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公開番号2024106862
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2023011330
出願日2023-01-27
発明の名称冷水製造装置
出願人三浦工業株式会社
代理人SK弁理士法人,個人,個人
主分類F25B 1/00 20060101AFI20240801BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】消費電力を抑えつつ冷水循環ライン内の水の凍結を防止することの可能な冷水製造装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、冷水を生成する冷水製造装置1であって、循環手段5,6と、冷却手段2,3,4,8と、温度検知手段9,10と、加温手段6と、制御手段11とを備え、循環手段5,6は、冷水循環ライン5及び冷水循環ポンプ6を備えるとともに、冷却する水を冷水循環ポンプ6の駆動により冷水循環ライン5を介して循環させるよう構成され、冷却手段2,3,4,8は、冷水循環ライン5を循環する循環水を冷却するよう構成され、温度検知手段9,10は、循環水の水温と外気温の少なくとも一方を検知するよう構成され、加温手段6は、循環水を加温するよう構成され、制御手段11は、温度検知手段9,10が検知した水温と外気温の少なくとも一方に基づいて加温手段6による循環水の加温を制御する、冷水製造装置1が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
冷水を生成する冷水製造装置であって、
循環手段と、冷却手段と、温度検知手段と、加温手段と、制御手段とを備え、
前記循環手段は、冷水循環ライン及び冷水循環ポンプを備えるとともに、冷却する水を前記冷水循環ポンプの駆動により前記冷水循環ラインを介して循環させるよう構成され、
前記冷却手段は、前記冷水循環ラインを循環する循環水を冷却するよう構成され、
前記温度検知手段は、前記循環水の水温と外気温の少なくとも一方を検知するよう構成され、
前記加温手段は、前記循環水を加温するよう構成され、
前記制御手段は、前記温度検知手段が検知した前記水温と外気温の少なくとも一方に基づいて前記加温手段による前記循環水の加温を制御する、冷水製造装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
請求項1に記載の冷水製造装置であって、
前記加温手段は、前記冷水循環ポンプであり、
前記制御手段は、前記温度検知手段が検知する前記水温と外気温の少なくとも一方の低下に応じて前記冷水循環ポンプの出力を増加させる、冷水製造装置。
【請求項3】
請求項2に記載の冷水製造装置であって、
前記制御手段は、前記水温と外気温の少なくとも一方の低下に応じて前記冷水循環ポンプの周波数を増加させる、冷水製造装置。
【請求項4】
請求項1~請求項3のいずれかに記載の冷水製造装置であって、
前記制御手段は、冷却運転動作と運転停止中動作とを実行するよう構成され、
前記冷却運転動作では、前記冷却手段により前記循環水を冷却し、
前記運転停止中動作では、前記温度検知手段が検知した前記水温と外気温の少なくとも一方に基づいて前記加温手段により前記循環水を加温する、冷水製造装置。
【請求項5】
請求項1~請求項3のいずれかに記載の冷水製造装置であって、
前記冷却手段は、冷媒を冷却する冷凍機と、熱交換器とを備え、前記熱交換器において前記冷媒と前記循環水との間で熱交換させることで前記循環水を冷却する、冷水製造装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷水を製造する冷水製造装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、食品等の冷却のために冷水を製造する冷水製造装置がある。例えば、特許文献1には、熱交換器と冷凍機との間で冷媒を循環させるとともに当該熱交換器と蓄氷タンクとの間で冷水を循環させることで蓄氷タンクに氷水を生成し、必要に応じて蓄氷タンクから冷却槽に冷却水を供給する蓄氷型冷水装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3412371号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に開示される冷水装置では、常温の原水を混合することにより運転中における熱交換器内の水の凍結を防止することが可能である。しかしながら、運転停止中においては、外気温の低下により、冷水循環ライン内で凍結が生じるおそれがあった。また、運転停止中にも水を循環させることで冷水循環ポンプの入熱により冷水循環ライン内での凍結を防止することも考えられるが、この場合、冷水循環ポンプの消費電力が増加してしまう。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、消費電力を抑えつつ、冷水循環ライン内の水の凍結を防止することの可能な冷水製造装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、以下の発明が提供される。
[1]冷水を生成する冷水製造装置であって、循環手段と、冷却手段と、温度検知手段と、加温手段と、制御手段とを備え、前記循環手段は、冷水循環ライン及び冷水循環ポンプを備えるとともに、冷却する水を前記冷水循環ポンプの駆動により前記冷水循環ラインを介して循環させるよう構成され、前記冷却手段は、前記冷水循環ラインを循環する循環水を冷却するよう構成され、前記温度検知手段は、前記循環水の水温と外気温の少なくとも一方を検知するよう構成され、前記加温手段は、前記循環水を加温するよう構成され、前記制御手段は、前記温度検知手段が検知した前記水温と外気温の少なくとも一方に基づいて前記加温手段による前記循環水の加温を制御する、冷水製造装置。
[2][1]に記載の冷水製造装置であって、前記加温手段は、前記冷水循環ポンプであり、前記制御手段は、前記温度検知手段が検知する前記水温と外気温の少なくとも一方の低下に応じて前記冷水循環ポンプの出力を増加させる、冷水製造装置。
[3][2]に記載の冷水製造装置であって、前記制御手段は、前記水温と外気温の少なくとも一方の低下に応じて前記冷水循環ポンプの周波数を増加させる、冷水製造装置。
[4][1]~[3]のいずれかに記載の冷水製造装置であって、前記制御手段は、冷却運転動作と運転停止中動作とを実行するよう構成され、前記冷却運転動作では、前記冷却手段により前記循環水を冷却し、前記運転停止中動作では、前記温度検知手段が検知した前記水温と外気温の少なくとも一方に基づいて前記加温手段により前記循環水を加温する、冷水製造装置。
[5][1]~[4]のいずれかに記載の冷水製造装置であって、前記冷却手段は、冷媒を冷却する冷凍機と、熱交換器とを備え、前記熱交換器において前記冷媒と前記循環水との間で熱交換させることで前記循環水を冷却する、冷水製造装置。
【0007】
本発明によれば、水温と外気温の少なくとも一方に基づいて加温手段による循環水の加温を制御することで、消費電力を抑えつつ、冷水循環ライン内の水の凍結を防止することが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る冷水製造装置1を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。
【0010】
1.冷水製造装置1の構成
まず、本発明の一実施形態に係る冷水製造装置1の構成について説明する。本実施形態の冷水製造装置1は、水を冷却し、冷水を製造するために用いられる。製造された冷水は、例えば、食品等の被処理物を冷却するために用いられる。
(【0011】以降は省略されています)

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