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公開番号
2024121477
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023028610
出願日
2023-02-27
発明の名称
マイクロカプセル顔料、このマイクロカプセル顔料を含む筆記具用水性インク組成物及び筆記具
出願人
三菱鉛筆株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09C
3/10 20060101AFI20240830BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】発色性に優れたマイクロカプセル顔料、このマイクロカプセル顔料を含む筆記具用水性インク組成物及び筆記具を提供する。
【解決手段】本発明のマイクロカプセル顔料は、色材を内包し、ポリウレタンまたはポリウレアを含むシェル部に、シロキサン結合を含むことを特徴とし、また、色材を内包し、ポリウレタンまたはポリウレアを含むシェル部に、シリカ粒子を含むことを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
色材を内包し、ポリウレタンまたはポリウレアを含むシェル部に、シロキサン結合を含むことを特徴とする、マイクロカプセル顔料。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
色材を内包し、ポリウレタンまたはポリウレアを含むシェル部に、シリカ粒子を含むことを特徴とする、マイクロカプセル顔料。
【請求項3】
上記シリカ粒子の平均粒子径が10~200nmであることを特徴とする、請求項2記載のマイクロカプセル顔料。
【請求項4】
上記マイクロカプセル顔料の平均粒子径が0.3~6.0μmであることを特徴とする、請求項1又は2に記載のマイクロカプセル顔料。
【請求項5】
請求項1又は2に記載のマイクロカプセル顔料を含むことを特徴とする、筆記具用水性インク組成物。
【請求項6】
請求項5に記載の筆記用水性インク組成物を搭載したことを特徴とする、筆記具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発色性に優れたマイクロカプセル顔料、このマイクロカプセル顔料を含む筆記具用水性インク組成物及び筆記具に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来における、発色性能を良好としてなるマイクロカプセル顔料等として、例えば、
〔1〕 芯物質である顔料粒子をポリマーを主成分とするカプセル壁材によって被覆したマイクロカプセル化顔料であって、前記顔料粒子がイオン性基を表面に有し、かつ、前記ポリマーが、1)顔料表面のイオン性基の電荷と反対の電荷を有するイオン性基、疎水性基、及び重合性基を有する重合性界面活性剤から誘導された繰り返し構造単位、並びに、2)前記重合性界面活性剤と共重合可能な疎水性モノマーから誘導された繰り返し構造単位とを含むポリマーを主成分とするカプセル壁材で覆ってマイクロカプセル化顔料とし、ここで、カプセル壁材のポリマーを重合するために用いた原料モノマーから前記重合性界面活性剤を除いた残りのモノマーを乳化重合して得られる重合体の屈折率nd(20℃)が1.50以上となるように前記原料モノマーが選択されたものであることを特徴とするイクロカプセル化顔料(例えば、特許文献1参照)、
〔2〕 低温における発色性能を向上させた発色剤マイクロカプセルを提供するために、電子供与性ロイコ染料、感圧複写紙用溶剤、炭酸プロピレン及びスチレンダイマーを内包する発色剤マイクロカプセル(例えば、特許文献2参照)、
【0003】
〔3〕 濃淡差がなく優れた筆跡発色性と良好な筆跡を形成できる前記可逆熱変色性水性インキ組成物を用いた筆記具を提供するために、(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体からなる可逆熱変色性組成物を内包させた可逆熱変性色マイクロカプセル顔料と、水と90~185の原子量を有する6族元素の酸素酸またはその塩からなる比重調整剤を少なくとも含むビヒクルとからなり、20℃において、水を基準物質とした場合の前記可逆熱変色性マイクロカプセル顔料の比重が1.05~1.20であり、前記ビヒクルの比重が1.00~1.30の範囲であり、かつ前記ビヒクルの比重が前記可逆熱変色性マイクロカプセル顔料の比重に対して0.90倍~1.20倍の範囲内である可逆熱変色性インキ組成物(例えば、特許文献3参照)などが知られている。
【0004】
しかしながら、上記特許文献1~3に記載のマイクロカプセル顔料を含む筆記具用水性インク組成物等において、未だ発色性が不十分であり、発色性に優れたマイクロカプセル顔料、このマイクロカプセル顔料を含む筆記具用水性インク組成物及び筆記具が切望されているのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-255755号公報 (特許請求の範囲、実施例等)
特開2017-177403号公報 (特許請求の範囲、実施例等)
WO2019/082722号(特許請求の範囲、実施例等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記従来技術の課題及び現状などに鑑み、これを解消しようとするものであり、発色性に優れたマイクロカプセル顔料、このマイクロカプセル顔料を含む筆記具用水性インク組成物及び筆記具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記従来の課題等に鑑み、鋭意研究を行った結果、色材を内包し、ポリウレタンまたはポリウレアを含むシェル部を特定物性等に構成することにより、上記目的の発色性に優れたマイクロカプセル顔料、このマイクロカプセル顔料を含む筆記具用インク組成物及び筆記具が得られることを見出し、本発明を完成するに至ったのである。
【0008】
すなわち、本発明のマイクロカプセル顔料は、色材を内包し、ポリウレタンまたはポリウレアを含むシェル部に、シロキサン結合を含むことを特徴とし、また、色材を内包し、ポリウレタンまたはポリウレアを含むシェル部に、シリカ粒子を含むことを特徴とする。
上記シリカ粒子の平均粒子径が10~200nmであることが好ましい。
上記マイクロカプセル顔料の平均粒子径が0.3~6.0μmであることが好ましい。
本発明の筆記具用水性インク組成物は、上記構成のマイクロカプセル顔料を含むことを特徴とし、また、本発明の筆記具は、上記組成の筆記用水性インク組成物を搭載したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、発色性に優れたマイクロカプセル顔料、この発色性に優れたマイクロカプセル顔料を含む筆記具用インク組成物及び筆記具が提供される。
本発明の目的及び効果は、特に請求項において指摘される構成要素及び組み合わせを用いることによって認識され且つ得られるものである。上述の一般的な説明及び後述の詳細な説明の両方は、例示的及び説明的なものであり、特許請求の範囲に記載されている本発明を制限するものではない。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の実施形態を詳しく説明する。但し、本発明の技術的範囲は下記で詳述する実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。また、本発明は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識(設計事項、自明事項を含む)に基づいて実施することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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