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公開番号2024118328
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-30
出願番号2023024690
出願日2023-02-20
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
出願人LINEヤフー株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04L 9/32 20060101AFI20240823BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ID連携を行うことなく安全に利用者の個人情報を共有・利用する。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、メッセージに対してランダムノイズを付与して秘密分散で分割することで生成された秘密分散データである対象分散データを取得する第1取得部と、検知対象に対してランダムノイズを付与して秘密分散で分割することで生成された秘密分散データである比較分散データを取得する第2取得部と、対象分散データと比較分散データとを復号せずに秘密保持状態で比較する比較部と、対象分散データと比較分散データとの比較結果に応じて、メッセージに検知対象が含まれているか否かを判定する判定部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
メッセージに対してランダムノイズを付与して秘密分散で分割することで生成された秘密分散データである対象分散データを取得する第1取得部と、
検知対象に対してランダムノイズを付与して秘密分散で分割することで生成された秘密分散データである比較分散データを取得する第2取得部と、
前記対象分散データと前記比較分散データとを復号せずに秘密保持状態で比較する比較部と、
前記対象分散データと前記比較分散データとの比較結果に応じて、前記メッセージに前記検知対象が含まれているか否かを判定する判定部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記比較部は、前記対象分散データと前記比較分散データとを復号しないままノイズ除去し、かつ一連のプロトコルで比較演算し、同一値判定を実施する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記比較部は、前記メッセージに関する前記対象分散データと、予めリストしておいた悪質な検知対象に関する前記比較分散データとを突合して比較照合し、同一値判定を実施する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記検知対象は、予めリストしておいた悪質なメッセージ、キーワード、キーフレーズ、定型文のうち少なくとも1つを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記メッセージの本文を復号することなく悪質な内容かどうかを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
内部に保有している検知対象に対してランダムノイズを付与して秘密分散で分割することで秘密分散データである比較分散データを生成する生成部をさらに備え、
前記第2取得部は、生成された前記比較分散データを取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2取得部は、外部装置が保有している検知対象に対して前記外部装置がランダムノイズを付与して秘密分散で分割することで生成した秘密分散データである比較分散データを、前記外部装置から取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第1取得部は、メール本文に対して内容を伏せておくためのランダムノイズを付与して秘密分散で分割することで生成された秘密分散データである対象分散データを取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第1取得部は、チャット文に対して内容を伏せておくためのランダムノイズを付与して秘密分散で分割することで生成された秘密分散データである対象分散データを取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
メッセージに対してランダムノイズを付与して秘密分散で分割することで生成された秘密分散データである対象分散データを取得する第1取得工程と、
検知対象に対してランダムノイズを付与して秘密分散で分割することで生成された秘密分散データである比較分散データを取得する第2取得工程と、
前記対象分散データと前記比較分散データとを復号せずに秘密保持状態で比較する比較工程と、
前記対象分散データと前記比較分散データとの比較結果に応じて、前記メッセージに前記検知対象が含まれているか否かを判定する判定工程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
利用者のIDを連携するID連携システムに関する技術が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-144385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、利用者のIDを使用するため、条件・状況次第で利用者や、利用者の個人情報を特定できる可能性がある。そのため、利用者のIDを使用せずに、利用者や、利用者の個人情報を特定することなく、利用者の個人情報に基づく施策の立案や、統計情報等の算出・取得ができる手段が求められている。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ID連携を行うことなく安全に利用者の個人情報を共有・利用することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る情報処理装置は、メッセージに対してランダムノイズを付与して秘密分散で分割することで生成された秘密分散データである対象分散データを取得する第1取得部と、検知対象に対してランダムノイズを付与して秘密分散で分割することで生成された秘密分散データである比較分散データを取得する第2取得部と、前記対象分散データと前記比較分散データとを復号せずに秘密保持状態で比較する比較部と、前記対象分散データと前記比較分散データとの比較結果に応じて、前記メッセージに前記検知対象が含まれているか否かを判定する判定部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、ID連携を行うことなく安全に利用者の個人情報を共有・利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。
図2は、秘密保持状態で不正メッセージの検出の概要を示す説明図である。
図3は、ノウハウの秘密共有の概要を示す説明図である。
図4は、秘密保持状態でのクーポン獲得の比較の概要を示す説明図である。
図5は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
図6は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。
図7は、実施形態に係るサーバ装置の構成例を示す図である。
図8は、利用者情報データベースの一例を示す図である。
図9は、履歴情報データベースの一例を示す図である。
図10は、比較情報データベースの一例を示す図である。
図11は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。
図12は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
〔1.情報処理方法の概要〕
まず、図1を参照し、実施形態に係る情報処理装置が行う情報処理方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。なお、図1では、ID連携を行うことなく安全に利用者の個人情報を共有・利用する場合を例に挙げて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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