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公開番号2024125480
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033317
出願日2023-03-06
発明の名称DACシステム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B01D 53/04 20060101AFI20240911BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】太陽電池パネルにより発電された電気を用いてDAC装置を効果的に運用することが可能なDACシステムを提供すること。
【解決手段】本開示に係るDACシステムは、太陽電池パネルと、太陽電池パネルにより発電された電気によって駆動され、大気からCO2を回収するDAC(Direct Air Capture)装置と、太陽電池パネルの発電量に応じた処理能力でDAC装置を稼働させる制御装置と、を備えたDACシステムであって、制御装置は、太陽電池パネルの発電量が閾値未満である場合において、CO2の回収量が所定の回収量未満の場合、太陽電池パネルによって発電された電気とは異なる電源の電気によってDAC装置を稼働させ続ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
太陽電池パネルと、
前記太陽電池パネルにより発電された電気によって駆動され、大気からＣＯ２を回収するＤＡＣ（ＤｉｒｅｃｔＡｉｒＣａｐｔｕｒｅ）装置と、
前記太陽電池パネルの発電量に応じた処理能力で前記ＤＡＣ装置を稼働させる制御装置と、
を備えたＤＡＣシステムであって、
前記制御装置は、前記太陽電池パネルの発電量が閾値未満である場合において、ＣＯ２の回収量が所定の回収量未満の場合、前記太陽電池パネルによって発電された電気とは異なる電源の電気によって前記ＤＡＣ装置を稼働させ続ける、
ＤＡＣシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、ＤＡＣシステムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
近年では、大気からＣＯ２を回収するＤＡＣ（ＤｉｒｅｃｔＡｉｒＣａｐｔｕｒｅ）装置の開発が進められている。ＤＡＣ装置に関する技術は、例えば、特許文献１に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特表２０１７－５２８３１８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
近年では、さらに、太陽電池パネルにより発電された電気によって駆動されるＤＡＣ装置の効果的な運用が求められている。
【０００５】
本開示は、以上の背景に鑑みなされたものであり、太陽電池パネルにより発電された電気を用いてＤＡＣ装置を効果的に運用することが可能なＤＡＣシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示にかかるＤＡＣシステムは、太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルにより発電された電気によって駆動され、大気からＣＯ２を回収するＤＡＣ（ＤｉｒｅｃｔＡｉｒＣａｐｔｕｒｅ）装置と、前記太陽電池パネルの発電量に応じた処理能力で前記ＤＡＣ装置を稼働させる制御装置と、を備えたＤＡＣシステムであって、前記制御装置は、前記太陽電池パネルの発電量が閾値未満である場合において、ＣＯ２の回収量が所定の回収量未満の場合、前記太陽電池パネルによって発電された電気とは異なる電源の電気によって前記ＤＡＣ装置を稼働させ続ける。このＤＡＣシステムは、太陽電池パネルにより発電された電気を用いてＤＡＣ装置を効果的に運用することができる。
【発明の効果】
【０００７】
本開示により、太陽電池パネルにより発電された電気を用いてＤＡＣ装置を効果的に運用することが可能なＤＡＣシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施の形態１にかかるＤＡＣシステムの構成例を示すブロック図である。
実施の形態１にかかるＤＡＣシステムの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
【００１０】
＜実施の形態１＞
図１は、実施の形態１にかかるＤＡＣシステム１の構成例を示すブロック図である。本実施の形態にかかるＤＡＣシステム１は、太陽電池パネルにより発電された電気を用いてＤＡＣ装置を効果的に運用することができる。以下、具体的に説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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