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公開番号2024124226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023032235
出願日2023-03-02
発明の名称レバー部材、ワイパレバーアッセンブリ及びワイパブレード
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60S 1/38 20060101AFI20240905BHJP(車両一般)
要約【課題】樹脂材料が成形金型の内部に充填される工程において樹脂材料を成形金型の内部に均一に充填する。
【解決手段】レバー16は、樹脂製であり、ブレードラバー12を支持するワイパレバーアッセンブリ14の一部を構成している。このレバー16は、ワイパアームが連結される連結軸86を有する連結部30を備えている。また、レバー16は、連結部30から互いに反対方向に伸びる一対のアーム部32を備えている。さらに、レバー16は、一方のアーム部32における連結部30とは反対側の端と他方のアーム部32における連結部30とは反対側の端との間の中央部に形成され、連結部30から突出する凸部を備えている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ブレードラバー(12)を支持するワイパレバーアッセンブリ(14)の一部を構成する樹脂製のレバー部材(16、96、102、106)であって、
ワイパアームが連結される連結軸(86)を有する連結部(30)と、
前記連結部から互いに反対方向に伸びる一対のアーム部(32)と、
一方の前記アーム部における前記連結部とは反対側の端と他方の前記アーム部における前記連結部とは反対側の端との間の中央部に形成され、前記連結部から突出する凸部(92)と、
を備えたレバー部材。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記連結部には、窪み(98)が形成されており、
前記凸部の少なくとも一部が、前記窪み(98)に収容された状態で前記窪みの底(98A)から前記窪みの開放端側へ向けて突出している請求項1に記載のレバー部材。
【請求項3】
一方の前記アーム部における前記連結部とは反対側の端から他方の前記アーム部における前記連結部とは反対側の端にかけての方向を長手方向とした場合において、
前記連結軸の軸方向から見て、前記凸部の少なくとも一部と前記連結軸の少なくとも一部とが、前記長手方向の同じ位置に配置されている請求項1に記載のレバー部材。
【請求項4】
前記凸部は、前記連結部における前記ブレードラバー側の端部から突出している請求項1に記載のレバー部材。
【請求項5】
前記連結部は、前記連結軸の軸方向に間隔をあけて配置されていると共に前記連結軸を介してつながっている一対の側壁部(88)を備えており、
前記凸部は、一方の前記側壁部から突出している請求項1に記載のレバー部材。
【請求項6】
前記連結部は、一対の前記アーム部に対して前記連結軸の軸方向にオフセットして配置され、
前記凸部は、前記連結部における前記アーム部側の前記側壁部から突出している請求項5に記載のレバー部材。
【請求項7】
請求項1に記載のレバー部材と、
一方の前記アーム部における前記連結部とは反対側及び他方の前記アーム部における前記連結部とは反対側にそれぞれ前記レバー部材と連続的に配置され、前記ブレードラバーを把持する把持部(60)を有する一対のウイング部材(18)と、
前記レバー部材と一対の前記ウイング部材とがそれぞれ回動可能に連結され、前記ブレードラバーを把持する把持部(84)を有する一対のヨーク部材(20)と、
を備えたワイパレバーアッセンブリ。
【請求項8】
車両の払拭面を払拭する前記ブレードラバーと、
一対の前記ウイング部材の前記把持部及び一対の前記ヨーク部材の前記把持部が前記ブレードラバーを把持することで、前記ブレードラバーを支持する請求項7に記載のワイパレバーアッセンブリと、
を備えたワイパブレード(10)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、レバー部材、ワイパレバーアッセンブリ及びワイパブレードに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両のウインドシールドガラスに付着した水滴等を払拭するワイパブレードが開示されている。この文献に記載されたワイパブレードは、ワイパアームに連結クリップを介して連結される樹脂製のメインレバーを備えている。また、メインレバーの長手方向の中央部には開口が形成されており、この開口の内部には連結クリップが係止される金属製の連結軸がインサート成形されることによって掛け渡されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-45034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、樹脂材料が成形金型の内部に充填される工程を経て製造されるメインレバー等のレバー部材では、当該工程において樹脂材料を成形金型の内部に比較的に低圧力で行き渡らせて均一に充填できることが望ましいが、上記特許文献1に記載された構成はこの点が考慮されていない。
【0005】
本開示は上記事実を考慮し、樹脂材料が成形金型の内部に充填される工程において樹脂材料を成形金型の内部に比較的に低圧力にて行き渡らせて均一に充填することができるレバー部材、ワイパレバーアッセンブリ及びワイパブレードを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するレバー部材は、ブレードラバー(12)を支持するワイパレバーアッセンブリ(14)の一部を構成する樹脂製のレバー部材(16、96、102、106)であって、ワイパアームが連結される連結軸(86)を有する連結部(30)と、前記連結部から互いに反対方向に伸びる一対のアーム部(32)と、一方の前記アーム部における前記連結部とは反対側の端と他方の前記アーム部における前記連結部とは反対側の端との間の中央部に形成され、前記連結部から突出する凸部(92)と、を備えている。また、ワイパレバーアッセンブリは、上記レバー部材と、一方の前記アーム部における前記連結部とは反対側及び他方の前記アーム部における前記連結部とは反対側にそれぞれ設けられ、前記ブレードラバーを把持する把持部(60)を有する一対のウイング部材(18)と、前記レバー部材と一対の前記ウイング部材とを連結し、前記ブレードラバーを把持する把持部(84)を有する一対のヨーク部材(20)と、を備えている。また、ワイパブレード(10)は、車両の払拭面を払拭する前記ブレードラバーと、一対の前記ウイング部材の前記把持部及び一対の前記ヨーク部材の前記把持部が前記ブレードラバーを把持することで、前記ブレードラバーを支持する上記ワイパレバーアッセンブリと、を備えている。
【0007】
この様に構成することで、樹脂材料が成形金型の内部に充填される工程において樹脂材料を成形金型の内部に比較的に低圧力にて行き渡らせて均一に充填することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ワイパブレードを示す斜視図である。
ワイパブレードを示す斜視図であり、一対のウイングの図示を省略して示している。
ワイパブレードを示す斜視図であり、レバー及び一対のウイングの図示を省略して示している。
ワイパブレードを分解して示す側面図である。
ワイパブレードを分解して示す斜視図である。
第1実施形態レバーを下方側から見た底面図である。
図6に示された7-7線に沿って切断したレバーの断面を示す断面図を用いた樹脂材料充填の説明図である。
レバーの中央部を前方側から見た正面図である。
第2の形態のレバーの中央部を下方側から見た底面図である。
第2実施形態のレバーの中央部を前方側から見た正面図である。
第2実施形態のレバーに形成されたウェルド位置を模式的に示す底面図である。
第3実施形態のレバーに形成されたウェルド位置を模式的に示す底面図である。
比較例のレバーに形成されたウェルド位置を模式的に示す底面図である。
第4の形態のレバーの中央部を下方側から見た底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1~図5を用いて、第1実施形態のレバー16を備えたワイパブレード10について説明する。
【0010】
図1~図5に示されように、本実施形態のワイパブレード10は、車両のウインドシールドガラスの外表面である払拭面に付着した水滴等を払拭するためのものである。なお、本実施形態のワイパブレード10は、ワイパレバーアッセンブリが複数のレバーをトーナメント表状に階層的に連結して構成されたトーナメント構造と呼ばれる構造が適用されたワイパブレードとなっている。
(【0011】以降は省略されています)

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