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公開番号
2024124999
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-13
出願番号
2023033042
出願日
2023-03-03
発明の名称
液体採取具
出願人
株式会社サカエ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
1/00 20060101AFI20240906BHJP(測定;試験)
要約
【課題】従来の液体採取具において、一定量の液体を採取することができるとともに、採取に要する時間を短縮することが求められている。
【解決手段】液体採取具10は、採取する液体に接触する先端面18と、先端面18で開口する液体入口20と、液体入口20から延びる毛細管孔22であって、毛細管現象によって該液体入口20から該毛細管孔22の内部に液体を吸い上げて保持する、毛細管孔22とを備える。毛細管孔22を画定する内壁24は、液体入口20に隣接して設けられ、該液体入口20へ向かうにつれて毛細管孔22の面積を増大させるように延在する円弧面24bを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を採取する液体採取具であって、
採取する液体に接触する先端面と、
前記先端面で開口する液体入口と、
前記液体入口から延びる毛細管孔であって、毛細管現象によって該液体入口から該毛細管孔の内部に液体を吸い上げて保持する、毛細管孔と、を備え、
前記毛細管孔を画定する内壁は、前記液体入口に隣接して設けられ、該液体入口へ向かうにつれて前記毛細管孔の面積を増大させるように延在する円弧面を有する、液体採取具。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記先端面は、前記毛細管孔の中心軸線と直交する平面である、請求項1に記載の液体採取具。
【請求項3】
前記先端面には、前記液体入口へ向かって直線状に延びる第1の凹凸部が形成されている、請求項1に記載の液体採取具。
【請求項4】
前記内壁には、前記第1の凹凸部とは異なる形状の第2の凹凸部が形成されている、請求項3に記載の液体採取具。
【請求項5】
前記円弧面の表面積は、前記先端面の表面積よりも大きい、請求項1に記載の液体採取具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体を採取する液体採取具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
液体を採取する液体採取具が知られている(例えば、特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-11880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の液体採取具において、一定量の液体を採取することができるとともに、採取に要する時間を短縮することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様において、液体を採取する液体採取具は、採取する液体に接触する先端面と、先端面で開口する液体入口と、液体入口から延びる毛細管孔であって、毛細管現象によって該液体入口から該毛細管孔の内部に液体を吸い上げて保持する、毛細管孔とを備える。毛細管孔を画定する内壁は、液体入口に隣接して設けられ、該液体入口へ向かうにつれて毛細管孔の面積を増大させるように延在する円弧面を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
一実施形態に係る液体採取具の斜視図である。
図1に示す液体採取具において毛細管部を拡大した拡大図である、
図2に示す毛細管部を軸方向下方から見た図である。
図2に示す毛細管部において、毛細管孔を画定する円筒面を拡大した拡大図であって、該円筒面に形成された第2の凹凸部を示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する種々の実施形態において、同様の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。まず、図1を参照して、一実施形態に係る液体採取具10について説明する。液体採取具10は、例えば血液のような液体を採取するために用いられる中空の用具であって、樹脂(例えば、アクリル樹脂)から構成される。
【0008】
具体的には、液体採取具10は、基端部12、本体部14、及び毛細管部16を備える。基端部12、本体部14、及び毛細管部16は、中心軸線Aを有する円筒状の部材である。毛細管部16は、毛細管現象を利用して液体を吸い上げて保持する。以下、図2及び図3を参照して、毛細管部16について詳細に説明する。なお、以下の説明において、軸方向とは、中心軸線Aに沿う方向を示し、径方向とは、中心軸線Aを中心とする円の半径方向を示し、周方向とは、該円の円周方向を示す。また、以下の説明においては、便宜上、図2中の矢印Bに示す方向を軸方向下方とする。
【0009】
毛細管部16は、本体部14の軸方向下端に一体に形成され、先端面18、液体入口20、及び22を有する。本実施形態においては、先端面18は、毛細管孔22の中心軸線Aと直交する略平面であって、所定の外径φ1(例えば、φ1=1.2mm)を有するとともに、表面積E1(例えば、E1=0.345mm
2
)を有している。先端面18は、液体を採取するときに該液体に接触する。
【0010】
ここで、本実施形態においては、先端面18に、第1の凹凸部18a(図3)が形成されている。第1の凹凸部18aは、液体入口20へ向かって直線状に延びるように形成されている。液体入口20は、所定の直径φ2(例えば、φ2=1.0mm)を有する円形孔であって、先端面18で軸方向下方へ向かって開口する。
(【0011】以降は省略されています)
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