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公開番号2024115424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-26
出願番号2023021116
出願日2023-02-14
発明の名称鉄筋結束機
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類E04G 21/12 20060101AFI20240819BHJP(建築物)
要約【課題】ワイヤの耳高さを低くすることができる技術を開示する。
【解決手段】鉄筋結束機は、ワイヤを送る送りユニットと、ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、鉄筋の周りのワイヤを把持する把持ユニットと、を備えている。把持ユニットは、ワイヤが案内ユニットにより鉄筋の周りに案内されるときに、ワイヤの先端と当接するワイヤ先端案内面を備えている。ワイヤ先端案内面は、ワイヤの先端と当接したときに、ワイヤの先端を、鉄筋に近づく方向に案内するように構成されている。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤを用いて鉄筋を結束する鉄筋結束機であって、
前記ワイヤを送る送りユニットと、
前記ワイヤを前記鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、
前記鉄筋の周りの前記ワイヤを把持する把持ユニットと、を備えており、
前記把持ユニットは、前記ワイヤが前記案内ユニットにより前記鉄筋の周りに案内されるときに、前記ワイヤの先端と当接するワイヤ先端案内面を備えており、
前記ワイヤ先端案内面は、前記ワイヤの前記先端と当接したときに、前記ワイヤの前記先端を、前記鉄筋に近づく方向に案内するように構成されている、鉄筋結束機。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記ワイヤの前記先端は、前記案内ユニットに案内されて、巻回軌道に従って前記鉄筋の周りに巻回され、
前記ワイヤ先端案内面は、前記ワイヤが前記案内ユニットに案内されるときに、前記巻回軌道上に配置されており、
前記ワイヤ先端案内面と前記巻回軌道のなす角度は、90度よりも大きい、請求項1に記載の鉄筋結束機。
【請求項3】
前記ワイヤ先端案内面と前記巻回軌道のなす前記角度は、95度以上である、請求項2に記載の鉄筋結束機。
【請求項4】
前記把持ユニットは、中心軸周りを回転可能であり、
前記ワイヤ先端案内面は、前記鉄筋に向かうにつれて、前記中心軸から離れるように、前記中心軸に対して傾斜している、請求項1から3のいずれか一項に記載の鉄筋結束機。
【請求項5】
前記把持ユニットは、前記ワイヤ先端案内面と前記鉄筋との間に配置されており、前記ワイヤ先端案内面上を移動する前記ワイヤの前記先端と当接するガード面をさらに備えている、請求項1から4のいずれか一項に記載の鉄筋結束機。
【請求項6】
前記把持ユニットは、
前記ワイヤ先端案内面を備える第1クランプ部材と、
前記第1クランプ部材との間で前記ワイヤを挟持する第2クランプ部材と、を備えている、請求項1から5のいずれか一項に記載の鉄筋結束機。
【請求項7】
ワイヤを用いて鉄筋を結束する鉄筋結束機であって、
前記ワイヤを送る送りユニットと、
前記ワイヤを前記鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、
前記鉄筋の周りの前記ワイヤを把持する把持ユニットと、を備えており、
前記把持ユニットは、前記ワイヤが前記案内ユニットにより前記鉄筋の周りに巻回されるときに、前記ワイヤの先端と当接する当接面を備えており、
前記ワイヤの前記先端は、前記当接面と当接するワイヤ先端面を備えており、
前記ワイヤ先端面は、前記ワイヤの長手軸に対して90度よりも大きい角度で傾斜している、鉄筋結束機。
【請求項8】
前記ワイヤ先端面が前記当接面に当接したとき、前記長手軸は、前記当接面に対して90度よりも大きい角度で傾斜している、請求項7記載の鉄筋結束機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、鉄筋結束機に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、鉄筋結束機が開示されている。鉄筋結束機は、ワイヤを用いて鉄筋を結束する。鉄筋結束機は、ワイヤを送る送りユニットと、ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、鉄筋の周りのワイヤを把持する把持ユニットと、を備えている。