特許ウォッチ

公開番号2024116865
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-28
出願番号2023022693
出願日2023-02-16
発明の名称計量装置
出願人株式会社イシダ
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20240821BHJP(測定;試験)
要約【課題】簡単な構成で、隣接するホッパ12A、12B間に供給される物品をいずれか一方のホッパに確実に落下させること。
【解決手段】一実施形態に係る計量装置1は、隣接するホッパ12A、12Bと、隣接するホッパ12A、12B間に配置され、外部11A、11Bから投入される物品を隣接するホッパ12A、12Bのいずれかに振り分ける振分機構20と、を備え、振分機構20は、回転軸21Rを中心に回転可能な回転体21を有し、回転軸21Rと回転体21の中心軸21Cとは、平行ではなく、回転体21は、物品が当接することにより回転し、物品が当接しない場合には回転しない。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
隣接するホッパと、
前記隣接するホッパ間に配置され、外部から投入される物品を前記隣接するホッパのいずれかに振り分ける振分機構と、を備え、
前記振分機構は、回転軸を中心に回転可能な回転体を有し、
前記回転軸と前記回転体の中心軸とは、平行ではなく、
前記回転体は、前記物品が当接することにより回転し、前記物品が当接しない場合には回転しない、計量装置。
続きを表示（約 290 文字）【請求項２】
前記回転体は、前記物品が当接しない場合には、どの回転位置であっても回転しない、請求項１に記載の計量装置。
【請求項３】
前記振分機構は、
前記隣接するホッパ間を連結する連結部材の上端に引っ掛けられて固定されるブラケットと、
前記ブラケットに取り付けられ、前記回転軸の延在方向に延びるロッドと、
前記ロッドに取り付けられ、上方向に延びる固定部材と、を有し、
前記回転体の回転軸は、前記ブラケットに形成されている溝内に挿入され、且つ、前記固定部材に設けられている上方向の開口内に挿入される、請求項１に記載の計量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、計量装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、隣接するホッパ同士の境界に回転自在な回転体を配置し、かかる回転体に乗った物品をいずれか一方のホッパに落下させるように構成されている計量装置が知られている。ここで、かかる回転体は、樹脂成型されたローラ或いは金属製の回転羽根である。
【０００３】
このような回転体に物品が乗ると、通常、かかる回転体が不安定になり回転するから、物品は一方のホッパに落下していく。
【０００４】
しかしながら、例えば、鳥の腿肉のような扁平な物品が、バランスよく回転体に乗ると、回転体は、回転しないため、かかる物品は、そのまま回転体上に留まってしまう。このような状態になると、かかる物品が、長時間、かかるホッパ間に放置されることになり好ましくないという問題点があった。
【０００５】
かかるそのため、かかる問題点を解決するために、回転体をモータに連結して回転させる計量装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
特開２００７-１９８８１７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
しかしながら、上述の計量装置では、隣接するホッパ間にモータを配置することは、コストアップにつながり、且つ、清掃性にも問題があるため、好ましくないという問題点があった。
【０００８】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、隣接するホッパ間に供給される物品をいずれか一方のホッパに確実に落下させることができる計量装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
一実施形態に係る計量装置は、隣接するホッパと、前記隣接するホッパ間に配置され、外部から投入される物品を前記隣接するホッパのいずれかに振り分ける振分機構と、を備え、前記振分機構は、回転軸を中心に回転可能な回転体を有し、前記回転軸と前記回転体の中心軸とは、平行ではなく、前記回転体は、前記物品が当接することにより回転し、前記物品が当接しない場合には回転しないことを要旨とする。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、簡単な構成で、隣接するホッパ間に供給される物品をいずれか一方のホッパに確実に落下させることができる計量装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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