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公開番号2024125011
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-13
出願番号2023033065
出願日2023-03-03
発明の名称情報処理装置、ユーザ端末、情報処理方法、および、プログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B60R 25/102 20130101AFI20240906BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の監視時に、ユーザ端末への不要な通知を低減することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載される情報処理装置であって、前記車両の走行システムが起動していない状態において、前記車両に第1のイベントが発生した場合に、前記車両が備える車載カメラにより撮像された、前記第1のイベントが発生した時の映像データである第1映像データを所定の記憶装置に記録し、かつ、前記第1のイベントの発生を通知する第1情報をユーザ端末に送信することと、前記車両に、前記第1のイベントと異なる種類の第2のイベントが発生した場合に、前記第2のイベントの発生を通知する情報を前記ユーザ端末に送信せずに、前記車載カメラにより撮像された、前記第2のイベントが発生した時の映像データである第2映像データを前記記憶装置に記録することと、を実行する制御部を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される情報処理装置であって、
前記車両の走行システムが起動していない状態において、
前記車両に第1のイベントが発生した場合に、前記車両が備える車載カメラにより撮像された、前記第1のイベントが発生した時の映像データである第1映像データを所定の記憶装置に記録し、かつ、前記第1のイベントの発生を通知する第1情報をユーザ端末に送信することと、
前記車両に、前記第1のイベントと異なる種類の第2のイベントが発生した場合に、前記第2のイベントの発生を通知する情報を前記ユーザ端末に送信せずに、前記車載カメラにより撮像された、前記第2のイベントが発生した時の映像データである第2映像データを前記記憶装置に記録することと、
を実行する制御部を有する、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記車両に前記第1のイベントが発生した場合に、前記所定の記憶装置として、前記情報処理装置が有する第1の記憶装置および外部サーバ装置に前記第1映像データを記録し、
前記車両に前記第2のイベントが発生した場合に、前記所定の記憶装置として、前記第1の記憶装置に前記第2映像データを記録する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記車両の走行システムが起動していない状態において、前記第2のイベントの発生から所定時間の間に前記第1のイベントが発生した場合に、前記第1の記憶装置に記録された、前記第2のイベントの発生時における前記第2映像データを前記外部サーバ装置にコピーする、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第1のイベントおよび前記第2のイベントの発生の時刻を判定し、
前記第1のイベントおよび前記第2のイベントの発生時刻の間の経過時間を計測する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記車両の走行システムが起動していない状態において、前記第2のイベントが継続して発生している期間の長さが所定の閾値以上になった場合に、前記第2のイベントの発生を通知する第2情報を前記ユーザ端末に送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記第2のイベントが継続して発生している期間の長さとして、所定の間隔以内で前記第2のイベントが繰り返し発生している期間の長さを計測する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記ユーザ端末から第1の要求を受信した場合に、前記第1の要求に応じて前記車載カメラが撮像した映像データを前記ユーザ端末に送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記第1の要求に応じて、前記映像データを前記ユーザ端末に、ストリーミング送信する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記ユーザ端末から第2の要求を受信した場合に、前記車両が備える、異なる種類の機器を含む複数の機器のうちのいずれかを作動させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記複数の機器は、ワイパー、カーホーン、またはヘッドライトのうちの少なくともいずれかを含む、
請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の監視に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車両の駐車時に、ユーザが所持する所定のデバイスによって、車両の監視を行う装置を操作し、デバイスに対して車両の状態を通知させる技術が知られている。これに関して、例えば、特許文献1には、車両が走行状態でない場合に、ユーザが所持するユーザ端末に、車両の複数の監視機能のうちのいずれかを選択させ、当該ユーザ端末に監視結果を通知するユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018―16138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、車両の監視時に、ユーザ端末への不要な通知を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、
車両に搭載される情報処理装置であって、前記車両の走行システムが起動していない状態において、前記車両に第1のイベントが発生した場合に、前記車両が備える車載カメラにより撮像された、前記第1のイベントが発生した時の映像データである第1映像データを所定の記憶装置に記録し、かつ、前記第1のイベントの発生を通知する第1情報をユーザ端末に送信することと、前記車両に、前記第1のイベントと異なる種類の第2のイベントが発生した場合に、前記第2のイベントの発生を通知する情報を前記ユーザ端末に送信せずに、前記車載カメラにより撮像された、前記第2のイベントが発生した時の映像データである第2映像データを前記記憶装置に記録することと、を実行する制御部を有する、情報処理装置である。
【0006】
本開示の一態様に係るユーザ端末は、車両の走行システムが起動していない状態において、前記車両に第1のイベント、または前記第1のイベントとは異なる種類の第2のイベントが発生したことを通知する情報を受信することと、前記情報が、前記車両に前記第1のイベントが発生したことを示している場合に、前記第1のイベントの発生を、所定のインタフェースを介してユーザに通知することと、を実行する制御部を有する、ユーザ端末である。
【0007】
本開示の一態様に係るプログラムは、車両の走行システムが起動していない状態において、前記車両に第1のイベント、または前記第1のイベントとは異なる種類の第2のイベントが発生したことを通知する情報を受信することと、前記情報が、前記車両に前記第1のイベントが発生したことを示している場合に、前記第1のイベントの発生を、所定のインタフェースを介してユーザに通知することと、をコンピュータに実行させるプログラムである。
【0008】
本開示の一態様に係る情報処理方法は、車両に搭載された情報処理装置が実行する情報処理方法であって、前記車両の走行システムが起動していない状態において、前記車両に第1のイベントが発生した場合に、前記車両が備える車載カメラにより撮像された、前記
第1のイベントが発生した時の映像データである第1映像データを所定の記憶装置に記録し、かつ、前記第1のイベントの発生を通知する第1情報をユーザ端末に送信することと、前記車両に、前記第1のイベントと異なる種類の第2のイベントが発生した場合に、前記第2のイベントの発生を通知する情報を前記ユーザ端末に送信せずに、前記車載カメラにより撮像された、前記第2のイベントが発生した時の映像データである第2映像データを前記記憶装置に記録することと、を含む。
【0009】
また、他の態様として、上記の装置が実行する方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、車両の監視時に、ユーザ端末への不要な通知を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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