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公開番号
2024170221
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2023087267
出願日
2023-05-26
発明の名称
入力ペン用フィルム
出願人
三菱鉛筆株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20241129BHJP(計算;計数)
要約
【課題】入力ペン用フィルムにおいて、入力ペンの筆記感を向上させる。
【解決手段】入力ペンの入力部が接するペン接触面を有するフィルムは、前記入力部が前記ペン接触面に接した状態で前記入力ペンを移動させたときの、前記入力部と前記ペン接触面との相対速度が0となるスティック状態の時間をTst、前記相対速度が0でないスリップ状態の時間をTslとした場合に、前記入力ペンの移動速度が1mm/sの条件下において、{Tsl/(Tst+Tsl)}×100%により求められるスリップ時間率が50%以下である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
入力ペンの入力部が接するペン接触面を有する入力ペン用フィルムであって、
前記入力部が前記ペン接触面に接した状態で前記入力ペンを移動させたときの、前記入力部と前記ペン接触面との相対速度が0となるスティック状態の時間をTst、前記相対速度が0でないスリップ状態の時間をTslとした場合に、
前記入力ペンの移動速度が1mm/sの条件下において、
{Tsl/(Tst+Tsl)}×100%により求められるスリップ時間率が10%以上50%以下である、入力ペン用フィルム。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記スリップ時間率が20%以上40%以下である、請求項1に記載の入力ペン用フィルム。
【請求項3】
ウレタン層を有し、
前記ウレタン層の表面によって前記ペン接触面が形成されている、請求項1又は請求項2に記載の入力ペン用フィルム。
【請求項4】
前記ウレタン層の厚みは、10μm以上130μm以下である、請求項3に記載の入力ペン用フィルム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、入力ペンの操作感を向上させるために入力装置の入力面に貼り付けられる入力ペン用フィルムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
スタイラスペンやタッチペンなど、ディスプレイに文字を書く用途で用いるデジタルペンの筆記感を向上させるためのフィルムが様々開発されている。これらのフィルムは、素材や表面形状を変えることで筆記抵抗を増し、筆記感を向上させている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-109048号公報
特開2021-60710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
デジタルペン(入力ペン)はボールペン(筆記具)と比較してスリップ時間率が高い。低速筆記時にスリップ時間率が高い場合、運筆制御が難しくなる傾向にある。文字を書く場合、始筆時と終筆時に筆記速度を低速にし、運筆を制御する。このため、スリップ時間率は低いほうが好ましい。デジタルペンで文字を筆記する際に違和感を覚えるのは、低速筆記時のスリップ率がボールペンと比較して高いことが一つの要因として考えられる。すなわち、デジタルペンの筆記感には改善の余地がある。
【0005】
本開示は、入力ペン用フィルムにおいて、入力ペンの筆記感を向上させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1態様の入力ペン用フィルムは、
入力ペンの入力部が接するペン接触面を有するフィルムであって、
前記入力部が前記ペン接触面に接した状態で前記入力ペンを移動させたときの、前記入力部と前記ペン接触面との相対速度が0となるスティック状態の時間をTst、前記相対速度が0でないスリップ状態の時間をTslとした場合に、
前記入力ペンの移動速度が1mm/sの条件下において、
{Tsl/(Tst+Tsl)}×100%により求められるスリップ時間率が10%以上50%以下である。
【0007】
本開示の第2態様の入力ペン用フィルムは、第1態様の入力ペン用フィルムにおいて、前記スリップ時間率が20%以上40%以下である。
【0008】
本開示の第3態様の入力ペン用フィルムは、第1態様又は第2態様の入力ペン用フィルムにおいて、ウレタン層を有し、前記ウレタン層の表面によって前記ペン接触面が形成されている。
【0009】
本開示の第4態様の入力ペン用フィルムは、第3態様の入力ペン用フィルムにおいて、前記ウレタン層の厚みは、10μm以上130μm以下である。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一態様の入力ペン用フィルムは、入力ペンの筆記感を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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