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公開番号2024105615
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-06
出願番号2024080571,2020179211
出願日2024-05-17,2020-10-26
発明の名称スピニングリールの糸案内機構
出願人株式会社シマノ
代理人
主分類A01K 89/01 20060101AFI20240730BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】糸ふけが発生しにくいスピニングリールの糸案内機構を提供する。
【解決手段】糸案内機構は、第1ベール支持部材11と、固定軸13と、ラインローラ14と、ベールと、カバー部材16と、突起部材17と、を備える。ラインローラ14は、固定軸13に回転可能に支持される。カバー部材16は、ベールの一端に設けられ、ラインローラ14の一部を覆う。突起部材17は、第1ベール支持部材11に設けられる。突起部材17は、糸ふけ防止部31を有する。糸ふけ防止部31は、固定軸13の軸線方向に延び固定軸13の径方向においてカバー部材16の外周面16aよりも固定軸13の軸線Aに近い位置でラインローラ14に対向して配置される第1部分31aを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
1対のロータアームに揺動可能に連結され、スプールに釣り糸を案内するスピニングリールの糸案内機構であって、
前記1対のロータアームの一方に揺動可能に連結されるベール支持部材と、
前記ベール支持部材に固定される固定軸と、
前記固定軸に回転可能に支持され、前記スプールに前記釣り糸を案内するラインローラと、
一端が前記固定軸を介して前記ベール支持部材に支持され、前記ラインローラに前記釣り糸を案内するベールと、
前記ベールの前記一端に設けられ、前記ラインローラの一部を覆うカバー部材と、
前記固定軸の軸線方向に延び前記固定軸の径方向において前記カバー部材の外周面よりも前記固定軸の軸線に近い位置で前記ラインローラに対向して配置される第1部分を有する糸ふけ防止部を有し、前記ベール支持部材に設けられる突起部材と、
を備えた、スピニングリールの糸案内機構。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記糸ふけ防止部は、フィン形状であり前記釣り糸に押されたときに撓むことが可能である、
請求項1に記載のスピニングリールの糸案内機構。
【請求項3】
前記ラインローラと前記第1部分との最短距離は1mm以下である、
請求項1又は2に記載のスピニングリールの糸案内機構。
【請求項4】
前記ベール支持部材は、前記固定軸の軸線方向に延びる溝部を有し、
前記突起部材は、前記溝部に差し込まれる差込部さらに有し、前記ベール支持部材に着脱可能に装着されている、
請求項1から3のいずれか1項に記載のスピニングリールの糸案内機構。
【請求項5】
前記差込部は、前記溝部に圧入固定され、
前記突起部材は、前記溝部から前記差込部を引き抜くための工具を引っ掛ける引っ掛け部をさらに有する、
請求項4に記載のスピニングリールの糸案内機構。
【請求項6】
前記固定軸の軸線方向と異なる方向から前記ベール支持部材に差し込まれ、前記溝部から前記差込部を抜け止めする抜け止め部材をさらに備える、
請求項5に記載のスピニングリールの糸案内機構。
【請求項7】
前記抜け止め部材は、頭部を有するピン部材であり、
前記頭部は、前記1対のロータアームにおける前記ベール支持部材との合わせ面によって押さえ込まれている、
請求項6に記載のスピニングリールの糸案内機構。
【請求項8】
前記ベール支持部材及び前記突起部材の一方は、軸線方向と異なる方向に突出する突起を有し、
前記ベール支持部材及び前記突起部材の他方は、前記突起が嵌合する孔部を有し、
前記突起部材は、前記突起と前記孔部とによって前記ベール支持部材から抜け止めされている、
請求項4に記載のスピニングリールの糸案内機構。
【請求項9】
前記突起部材は、前記差込部の一端において前記ベール支持部材の一部を抱え込むように形成されたアーム部をさらに有し、
前記ベール支持部材は、前記アーム部の先端が係合する係合部を有する、
請求項4に記載のスピニングリールの糸案内機構。
【請求項10】
前記突起部材は、前記固定軸の径方向において前記第1部分よりも前記固定軸の軸線から離れた位置で前記カバー部材に対向して配置される第2部分をさらに有する、
請求項1から9のいずれか1項に記載のスピニングリールの糸案内機構。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スピニングリールの糸案内機構に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
スピニングリールは、スプールに釣り糸を案内する糸案内機構を備えている。糸案内機構は、1対のロータアームに揺動可能に連結される。糸案内機構は、ベールと、ベール支持部材と、固定軸と、ラインローラと、を有している。ベールは、ベール支持部材に支持され、ラインローラに釣り糸を案内する。ベール支持部材は、ロータアームに揺動可能に連結される。ラインローラは、固定軸に回転可能に支持され、スプールに釣り糸を案内する(特許文献1参照)。
【0003】
ラインローラによってスプールに釣り糸が案内されるときに、釣り糸に十分な張力が作用していなければ、ラインローラから釣り糸が離れてしまい、糸ふけが生じてしまう。さらに、スプールやベール支持部材に釣り糸が絡まる恐れもある。この問題を解決するために、例えば特許文献1では、糸ふけ防止部材をベール支持部材に設けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-327718号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
スピニングリールでは、より糸ふけが発生しにくい糸案内機構が望まれており、糸案内機構のさらなる改良が望まれている。
【0006】
本発明の課題は、糸ふけが発生しにくいスピニングリールの糸案内機構を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係るスピニングリールの糸案内機構は、1対のロータアームに揺動可能に連結され、スプールに釣り糸を案内する。糸案内機構は、ベール支持部材と、固定軸と、ラインローラと、ベールと、カバー部材と、突起部材と、を備える。ベール支持部材は、1対のロータアームの一方に揺動可能に連結される。固定軸は、ベール支持部材に固定される。ラインローラは、固定軸に回転可能に支持され、スプールに釣り糸を案内する。ベールは、一端が固定軸を介してベール支持部材に支持され、ラインローラに釣り糸を案内する。カバー部材は、ベールの一端に設けられ、ラインローラの一部を覆う。突起部材は、ベール支持部材に設けられる。突起部材は、糸ふけ防止部を有する。糸ふけ防止部
は、固定軸の軸線方向に延び固定軸の径方向においてカバー部材の外周面よりも固定軸の軸線に近い位置でラインローラに対向して配置される第1部分を有する。
【0008】
このスピニングリールの糸案内機構では、糸ふけ防止部の第1部分がカバー部材の外周面よりも固定軸の軸線に近い位置でラインローラに対向して配置されるので、ラインローラと糸ふけ防止部との隙間を小さくすることができる。これにより、ラインローラから脱落した釣り糸が糸ふけ防止部によってしごかれるので、釣り糸がループした状態でスプールに巻き付けられることを抑制できる。これにより、糸ふけが発生しにくいスピニングリールの糸案内機構を提供することができる。
【0009】
糸ふけ防止部は、フィン形状であり釣り糸に押されたときに撓むことが可能であってもよい。この場合は、ラインローラと糸ふけ防止部との間の隙間に釣り糸の結び目が引っ掛かることを防止することができる。
【0010】
ラインローラと第1部分との最短距離は1mm以下であってもよい。この場合は、釣り糸がループした状態でスプールに巻き付けられることをさらに抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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