TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024123197
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-10
出願番号2024101971,2023092504
出願日2024-06-25,2012-12-20
発明の名称半導体装置
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類H10B 12/00 20230101AFI20240903BHJP()
要約【課題】高速動作及び低消費電力化し、さらに、単位面積あたりの記憶容量を増加させ、キャパシタの容量を増加させた半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置300は、ワード線WL、ビット線BL、第1のキャパシタCf、第2のキャパシタCb及びトランジスタTrを有するサブメモリセルSCLを、2以上積層して形成したメモリセルCLを有する。トランジスタは、半導体膜を介して第1のゲート及び第2のゲートが設けられ、第1のゲート及び第2のゲートは重畳し、かつ、ワード線と接続され、ソース及びドレインの一方はビット線と接続され、ソース及びドレインの他方は第1のキャパシタ及び第2のキャパシタと接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、を有する半導体装置であって、
前記第1のトランジスタのチャネル形成領域を有する第1の半導体膜と、
前記第1の半導体膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第1のトランジスタのゲート電極としての機能を有する第1の導電膜と、
前記第1の半導体膜の上方に配置された領域を有する第2の導電膜と、
前記第1の導電膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2の導電膜の上方に配置された領域を有する絶縁膜と、
前記絶縁膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2のトランジスタのチャネル形成領域を有する第2の半導体膜と、
前記第2の半導体膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2のトランジスタのゲート電極としての機能を有する第3の導電膜と、
前記第2の半導体膜の上方に配置された領域を有する第4の導電膜と、を有し、
前記第2の半導体膜は、前記絶縁膜を介して前記第2の導電膜との重なりを有し、
前記第2の導電膜は、前記第1の半導体膜との間に第1の容量を形成し、
前記第2の導電膜は、前記第4の導電膜との重なりを有し、
前記第1の導電膜と前記第3の導電膜とは、常に導通しており、
前記第2の導電膜と前記第4の導電膜とは、常に導通している、
半導体装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、を有する半導体装置であって、
前記第1のトランジスタのチャネル形成領域を有する第1の半導体膜と、
前記第1の半導体膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第1のトランジスタのゲート電極としての機能を有する第1の導電膜と、
前記第1の半導体膜の上方に配置された領域を有する第2の導電膜と、
前記第1の導電膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2の導電膜の上方に配置された領域を有する絶縁膜と、
前記絶縁膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2のトランジスタのチャネル形成領域を有する第2の半導体膜と、
前記第2の半導体膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2のトランジスタのゲート電極としての機能を有する第3の導電膜と、
前記第2の半導体膜の上方に配置された領域を有する第4の導電膜と、
前記第1の半導体膜の下方に配置された領域を有する第5の導電膜と、を有し、
前記第2の半導体膜は、前記絶縁膜を介して前記第2の導電膜との重なりを有し、
前記第2の導電膜は、前記第1の半導体膜との間に第1の容量を形成し、
前記第5の導電膜は、前記第1の半導体膜との間に第2の容量を形成し、
前記第2の導電膜は、前記第4の導電膜との重なりを有し、
前記第1の導電膜と前記第3の導電膜とは、常に導通しており、
前記第2の導電膜と前記第4の導電膜とは、常に導通している、
半導体装置。
【請求項3】
第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、を有する半導体装置であって、
前記第1のトランジスタのチャネル形成領域を有する第1の半導体膜と、
前記第1の半導体膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第1のトランジスタのゲート電極としての機能を有する第1の導電膜と、
前記第1の半導体膜の上方に配置された領域を有する第2の導電膜と、
前記第1の導電膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2の導電膜の上方に配置された領域を有する絶縁膜と、
前記絶縁膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2のトランジスタのチャネル形成領域を有する第2の半導体膜と、
前記第2の半導体膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2のトランジスタのゲート電極としての機能を有する第3の導電膜と、
前記第2の半導体膜の上方に配置された領域を有する第4の導電膜と、を有し、
前記第2の半導体膜は、前記絶縁膜を介して前記第2の導電膜との重なりを有し、
前記第2の導電膜は、前記第1の半導体膜との間に第1の容量を形成し、
前記第2の導電膜は、前記第4の導電膜との重なりを有し、
前記第1の導電膜と前記第3の導電膜とは、常に導通しており、
前記第2の導電膜と前記第4の導電膜とは、常に導通しており、
前記第2の半導体膜は、酸化物半導体を含む、
半導体装置。
【請求項4】
第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、を有する半導体装置であって、
前記第1のトランジスタのチャネル形成領域を有する第1の半導体膜と、
前記第1の半導体膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第1のトランジスタのゲート電極としての機能を有する第1の導電膜と、
前記第1の半導体膜の上方に配置された領域を有する第2の導電膜と、
前記第1の導電膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2の導電膜の上方に配置された領域を有する絶縁膜と、
前記絶縁膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2のトランジスタのチャネル形成領域を有する第2の半導体膜と、
前記第2の半導体膜の上方に配置された領域を有し、かつ、前記第2のトランジスタのゲート電極としての機能を有する第3の導電膜と、
