TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024127252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036278
出願日2023-03-09
発明の名称エンジン構造
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人弁理士法人創光国際特許事務所,個人,個人,個人,個人
主分類F02F 1/00 20060101AFI20240912BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】ディーゼルエンジンの熱効率を向上させることができるエンジン構造を提供する。
【解決手段】このエンジン構造S100は、シリンダボア11が形成されたシリンダブロック10と、シリンダボア11内に設けられたピストン20と、シリンダボア11を塞ぐようにシリンダブロック10の上部に設けられたシリンダヘッド30と、シリンダボア11の上端側に挿入され、シリンダボア11の直径よりも小さな内径を有するリング40と、を備え、リング40の内周面に、ピストン20の外周面と接触して摩耗する第1アブレーダブル層51が形成されている。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
シリンダボアが形成されたシリンダブロックと、
前記シリンダボア内に設けられたピストンと、
前記シリンダボアを塞ぐように前記シリンダブロックの上部に設けられたシリンダヘッドと、
前記シリンダボアの上端側に挿入され、前記シリンダボアの直径よりも小さな内径を有するリングと、
を備え、
前記リングの内周面に、前記ピストンの外周面と接触して摩耗する第1アブレーダブル層が形成されている、
エンジン構造。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記シリンダボアの内周面のうち、前記リングの直下の領域に第2アブレーダブル層が形成されている、
請求項1に記載のエンジン構造。
【請求項3】
前記シリンダヘッドのうち前記シリンダボアを覆う円形領域の少なくとも一部に第3アブレーダブル層が形成されている、
請求項1又は2に記載のエンジン構造。
【請求項4】
前記円形領域には、
燃料を噴射する燃料噴射部材と、
複数のバルブと、
が設けられており、
前記第3アブレーダブル層は、前記燃料噴射部材と前記複数のバルブよりも外側のリング状の領域に形成されている、
請求項3に記載のエンジン構造。
【請求項5】
前記第1アブレーダブル層の硬度は、前記ピストンの硬度よりも低い、
請求項1に記載のエンジン構造。
【請求項6】
シリンダボアが形成されたシリンダブロックと、
前記シリンダボア内に設けられたピストンと、
前記シリンダボアを塞ぐように前記シリンダブロックの上部に設けられたシリンダヘッドと、
を備え、
前記シリンダボアの上端側の部分は、前記シリンダボアの下端側の部分よりも直径が小さく、
前記シリンダボアは、前記シリンダボアの上端側の部分の内周面に、前記ピストンよりも硬度が低いアブレーダブル層を有する、
エンジン構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジン構造に関する。
続きを表示(約 930 文字)【背景技術】
【0002】
ディーゼルエンジンのピストンは、頂面にキャビティと呼ばれる凹部が形成されている。キャビティは燃焼室の一部を形成し、燃料はこの燃焼室の内部に噴射される(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-89411号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ディーゼルエンジンの熱効率を向上させるためには、燃焼室に連通する無駄な容積を低減することが好ましく、特許文献1の構成はこの点で改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ディーゼルエンジンの熱効率を向上させることができるエンジン構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のエンジン構造は、シリンダボアが形成されたシリンダブロックと、前記シリンダボア内に設けられたピストンと、前記シリンダボアを塞ぐように前記シリンダブロックの上部に設けられたシリンダヘッドと、前記シリンダボアの上端側に挿入され、前記シリンダボアの直径よりも小さな内径を有するリングと、を備え、前記リングの内周面に、前記ピストンの外周面と接触して摩耗する第1アブレーダブル層が形成されている。
【0007】
前記シリンダボアの内周面のうち、前記リングの直下の領域に第2アブレーダブル層が形成されていてもよい。
【0008】
前記シリンダヘッドのうち前記シリンダボアを覆う円形領域の少なくとも一部に第3アブレーダブル層が形成されていてもよい。
【0009】
前記円形領域には、燃料を噴射する燃料噴射部材と、複数のバルブと、が設けられており、前記第3アブレーダブル層は、前記燃料噴射部材と前記複数のバルブよりも外側のリング状の領域に形成されていてもよい。
【0010】
前記第1アブレーダブル層の硬度は、前記ピストンの硬度よりも低くてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
車のエンジンの設置のあり方
2日前
スズキ株式会社
車両の制御装置
15日前
マツダ株式会社
ピストン
24日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
空燃比制御装置
24日前
スズキ株式会社
エンジン
今日
スズキ株式会社
エンジン
今日
マツダ株式会社
カム切替制御装置
22日前
マツダ株式会社
カム切替制御装置
22日前
株式会社やまびこ
エンジン制御用電磁弁
1日前
株式会社三五
遮熱カバーの排油構造
今日
株式会社デンソー
電子制御装置
11日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
23日前
ライズピットカンパニー株式会社
ガスエンジン
11日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関制御装置
1日前
株式会社Willbe
ガバナ装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
24日前
株式会社アイシン
弁開閉時期制御装置
8日前
ニコ精密機器株式会社
気体燃料インジェクタ
17日前
ニコ精密機器株式会社
気体燃料インジェクタ
17日前
トヨタ自動車株式会社
燃焼トルクの算出装置
23日前
三菱自動車工業株式会社
車両
8日前
株式会社豊田自動織機
内燃機関
17日前
三菱自動車工業株式会社
内燃機関
17日前
三菱自動車工業株式会社
内燃機関
24日前
川崎重工業株式会社
エンジンシステム
11日前
三菱自動車工業株式会社
内燃機関
24日前
スズキ株式会社
バイフューエル車両
18日前
愛三工業株式会社
排ガス浄化装置
1日前
三菱重工業株式会社
絞り機構、および、圧縮機
17日前
トヨタ自動車株式会社
排気浄化装置の取り外し判定装置
7日前
ダイハツ工業株式会社
エンジンシステム
21日前
北越工業株式会社
防音型作業機の冷却風流路
11日前
株式会社SUBARU
エンジン制御装置
22日前
株式会社SUBARU
エンジンシステム
22日前
株式会社パイオラックス
燃料タンク用弁装置
11日前
続きを見る