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公開番号2024126888
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035616
出願日2023-03-08
発明の名称圧入装置
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B23P 19/02 20060101AFI20240912BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】本発明では、異なる部品に対して装置の入れ替えを不要にする圧入装置を提供することを課題とする。
【解決手段】軸受W1と、軸受W1よりも外径の小さいストレートピンW2とをワークへ圧入する圧入装置1であって、軸受W1を保持する外側保持部11と、外側保持部11の内側に設けられ、ストレートピンW2を保持する内側保持部12と、軸受W1およびストレートピンW2を圧入する圧入部20と、を備え、圧入部20は、外側保持部11および内側保持部12に対して昇降可能に設けられることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1部材と、前記第1部材よりも外径の小さい第2部材とをワークへ圧入する圧入装置であって、
前記第1部材を保持する外側保持部と、
前記外側保持部の内側に設けられ、前記第2部材を保持する内側保持部と、
前記第1部材および前記第2部材を圧入する圧入部と、を備え、
前記圧入部は、前記外側保持部および前記内側保持部に対して昇降可能に設けられることを特徴とする圧入装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記第1部材は圧入方向に貫通する貫通孔をその内側に有し、
前記内側保持部は前記貫通孔内に設けられ、前記第2部材を保持する請求項1記載の圧入装置。
【請求項3】
前記内側保持部に保持された前記第2部材は、前記外側保持部に保持された前記第1部材よりも圧入方向に突出して設けられ、
前記第2部材は圧入方向と反対方向の押圧により、当該方向へ退避可能に設けられる請求項1記載の圧入装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圧入装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
自動車を構成する部品には、軸受などの複数の部材を圧入して組み立てられるものが存在する。そして、複数の圧入装置を入れ替えて複数の部材を圧入する設備が従来から存在する。
【0003】
例えば特許文献1には、複数の圧入・かしめヘッドを具備するヘッド交換装置が開示されている。1番目の圧入・かしめヘッドをヘッドホルダに取り付けて圧入動作が行われると、ヘッド交換用のアームによって1番目の圧入・かしめヘッドが取り外しされ、2番目の圧入・かしめヘッドがヘッドホルダに装着される、といったように、順次ヘッドの組み換えおよび圧入動作が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭63-306842号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
圧入動作の度に圧入装置を入れ替える構成では、組み換えによる作業時間の増加、設備増によるコストや必要スペースの増加という問題があった。
【0006】
本発明では、異なる部品に対して装置の入れ替えを不要にする圧入装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明は、第1部材と、前記第1部材よりも外径の小さい第2部材とをワークへ圧入する圧入装置であって、前記第1部材を保持する外側保持部と、前記外側保持部の内側に設けられ、前記第2部材を保持する内側保持部と、前記第1部材および前記第2部材を圧入する圧入部と、を備え、前記圧入部は、前記外側保持部および前記内側保持部に対して昇降可能に設けられることを特徴とする。
【0008】
本発明の圧入装置によれば、第1部材の内側に第2部材を保持する構成により、2部材を同時に保持してそれぞれ圧入することができる。従って、圧入する部材ごとに圧入装置を持ち替える必要がないため、持ち替え時間の削減により圧入動作にかかる時間を小さくできる。また、圧入装置を減らすことができ、コストダウンおよび省スペース化を実現できる。
【0009】
また本発明の圧入装置は、前記第1部材は圧入方向に貫通する貫通孔をその内側に有し、前記内側保持部は前記貫通孔内に設けられ、前記第2部材を保持する構成とすることができる。これにより、圧入装置が、第1部材の内側の貫通孔により形成された空間を利用して、第2部材を保持できる。
【0010】
また本発明の圧入装置は、前記内側保持部に保持された前記第2部材は、前記外側保持部に保持された前記第1部材よりも圧入方向に突出して設けられ、 前記第2部材は圧入方向と反対方向の押圧により、当該方向へ退避可能に設けることができる。これにより、第1部材の圧入動作時に、第2部材が妨げにならない位置へ退避させることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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