前記第2の半導体膜の上方に配置された領域を有する第4の導電膜と、
前記第1の半導体膜の下方に配置された領域を有する第5の導電膜と、を有し、
前記第2の半導体膜は、前記絶縁膜を介して前記第2の導電膜との重なりを有し、
前記第2の導電膜は、前記第1の半導体膜との間に第1の容量を形成し、
前記第5の導電膜は、前記第1の半導体膜との間に第2の容量を形成し、
前記第2の導電膜は、前記第4の導電膜との重なりを有し、
前記第1の導電膜と前記第3の導電膜とは、常に導通しており、
前記第2の導電膜と前記第4の導電膜とは、常に導通しており、
前記第2の半導体膜は、酸化物半導体を含む、
半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
半導体記憶装置(記憶装置またはメモリセルともいう。)には、揮発性メモリであるDR
AM(Dynamic Random Access Memory)などがある。DR
AMは、1つのトランジスタと1つのキャパシタで1ビット分のデータを記憶することが
できる半導体記憶装置であり、単位メモリセルあたりの面積が小さく、モジュール化した
際の集積が容易であり、かつ安価に製造できる。
【0003】
また、酸化物半導体を有するトランジスタをDRAMに用いることで、酸化物半導体の低
いオフ電流特性によって、DRAMにおけるキャパシタに保持した電荷を長時間保持する
ことができ、リフレッシュ動作を行う周期を長くすることができる。それにより、消費電
力を低減させることができる(特許文献1参照。)。
【0004】
また、半導体記憶装置の動作速度の高速化や記憶容量を増加させるために、微細加工技術
による高集積化が求められている。しかし、半導体記憶装置の微細加工が進むと、半導体
記憶装置に用いられるトランジスタのチャネル長は短く、ゲート絶縁層などに代表される
各種の絶縁層は薄くなる。そのため、トランジスタのリーク電流が増加することで、消費
電力が増加してしまう。
【0005】
また、半導体記憶装置の占有面積を縮小するために、回路レイアウトを工夫するによって
占有するセル面積の縮小化が可能である(特許文献2参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-109084号公報
特開2008-42050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
半導体記憶装置の微細化及び高集積化によって、記憶装置の高速動作及び記憶容量を増加
させることができる。しかし、例えばDRAMはトランジスタとキャパシタにより構成さ
れており、微細化及び高集積化によって、キャパシタの面積も縮小し、その容量値が小さ
くなってしまう。そのため、記憶装置における書き込み状態及び消去状態の電荷量の差が
小さくなり、記憶情報を正確に保持するのが困難となる。
【0008】
また、酸化物半導体を用いたトランジスタは、その低いオフ電流特性によってDRAMに
おけるキャパシタに保持した電荷を長時間保持することができ、消費電力を低減させるこ
とができるが、一方オン電流は、単結晶シリコンまたは多結晶シリコンを用いたトランジ
スタと比べて小さい。そのため、記憶装置における動作速度において、不利な特性となっ
てしまう。
【0009】
そこで本発明の一態様は、高速動作及び低消費電力化した半導体記憶装置を提供すること
を課題の一とする。
【0010】
さらに、本発明の一態様は、単位面積あたりの記憶容量を増加させた半導体記憶装置を提
供することを課題の一とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
15日前
三桜工業株式会社
全樹脂熱利用発電素子
10日前
TDK株式会社
圧電デバイス
23日前
株式会社半導体エネルギー研究所
表示装置、電子機器
9日前
株式会社東芝
電子回路及び計算装置
22日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
17日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
9日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
11日前
TDK株式会社
光検知装置及び信号処理方法
9日前
国立研究開発法人物質・材料研究機構
横型熱電効果の計測装置及び方法
22日前
キオクシア株式会社
磁気メモリデバイス
23日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
22日前
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
光センサの材料、及び素子構造
9日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光素子
22日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
光電変換材料および光検出方法
17日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光装置
22日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光装置
11日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光装置
11日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光素子
3日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
17日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
22日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
24日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
3日前
国立研究開発法人情報通信研究機構
信号処理回路および信号処理方法
22日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置、表示装置の製造方法
1日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置およびその製造方法
15日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置及び表示装置の製造方法
1日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置及び表示装置の製造方法
1日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置および半導体記憶装置の製造方法
1日前
エスケーハイニックス株式会社
半導体装置
22日前
国立大学法人 東京大学
熱電変換モジュールおよび熱流センサ
9日前
株式会社エネコートテクノロジーズ
素子の製造方法
17日前
パイオニア株式会社
発光装置
11日前
公益財団法人電磁材料研究所
圧電性材料膜およびその製造方法ならびに振動発電素子
1日前
富士通セミコンダクターメモリソリューション株式会社
半導体記憶装置及び半導体記憶装置の製造方法
15日前
エスケーハイニックス株式会社
半導体装置及びその製造方法
22日前
続きを見る