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公開番号
2024124552
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2024110299,2023069878
出願日
2024-07-09,2017-10-16
発明の名称
無線ネットワークにおけるマルチユーザーEDCA送信モードにおけるACの拡張型管理
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
74/08 20240101AFI20240905BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】MU UL OFDMA送信の導入によるQoSハンドリングの喪失の克服。
【解決手段】本発明による装置は、第1競合パラメータに基づきEDCA準拠の通信を行いRTS及びCTSの少なくとも一方の信号を送信する第1通信手段、IEEE802.11シリーズ規格準拠のリソースユニット(RU)にてデータを他の装置へ送信する送信手段、送信手段によりRUにて第1アクセスカテゴリ(AC)のデータを他の装置へ送信した場合に第1ACに対応する第1期間EDCA準拠の通信を第2競合パラメータに基づき行い、送信手段によりRUにて第2ACのデータを他の装置へ送信した場合に第2ACに対応する第2期間EDCA準拠の通信を第3競合パラメータに基づき行う第2通信手段、第2通信手段によりRUにて第1ACのデータを送信し第1期間が経過し又はRUにて第2ACのデータを送信し第2期間が経過したことに応じ第2通信手段による通信から第1通信手段による通信に切り替える切替手段を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
競合パラメータを用いたEDCAに従ってデータを送信する送信手段と、
IEEE802.11シリーズ規格で定義された複数のアクセスカテゴリのうちの所定のアクセスカテゴリのデータの送信が成功した場合に、所定期間が経過するまでは前記競合パラメータとして第1のパラメータを使用し、前記所定期間が経過すると前記競合パラメータを前記第1のパラメータと異なる第2のパラメータに更新する制御手段と
を備えることを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記複数のアクセスカテゴリのそれぞれに対応する複数のTimer値をアクセスポイントから受信する受信手段を更に備え、
前記所定期間は前記受信した複数のTimer値のうち前記所定のアクセスカテゴリに対応するTimer値に基づき決定される
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記複数のアクセスカテゴリのそれぞれに対応する複数のタイマーを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記複数のTimer値は、アクセスポイントから送信されるビーコンフレームに含まれることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記通信装置が通信チャネルにアクセスする確率は、前記第2のパラメータを使用する場合よりも前記第1のパラメータを使用する場合の方が低いことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記第1のパラメータは、アクセスポイントから送信されるビーコンフレームに含まれることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項7】
前記競合パラメータは、少なくともコンテンションウィンドウの最小値であるCWminとコンテンションウィンドウの最大値であるCWmaxとを含むことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項8】
前記データはビデオストリームのデータであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項9】
競合パラメータを用いたEDCAに従ってデータを送信する送信ステップと、
IEEE802.11シリーズ規格で定義された複数のアクセスカテゴリのうちの所定のアクセスカテゴリのデータの送信が成功した場合に、所定期間が経過するまでは前記競合パラメータとして第1のパラメータを使用し、前記所定期間が経過すると前記競合パラメータを前記第1のパラメータと異なる第2のパラメータに更新する制御ステップと
を備えることを特徴とする通信方法。
【請求項10】
コンピュータを請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置として動作させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包括的には、通信ネットワークに関し、より具体的には、データを送信するために、競合を通じてチャネルアクセスをノードに提供し、アクセスポイントに許可された送信機会TXOPを分割したサブチャネル(又はリソースユニット)へのセカンダリアクセスをノードに提供する通信ネットワークに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
本発明は、無線通信ネットワークに適用され、特に、802.11ax複合チャネル、及び/又は、例えば、アクセスポイントに許可された802.11ax複合チャネルを形成し、アップリンク通信を行うことを可能にするOFDMAリソースユニットへのアクセスをノードに提供する802.11axネットワークに適用される。
【背景技術】
【0003】
IEEE802.11MAC標準規格は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)が物理レベル及び媒体アクセス制御(MAC)レベルにおいて動作しなければならない方法を規定している。通常、802.11MAC(媒体アクセス制御)動作モードは、いわゆる「衝突回避型キャリア検知多重アクセス」(CSMA/CA)技法に基づく競合ベースのメカニズムに依拠するよく知られた分散協調機能(DCF)を実施する。
【0004】
802.11媒体アクセスプロトコル標準規格又は動作モードは、主として、無線媒体へのアクセスを試みるために、無線媒体がアイドルになるのを待っている通信ノードの管理を対象としている。
【0005】
IEEE802.11ac標準規格によって規定されたネットワーク動作モードは、とりわけ、干渉を非常に受けやすいと考えられる2.4GHz帯域から5GHz帯域に移動し、それによって、80MHzのより広い周波数連続チャネルの使用を可能にすることによって、超高スループット(VHT)を提供している。これらのチャネルのうちの2つは、任意選択で、無線ネットワークの動作帯域として160MHzチャネルになるように組み合わせることができる。
【0006】
802.11ac標準規格は、送信要求(RTS)フレーム及び送信可(CTS)フレーム等の制御フレームも微調整して、20MHz、40MHz又は80MHzの可変帯域幅及び既定帯域幅の複合チャネルを可能にしている。これらの複合チャネルは、動作帯域内で連続している1つ以上の通信チャネルから構成される。160MHz複合チャネルは、2つの80MHz複合チャネルを160MHz動作帯域内に組み合わせることによって可能である。制御フレームが、対象とされる複合チャネルのチャネル幅(帯域幅)を指定する。
【0007】
したがって、複合チャネルは、所与のノードが媒体にアクセスするためにEDCAバックオフ手順を実行するプライマリチャネルと、少なくとも1つのセカンダリチャネルとからなる。これらのプライマリチャネル及びセカンダリチャネルは、例えば、それぞれ20MHzである。
【0008】
EDCA(拡張型分散チャネルアクセス)は、トラフィックカテゴリーと、低優先度トラフィックと比較して高優先度トラフィックを異なってハンドリングすることを可能にする4つの対応するアクセスカテゴリーとを規定している。
【0009】
ノードにおけるEDCAの実施は、種々の優先度においてデータトラフィックをサービングする複数のトラフィックキュー(「アクセスカテゴリー」として知られている)を用いて行うことができる。各トラフィックキューは、それぞれのキューバックオフ値に関連付けられている。キューバックオフ値は、それぞれのキュー競合パラメーター、例えばEDCAパラメーターから計算され、トラフィックキューに記憶されたデータを送信するために通信チャネルにアクセス競合するのに用いられる。
【0010】
従来のEDCAパラメーターは、各トラフィックキューのCW
min
、CW
max
及びAIFSNを含む。CW
min
及びCW
max
は、EDCA競合ウインドウCWが所与のトラフィックキューについて選択される選択範囲の下位境界及び上位境界である。AIFSNは、調停フレーム間スペース数(Arbitration Inter-Frame Space Number)を表し、ノードが、検討対象のトラフィックキューに関連付けられたキューバックオフ値をデクリメントする前に、媒体をアイドルとして検知しなければならないDIFS間隔(AIFS期間を規定する総数)に付加される、タイムスロット(通常は9μs)の数を規定する。
(【0011】以降は省略されています)
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