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公開番号2024122522
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023030100
出願日2023-02-28
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B60L 58/16 20190101AFI20240902BHJP(車両一般)
要約【課題】車両のバッテリの劣化を、心理的負担が少ない方法でユーザに知覚させ、延いてはエネルギー効率の改善に寄与する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】電動車両に搭載されるECUである情報処理装置110は、第1の電動車両のバッテリの充電状態を取得する充電状態取得部501と、第1の電動車両のバッテリの劣化度を取得する劣化度取得部502と、充電状態に応じた表示態様でキャラクタの表示を制御させる表示制御部503と、を備え、表示態様をバッテリの劣化度に応じて変化させる。情報処理装置はまた、バッテリの使用状態を評価する評価部504と、第1の電動車両とは異なる第2の電動車両と通信する通信部505と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1の電動車両のバッテリの充電状態を取得する第1の取得手段と、
前記第1の電動車両のバッテリの劣化度を取得する第2の取得手段と、
前記充電状態に応じた表示態様でキャラクタの表示を制御する表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記表示態様を前記バッテリの劣化度に応じて変化させることを特徴とする、情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記バッテリの充電による前記バッテリの劣化度の増加への寄与度を評価する評価手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記寄与度に基づいて前記表示態様をさらに変化させることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記バッテリの充電が所定の充電状態で行われているか否かを判定する判定手段をさらに備え、
前記評価手段は、前記バッテリの充電が前記所定の充電状態で行われていると判定された場合に、前記バッテリの充電が前記所定の充電状態で行われていないと判定された場合と比較して前記寄与度を上昇させることを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記所定の充電状態は、前記バッテリの充電状態が最大の状態、又は前記バッテリの充電状態が空の状態であることを特徴とする、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記寄与度が所定の設定以上に増加している場合に、前記表示態様を、前記キャラクタが体調を崩した表示態様に変化させることを特徴とする、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記表示制御手段は、前記バッテリの劣化度に応じて前記キャラクタの年齢が変化するように、前記表示態様を変化させることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記バッテリの劣化度が高くなると前記キャラクタの年齢が上昇するように、前記表示態様を変化させることを特徴とする、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記バッテリの使用状態を評価する第2の評価手段と、
前記第1の電動車両とは異なる第2の電動車両と通信する通信手段と、
前記第1の電動車両のキャラクタと前記第2の電動車両のキャラクタとの間で行われる対戦の勝敗を、前記使用状態に応じて決定する決定手段と、
をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第2の評価手段は、バッテリの使用状態を評価値として評価し、
前記決定手段は、前記対戦の勝敗を、前記評価値がより高い電動車両のキャラクタが勝利するように決定することを特徴とする、請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第2の評価手段は、前記バッテリの充電が、前記バッテリの充電状態が最大の状態又は前記バッテリの充電状態が空の状態で行われている場合に、前記評価値を減少させることを特徴とする、請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
車両を運転しているユーザに車両に関する情報を提示する技術が存在する。特許文献1に記載の技術では、ユーザによる車両の取り扱い(アクセルペダルの開度、又はブレーキペダルの操作量など)により車両が人格を有していると仮定した仮想の感情を生成し、生成した感情に応じた表示を行う技術が開示されている。
【0003】
また近年、低炭素社会又は脱炭素社会の実現に向けた取り組みが活発化し、車両においてもCO2排出量の削減やエネルギー効率の改善のために、電動車両に関する研究開発が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-76460号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、上記の感情を生成する際に電動車両におけるバッテリの劣化の度合いについては考慮されておらず、ユーザがバッテリの劣化度合いを亢進させるような運転を続けていてもそれに気が付くことができないという問題があった。
【0006】
したがって、本発明の目的は、車両のバッテリの劣化を、心理的負担が少ない方法でユーザに知覚させることにある。そして、延いてはエネルギー効率の改善に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、
電動車両のバッテリの充電状態を取得する第1の取得手段と、
前記電動車両のバッテリの劣化度を取得する第2の取得手段と、
前記充電状態に応じた表示態様でキャラクタの表示を制御する表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記表示態様を前記バッテリの劣化度に応じて変化させることを特徴とする、情報処理装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、車両のバッテリの劣化を、心理的負担が少ない方法でユーザに知覚させることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係るシステムの一例を示す図。
本実施形態に係る充電状態に応じた表示態様の一例を示す図。
本実施形態に係る劣化度に応じた表示態様の一例を示す図。
本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
本実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図。
本実施形態に係る過充電又は空充電の表示の一例を示す図。
本実施形態に係る情報処理装置による処理の一例を示すフローチャート。
本実施形態に係る外部車両との対戦の表示の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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