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公開番号2024127222
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036226
出願日2023-03-09
発明の名称ディーゼルエンジン
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人弁理士法人創光国際特許事務所,個人,個人,個人,個人
主分類F02B 23/06 20060101AFI20240912BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】燃焼の促進及び後燃えの低減を図る。
【解決手段】ディーゼルエンジンS100は、シリンダボア11が形成されたシリンダブロック10と、シリンダブロック10に取り付けられシリンダボア11を塞ぐシリンダヘッド20と、シリンダボア11内において往復移動可能に設けられたピストン30と、シリンダボア11の軸方向に対して所定の角度に傾斜した噴霧中心軸Axに沿う方向に燃料を噴射する燃料噴射ノズル40と、シリンダヘッド20の内面21に形成され燃料の進行方向を変化させるガイド突起50であって、内面21から最も突出した頂部が噴霧中心軸Axに接しない高さとなるように設けられたガイド突起50とを備える。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
シリンダボアが形成されたシリンダブロックと、
前記シリンダブロックに取り付けられ前記シリンダボアを塞ぐシリンダヘッドと、
前記シリンダボア内において往復移動可能に設けられたピストンと、
シリンダボアの軸方向に対して所定の角度に傾斜した噴霧中心軸に沿う方向に燃料を噴射する燃料噴射ノズルと、
前記シリンダヘッドの内面に形成され前記燃料の進行方向を変化させるガイド突起であって、前記内面から最も突出した頂部が前記噴霧中心軸に接しない高さとなるように設けられたガイド突起と、
を備える、ディーゼルエンジン。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記ガイド突起の断面形状は、角部を有することなく湾曲した輪郭を有する、
請求項1に記載のディーゼルエンジン。
【請求項3】
前記ガイド突起の断面形状は、前記燃料噴射ノズルから遠い側に設けられ、前記燃料の進行方向に沿って延びる延長部を有する、
請求項1又は2に記載のディーゼルエンジン。
【請求項4】
前記ガイド突起は、
前記シリンダヘッドの前記内面の正面視において、前記燃料噴射ノズルを囲むリング形状である、
請求項1又は2に記載のディーゼルエンジン。
【請求項5】
前記ガイド突起の断面形状は、
前記リング形状の周方向に沿う切断線における断面視において、前記噴霧中心軸が通過する水平方向の基準面と前記ガイド突起の上面との間の距離が、前記噴霧中心軸から前記周方向に離れるにつれて徐々に増加する形状である、
請求項4に記載のディーゼルエンジン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ディーゼルエンジンに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、燃料噴射ノズルから噴射された燃料を、ピストン側に向ける突起がシリンダヘッドの壁面に形成された構成が開示さている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公平7-23537号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の構成では、燃料を燃焼室内に十分に拡散させることができず、燃焼の促進及び後燃えの低減の点で改善の余地があった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、燃焼の促進及び後燃えの低減を図ることができるディーゼルエンジンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態のディーゼルエンジンは、シリンダボアが形成されたシリンダブロックと、前記シリンダブロックに取り付けられ前記シリンダボアを塞ぐシリンダヘッドと、前記シリンダボア内において往復移動可能に設けられたピストンと、シリンダボアの軸方向に対して所定の角度に傾斜した噴霧中心軸に沿う方向に燃料を噴射する燃料噴射ノズルと、前記シリンダヘッドの内面に形成され前記燃料の進行方向を変化させるガイド突起であって、前記内面から最も突出した頂部が前記噴霧中心軸に接しない高さとなるように設けられたガイド突起と、を備える。
【0007】
前記ガイド突起の断面形状は、角部を有することなく湾曲した輪郭を有していてもよい。
【0008】
前記ガイド突起の断面形状は、前記燃料噴射ノズルから遠い側に設けられ、前記燃料の進行方向に沿って延びる延長部を有していてもよい。
【0009】
前記ガイド突起は、前記シリンダヘッドの前記内面の正面視において、前記燃料噴射ノズルを囲むリング形状であってもよい。
【0010】
前記ガイド突起の断面形状は、前記リング形状の周方向に沿う切断線における断面視において、前記噴霧中心軸が通過する水平方向の基準面と前記ガイド突起の上面との間の距離が、前記噴霧中心軸から前記周方向に離れるにつれて徐々に増加する形状であってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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