把持ユニットは、ワイヤが案内ユニットにより鉄筋の周りに案内されるときに、ワイヤの先端と当接するワイヤ先端案内面を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-142753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の鉄筋結束機では、ワイヤの先端は、案内ユニットにより案内されるとき、ワイヤ先端案内面に対して90度よりも小さい角度で当接する。このため、ワイヤの先端は、ワイヤ先端案内面上を鉄筋から離れる方向に移動する。これにより、ワイヤを用いて鉄筋が結束されたとき、ワイヤの先端と鉄筋との間の距離を示すワイヤの耳高さが高くなる。本明細書では、ワイヤの耳高さを低くすることができる技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する鉄筋結束機は、ワイヤを用いて鉄筋を結束する。鉄筋結束機は、ワイヤを送る送りユニットと、ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、鉄筋の周りのワイヤを把持する把持ユニットと、を備えている。把持ユニットは、ワイヤが案内ユニットにより鉄筋の周りに案内されるときに、ワイヤの先端と当接するワイヤ先端案内面を備えている。ワイヤ先端案内面は、ワイヤの先端と当接したときに、ワイヤの先端を、鉄筋に近づく方向に案内するように構成されている。
【0006】
上記の構成によれば、ワイヤの先端は、ワイヤ先端案内面に当接した後に、ワイヤ先端案内面上を、鉄筋に近づく方向に移動する。これにより、ワイヤの先端が鉄筋から離れる方向に移動する構成と比較して、ワイヤの先端と鉄筋との間の距離を短くすることができる。これにより、ワイヤを用いて鉄筋が結束されたときに、ワイヤの先端と鉄筋との間の距離を示すワイヤの耳高さを低くすることができる。
【0007】
本明細書が開示する鉄筋結束機は、ワイヤを用いて鉄筋を結束する。鉄筋結束機は、ワイヤを送る送りユニットと、ワイヤを鉄筋の周りに案内する案内ユニットと、鉄筋の周りのワイヤを把持する把持ユニットと、を備えている。把持ユニットは、ワイヤが案内ユニットにより鉄筋の周りに巻回されるときに、ワイヤの先端と当接する当接面を備えている。ワイヤの先端は、当接面と当接するワイヤ先端面を備えている。ワイヤ先端面は、ワイヤの長手軸に対して90度よりも大きい角度で傾斜している。
【0008】
上記の構成によれば、ワイヤ先端面は、当接面に所定の向きで当接する。ワイヤ先端面は、当接面に当接した後に、当接面上を鉄筋に近づく方向に移動し易い。これにより、ワイヤ先端面が鉄筋から離れる方向に移動する構成と比較して、ワイヤの先端と鉄筋との間の距離を短くすることができる。この結果、ワイヤを用いて鉄筋が結束されたときに、ワイヤの先端と鉄筋との間の距離を示すワイヤの耳高さを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施例の鉄筋結束機2の斜視図である。
第1実施例の鉄筋結束機2において、左側ハウジング8とリールカバー10が取り外された状態の左側面図である。
第1実施例の鉄筋結束機2において、リールカバー10が開かれた状態の斜視図である。
第1実施例の鉄筋結束機2において、案内ユニット42近傍の断面図である。
第1実施例の切断ユニット44と捩りユニット46の断面図である。
第1実施例の鉄筋結束機2において、左側ハウジング8が取り外された状態の捩りユニット収容部14近傍の左側面図である。
第1実施例の切断ユニット44と捩りユニット46の断面図である。
第1実施例の捩りユニット46の斜視図である。
第1実施例の捩りユニット46の断面図である。
第1実施例の回転制限ユニット48の斜視図である。
第1実施例の捩りユニット46とセンサユニット150の断面図である。
第1実施例の捩りユニット46において、把持ユニット100近傍の斜視図である。
第1実施例の右側クランプ部材154の斜視図である。
第1実施例の左側クランプ部材156の斜視図である。
第1実施例の左側クランプ部材156において、ワイヤ先端案内面190近傍の断面図である。
第1実施例において、ワイヤWが捩られた後のワイヤWと鉄筋Rの側面図である。
第2実施例の左側クランプ部材156において、ワイヤ先端案内面190近傍の断面図である。
第2実施例のワイヤ先端案内面190において、ワイヤWの先端と当接したときの拡大断面図である。
第2実施例の第1カッタ70と第2カッタ72の断面図である。
第2実施例のワイヤ先端案内面190において、ワイヤ先端面300と当接したときの拡大断面図である。
第3実施例の第1カッタ70と第2カッタ72の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、以下に開示される追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善された鉄筋結束機、その製造方法及び使用方法を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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