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公開番号2024128106
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2024112974,2020107205
出願日2024-07-12,2020-06-22
発明の名称点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類H04N 19/597 20140101AFI20240912BHJP(電気通信技術)
要約【課題】指定された点数以下の点数となるように、出力点数を制限したスケーラブル復号を実施すること。
【解決手段】本発明に係る点群復号装置200は、8分木構造の各層の点数或いは8分木構造の各層の点数の差分を復号するように構成されている幾何情報復号部2010を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
点群復号装置であって、
8分木構造の各層の点数或いは前記8分木構造の各層の点数の差分を復号するように構成されている幾何情報復号部を備えることを特徴とする点群復号装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
入力パラメータとして与えられる出力最大点数を超えないように、前記点数或いは前記差分値に基づいて、スケーラブル復号を行う層の数を決定するように構成されているツリー合成部を備えることを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項3】
入力パラメータとして与えられる比率を超えないように、前記点数或いは前記差分値に基づいて、スケーラブル復号を行う層の数を決定するように構成されているツリー合成部を備えることを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項4】
点群復号装置であって、
8分木構造の各層の点数或いは前記8分木構造の各層の点数の差分を復号するように構成されている幾何情報復号部を備え、
前記幾何情報復号部は、シンタックスとして規定されるm(mは、1以上の整数)を復号し、最初のm層の点数或いは点数の差分については記録しないように構成されていることを特徴とする点群復号装置
【請求項5】
点群復号装置であって、
入力される層のm(mは、1以上の整数)層下の層まで、スケーラブル復号を行うように構成されているツリー合成部と、
(m+1)層の幾何情報に基づいて、LoD(Level of Detail)を算出するように構成されているLoD算出部とを備えることを特徴とする点群復号装置。
【請求項6】
8分木構造の各層の点数或いは前記8分木構造の各層の点数の差分を復号する工程を有することを特徴とする点群復号方法。
【請求項7】
点群復号装置で用いるプログラムであって、コンピュータに、
8分木構造の各層の点数或いは前記8分木構造の各層の点数の差分を復号する工程を実行させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、点群復号装置、点群復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1及び非特許文献2では、再帰的に実施された8分木(Octree)分割により圧縮された点群の3D位置(Geometry)情報を復号する技術及び必要に応じて復号された点群位置に対応する点の属性(Attribute)情報を復号する技術が開示されている。
【0003】
また、非特許文献3では、非特許文献1及び非特許文献2の中の1つの機能として、図13に示すように、Octree構造を中間解像度までのみ復号することによって、スケーラブルに解像度の異なる点群を復号(デコード)するスケーラブル復号技術が開示されている。
【0004】
かかるスケーラブル復号技術により、全てのビットストリームを復号することなく、低解像度の点群をスケーラブルに復号することができ、サムネイル等の用途で用いることができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
Text of ISO/IEC 23090-9 DIS Geometry-based PCC w19088
G-PCC codec description v6、ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 w19091
Spatial scalability support for G-PCC、ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 m47352
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一般に、例えば、自由視点映像技術等で生成した点群を視聴するビューアのようなアプリケーションを考えた際に、計算機資源に乏しい端末上では、入力される点数が多すぎるとリアルタイムレンダリングができなくなる。
【0007】
そこで、リアルタイムレンダリングを実施するために、非特許文献3に開示されているスケーラブル復号機能で復号後の点数を一定以下になるように抑えたいケースが存在する。
【0008】
しかしながら、非特許文献1に記載の仕様では、非特許文献3に開示されているスケーラブル復号を実施する際には、Octree構造の上位n層を復号することはできても、上から(n+1)層目の点数については復号するまで知ることができないことから、所定の点数に収まるように復号を行うことができないという問題点があった。
【0009】
この点、(n+1)層目を復号すれば点数を知ることができるが、(n+1)層目を復号することは処理負荷の面で課題が大きいという問題点があった。
【0010】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、指定された点数以下の点数となるように、出力点数を制限したスケーラブル復号を実施することができる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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