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公開番号
2024127766
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2024014500
出願日
2024-02-01
発明の名称
野菜収穫機
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01D
17/00 20060101AFI20240912BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】搬送装置による搬送中の野菜の高さ位置を揃えるための位置揃え装置を備えた構成において、位置揃え装置、および位置揃え装置の周囲に設けられ野菜に作用する装置に対する動力の伝達機構を簡単な構成とすることができる野菜収穫機を提供する。
【解決手段】ニンニク2を土壌から引き抜いて収穫する野菜収穫機であって、土壌からニンニク2を引き抜き、引き抜いたニンニク2の茎葉部2bを挟持しながら後上方に向けて搬送する引抜搬送装置24と、対向側をニンニク2の搬送方向側に移動させる向きに回動する左右一対の肩揃えチェーン71を有し、引抜搬送装置24により搬送されているニンニク2の鱗茎部2aの高さ位置を揃える肩揃え装置25と、肩揃えチェーン71から動力を取り出す動力取出機構130と、を備えた。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
野菜を土壌から引き抜いて収穫する野菜収穫機であって、
土壌から野菜を引き抜き、引き抜いた野菜の茎葉部を挟持しながら後上方に向けて搬送する引抜搬送装置と、
対向側を野菜の搬送方向側に移動させる向きに回動する左右一対の無端回動部材を有し、前記引抜搬送装置により搬送されている野菜の野菜本体部の高さ位置を揃える位置揃え装置と、
前記無端回動部材から動力を取り出す動力取出機構と、を備えた
ことを特徴とする野菜収穫機。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記動力取出機構は、前記無端回動部材に内周側から作用し前記無端回動部材の回動にともなって回転する回転体を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の野菜収穫機。
【請求項3】
前記無端回動部材は、複数のチェーン要素を無端状に連結させたチェーンであり、
前記回転体は、前記チェーンに係合するスプロケットである
ことを特徴とする請求項2に記載の野菜収穫機。
【請求項4】
前記動力取出機構により取り出された動力により駆動する装置として、野菜の不要部分を切断する切断装置を備えた
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の野菜収穫機。
【請求項5】
前記動力取出機構は、左右一対の前記無端回動部材のそれぞれに対して設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の野菜収穫機。
【請求項6】
前記無端回動部材に外周側から作用し、前記無端回動部材の回動にともなって回転するテンション回転体を備えた
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の野菜収穫機。
【請求項7】
前記無端回動部材は、
前記チェーン要素を構成するプレート部材の延出部分であり、前記野菜本体部の接触を受ける部分として湾曲状の面部をなす野菜受部を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の野菜収穫機。
【請求項8】
前記無端回動部材は、
前記チェーン要素を構成するプレート部材の前記無端回動部材の内周側への延出部分であり、前記位置揃え装置を構成する他の部材に接触することで、前記チェーンが前記野菜本体部からの押圧作用を受けることによる前記チェーンの姿勢のずれを規制する係止部を有する
ことを特徴とする請求項3または請求項7に記載の野菜収穫機。
【請求項9】
前記切断装置として、前記位置揃え装置の上側に設けられた茎葉切断装置、および前記位置揃え装置の下側に設けられた根切断装置の少なくともいずれか一方を備えた
ことを特徴とする請求項4に記載の野菜収穫機。
【請求項10】
前記切断装置として、前記茎葉切断装置および前記根切断装置を備え、
前記茎葉切断装置および前記根切断装置は、それぞれ回転軸に設けられた回転刃を有し、
前記茎葉切断装置の前記回転軸は、上側の軸端部を開放させた状態で設けられており、
前記根切断装置の前記回転軸は、下側の軸端部を開放させた状態で設けられている
ことを特徴とする請求項9に記載の野菜収穫機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ニンニク、タマネギ、百合根等の鱗茎菜やニンジン等の根菜を収穫するための野菜収穫機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えばニンニク等の鱗茎菜(鱗茎作物)や例えばニンジン等の根菜等の野菜を収穫する野菜収穫機として、圃場に栽培された野菜を、土壌内から地上に延び出ている茎葉部を挟持しながら引き抜いて搬送し、その搬送中に茎葉部や根部等の不要部分を切断して野菜本体部を収穫する構成のものが知られている。この種の野菜収穫機は、地中から引き抜いた野菜を、茎葉部を挟持したまま吊り下げた状態で搬送する搬送装置と、野菜の茎葉部や根部を切断して野菜本体部から切り離す切断装置と、切断装置による切断に際して搬送装置による搬送中の野菜の高さ位置を揃えるための位置揃え装置(肩揃え装置)とを備えている(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。
【0003】
特許文献1には、切断装置として、搬送装置により搬送されたニンニクの根部を切断して野菜本体部(鱗茎部)から切り離す根切断装置と、ニンニクの茎葉部を切断して野菜本体部から切り離す茎葉切断装置とを備えた構成が開示されている。特許文献1に開示された構成においては、根切断装置および茎葉切断装置のそれぞれが、エンジンからの動力の伝達を受ける駆動入力軸を有し、駆動入力軸の回転駆動力によって駆動するように構成されている。
【0004】
特許文献2には、切断装置として、作物の茎葉部を切断する切断部を備えた構成が開示されている。特許文献2に開示された構成において、切断部は、前部において肩揃え装置の駆動スプロケットを駆動する駆動軸を有する前後延伸状の駆動ケースから取り出された動力によって駆動するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-14900号公報
特開2018-19646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示された構成によれば、根切断装置および茎葉切断装置のそれぞれが駆動入力軸を有するため、位置揃え装置に対する動力の伝達機構とは別に、各切断装置の駆動入力軸に対する動力の伝達機構が必要となり、両切断装置および位置揃え装置に対する動力伝達機構の構成が複雑になるという問題がある。特許文献2に開示された構成についても、位置揃え装置に対する動力の伝達機構とは別に、駆動ケースから切断部に対する動力を取り出す必要があるため、動力伝達機構の構成が複雑になるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、搬送装置による搬送中の野菜の高さ位置を揃えるための位置揃え装置を備えた構成において、位置揃え装置、および位置揃え装置の周囲に設けられ野菜に作用する装置に対する動力の伝達機構を簡単な構成とすることができる野菜収穫機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る野菜収穫機は、野菜を土壌から引き抜いて収穫する野菜収穫機であって、土壌から野菜を引き抜き、引き抜いた野菜の茎葉部を挟持しながら後上方に向けて搬送する引抜搬送装置と、対向側を野菜の搬送方向側に移動させる向きに回動する左右一対の無端回動部材を有し、前記引抜搬送装置により搬送されている野菜の野菜本体部の高さ位置を揃える位置揃え装置と、前記無端回動部材から動力を取り出す動力取出機構と、を備えたものである。
【0009】
本発明の他の態様に係る野菜収穫機は、前記野菜収穫機において、前記動力取出機構は、前記無端回動部材に内周側から作用し前記無端回動部材の回動にともなって回転する回転体を有するものである。
【0010】
本発明の他の態様に係る野菜収穫機は、前記野菜収穫機において、前記無端回動部材は、複数のチェーン要素を無端状に連結させたチェーンであり、前記回転体は、前記チェーンに係合するスプロケットであるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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