン自動停止を行い、
前記車速検出部の故障を検出した場合は、前記車両が駐車状態であるか否かにかかわらず、前記エンジン自動停止部による前記エンジン自動停止を禁止する、
車両の制御方法。
【請求項4】
請求項2に記載の車両の制御方法であって、
前記エンジン自動停止を行う前記所定時間よりも前に、前記エンジン自動停止を行う旨を報知し、
前記車速検出部の故障を検出した場合は、前記エンジン自動停止を行う旨の報知に代えて前記エンジン自動停止を行わない旨の報知を行う、
車両の制御方法。
【請求項5】
請求項2に記載の車両の制御方法であって、
前記車両の運転者側ドアの開閉を検出するドア開閉検出部を備え、
前記エンジン自動停止が禁止された場合は、前記運転者側ドアが開かれたことを検出したときに、前記エンジン自動停止を行わない旨の報知を行う、
車両の制御方法。
【請求項6】
請求項5に記載の車両の制御方法であって、
前記エンジン自動停止が禁止された場合は、前記運転者側ドアが開かれる前とドアが開かれる後とで、報知態様が変更される、
車両の制御方法。
【請求項7】
請求項6に記載の車両の制御方法であって、
前記エンジン自動停止が禁止された場合は、前記運転者側ドアが開かれる前の前記報知態様の報知レベルよりも、前記運転者側ドアが開かれた後の前記報知態様の報知レベルを高くする、
車両の制御方法。
【請求項8】
請求項2に記載の車両の制御方法であって、
前記報知部は、前記車両の運転席に備えられる表示装置として構成され、
前記表示装置に、前記エンジン自動停止を行う旨の報知、及び/又は、前記エンジン自動停止を行わない旨の報知を表示する、
車両の制御方法。
【請求項9】
請求項8に記載の車両の制御方法であって、
前記エンジン自動停止を行う旨の報知態様の報知レベルよりも、前記エンジン自動停止を行わない旨の報知態様の報知レベルを高くする、
車両の制御方法。
【請求項10】
請求項8に記載の車両の制御方法であって、
前記エンジン自動停止を行わない旨の文章を表示する、
車両の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御方法及び車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、エンジンにより駆動される車両において、停車状態で一定時間以上アイドル運転状態にある場合に、事前にエンジン停止警報を発してからエンジンを停止させるエンジンのアイドル運転停止装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-97065号公報
【発明の概要】
【0004】
特許文献1に記載のものは、車速を検出する車速センサにより停止状態であることを判断する。このため、車速センサが故障した場合、停車状態を正しく判断できないことにより、停車状態でないにもかかわらずエンジンを自動停止させてしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、停車状態でないにもかかわらずエンジンが自動停止することを防止できる車両の制御方法及び制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
本発明のある態様は、エンジンの駆動力を利用して走行する車両に搭載され、車両の制御を行う車両の制御装置に適用される。この車両の制御装置は、車速を検出する車速検出部と、車速検出部が停車状態であることを検出した場合に、検出から所定時間経過後にエンジン自動停止を行うエンジン自動停止部と、を備える。車速検出部が故障であると検出した場合は、エンジン自動停止部によるエンジン自動停止を禁止する。
【0007】
本発明によれば、車速を検出する車速検出部が故障した場合にはエンジン自動停止を禁止するので、停車状態でないにもかかわらずエンジンが自動停止することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態の車両の制御装置の構成ブロック図である。
図2は、制御装置が行う処理のフローチャートである。
図3は、制御装置が行う処理のタイムチャートである。
図4は、制御装置が行う処理のタイムチャートである。
図5Aは、報知部における報知の一例の説明図である。
図5Bは、報知部における報知の一例の説明図である。
図5Cは、報知部における報知の一例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る車両1の制御装置10の説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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