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公開番号
2024114324
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-23
出願番号
2023020010
出願日
2023-02-13
発明の名称
電力供給制御装置
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20240816BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ポータブルバッテリの電力を電気自動車の駆動バッテリに供給するだけでなく、他の電気機器へも供給する電力供給制御装置及び電力供給制御方法を提供する。
【解決手段】電力供給制御装置は、電気自動車の駆動バッテリとポータブルバッテリとの間における電力供給の制御を行う。ポータブルバッテリに残す下限充電率は、ユーザが任意に変更可能であり、ポータブルバッテリからその充電率を取得し、ポータブルバッテリの充電率が下限充電率を超えるときは、駆動バッテリに電力を供給し、下限充電率で電力供給を停止する。このため、ポータブルバッテリの電力を駆動バッテリだけでなく、他の電気機器への供給も可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電気自動車の駆動バッテリとポータブルバッテリとの間における電力供給の制御を行う電力供給制御装置であって、
上記ポータブルバッテリに残す下限充電率をユーザが任意に変更可能であり、
上記ポータブルバッテリからその充電率を取得し、
上記ポータブルバッテリの充電率が、上記下限充電率を超えるときは上記駆動バッテリに電力を供給し、上記下限充電率で電力供給を停止することを特徴とする電力供給制御装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
上記駆動バッテリの充電率が所定値以下になったとき、上記駆動バッテリへの電力供給を開始することを特徴とする請求項1に記載の電力供給制御装置。
【請求項3】
電気自動車の走行によって駆動バッテリの充電率が所定値以上になることが見込まれるとき、
上記駆動バッテリから上記ポータブルバッテリに電力供給を行うことを特徴とする請求項1に記載の電力供給制御装置。
【請求項4】
上記ポータブルバッテリが外部に電力供給を行っているとき、
上記駆動バッテリから上記ポータブルバッテリに電力を供給し、
上記ポータブルバッテリの充電率を上記下限充電率で維持することを特徴とする請求項1に記載の電力供給制御装置。
【請求項5】
電気自動車の駆動バッテリとポータブルバッテリとの間の電力供給制御方法であって、
上記ポータブルバッテリからその充電率を取得し、
上記ポータブルバッテリの充電率が、ユーザが入力した上記ポータブルバッテリに残す下限充電率を超えるときは、上記駆動バッテリに電力を供給し、上記下限充電率で電力供給を停止することを特徴とする電力供給制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力供給制御装置に係り、更に詳細には、電気自動車の駆動バッテリとポータブルバッテリとの間における電力の供給制御を行う電力供給制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車の駆動バッテリに加えて、交換可能なサブカートリッジバッテリを電気自動車に搭載し、このカートリッジバッテリをサブバッテリとして用いることが知られている。例えば、特許文献1。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-108833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記サブバッテリとして、汎用性が高いポータブルバッテリを用いる場合は、その携帯容易性を生かし、キャンプ地などで他の電気機器への電力供給源として利用するなど、駆動バッテリの充電以外にも利用したい場合がある。
【0005】
しかしながら、電気自動車は、供給される電力を昇圧し、高電圧な駆動バッテリへの充電を可能にするオンボードチャージャ(OBC)を備えており、ポータブルバッテリの接続が継続されるとポータブルバッテリバッテリのすべての電力が駆動バッテリに充電されてしまうため、他の電気機器に使用できない場合が生じる。
【0006】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ポータブルバッテリの電力を電気自動車の駆動バッテリに供給するだけでなく、他の電気機器への供給も可能にする、電力供給制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、ユーザがポータブルバッテリに残す、ポータブルバッテリの下限充電率を任意に変更することを可能にし、その範囲内で駆動バッテリに電力を供給することにより、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明の電力供給制御装置は、電気自動車の駆動バッテリとポータブルバッテリとの間における電力供給の制御を行う。
そして、上記ポータブルバッテリに残す下限充電率をユーザが任意に変更可能であり、
上記ポータブルバッテリからその充電率を取得し、
上記ポータブルバッテリの充電率が、上記下限充電率を超えるときは上記駆動バッテリに電力を供給し、上記下限充電率で電力供給を停止することを特徴とする。
【0009】
本発明の電力供給制御方法は、電気自動車の駆動バッテリとポータブルバッテリとの間の電力供給を制御する方法である。
そして、上記ポータブルバッテリからその充電率を取得し、
上記ポータブルバッテリの充電率が、ユーザが入力した上記ポータブルバッテリに残す下限充電率を超えるときは、上記駆動バッテリに電力を供給し、上記下限充電率で電力供給を停止することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ユーザがポータブルバッテリに残す下限充電率を任意に変更することを可能にし、その範囲内で駆動バッテリに電力を供給することとしたため、ポータブルバッテリの電力を駆動バッテリだけでなく、他の電気機器への供給も可能にする電力供給制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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