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公開番号
2024104274
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-02
出願番号
2023168691
出願日
2023-09-28
発明の名称
情報処理システム、情報処理システムの制御方法、制御プログラム、および記録媒体
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G16H
80/00 20180101AFI20240726BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】指示者からの指示または介入を受けた対象者からの報告内容の理解を容易化する。
【解決手段】情報処理システム(100)は、対象者に生じた事象に関する事象情報と、該対象者の行動を示す行動情報と、を関連付けて取得する取得部(212)と、前記事象情報と前記事象が生じるまでの経過期間の長さに関する時間情報と、を関連付ける関連付け部(213)と、前記行動情報および前記時間情報を含む報告情報を提示する提示制御部(215)と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
対象者が指示者から指示または介入を与えられてから以降の所定期間において該対象者に生じた事象に関する事象情報と、前記事象が生じる前および該事象が生じた時点の少なくともいずれかにおける該対象者の行動を示す行動情報と、を関連付けて取得する取得部と、
前記事象情報と、前記対象者が前記指示または前記介入を与えられてから前記事象が生じるまでの経過期間の長さに関する時間情報と、を関連付ける関連付け部と、
前記行動情報および前記時間情報を含む報告情報を提示する提示制御部と、
を備える情報処理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記事象は、前記所定期間内に複数回生じており、
前記報告情報は、前記事象の各々が生じた順序を示す時系列情報を含み、
前記提示制御部は、前記事象情報および前記行動情報と共に、前記時系列情報を提示する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記事象の各々に対応する前記事象情報および前記行動情報の複数の組合せを統計的に解析した解析結果に基づいて、該事象の各々の発生との関連性が高い関連行動を特定する特定部をさらに備え、
前記提示制御部は、前記関連行動を示す情報を提示する、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記特定部は、前記解析結果を用いて前記事象が発生する傾向に関する情報をさらに特定し、
前記提示制御部は、前記傾向に関する情報を提示する、
請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記報告情報が前記指示者に提示され得る状態となったことを前記対象者に通知する通知部をさらに備える、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記事象は、前記対象者の身体的または精神的な自覚症状である、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
医療関係者または医療機関である前記指示者に用いられる情報処理装置と、
前記医療関係者による診察を受けた、または前記医療機関において診察を受けた患者である前記対象者に用いられる端末装置と、を備える、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項8】
対象者が指示者から指示または介入を与えられてから以降の所定期間において該対象者に生じた事象に関する事象情報と、前記事象が生じる前および該事象が生じた時点の少なくともいずれかにおける該対象者の行動を示す行動情報と、を関連付けて取得する取得ステップと、
前記事象情報と前記対象者が前記指示または前記介入を与えられてから前記事象が生じるまでの経過期間の長さに関する時間情報と、を関連付ける関連付けステップと、
前記行動情報および前記時間情報を含む報告情報を提示する提示制御ステップと、
を含む情報処理システムの制御方法。
【請求項9】
請求項1に記載の情報処理システムとしてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記取得部、前記関連付け部、および前記提示制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
【請求項10】
請求項9に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、指示者と、指示者から指示を受ける対象者との間のコミュニケーションを支援する情報処理システム等に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、膝手術前の患者からの回答に基づいて将来の膝手術に関連する患者の満足度を決定し、外科医に予測満足度値を知らせるための外科医レポートを含む電子文書を生成する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2019-500709号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
指示者は、指示を与えた対象者からの報告を受け取り、該対象者の状態を理解する。しかし、対象者からの報告内容を指示者が容易に理解できるとは限らない。対象者からの報告内容を指示者がよく理解できていない場合、指示者は対象者の状態の変化を見誤る可能性がある。
【0005】
対象者と指示者とが自由に会話可能な状況であれば、対象者の報告内容を指示者が理解できるまで口頭で訊くことが可能であるが、対象者からの報告内容を指示者が一方的に受け取る場合、対象者に繰り返し訊くことはお互いにとって煩雑である。
【0006】
例えば、対象者が患者であり、指示者がその患者に医学的介入を行った医師である場合、患者は医師に対して、医学的介入後の自身の症状、身体的または精神的な状態について報告する。この報告から、医師は、患者に対して行った医学的介入による効果(または影響)、および予後の良否を判断する。しかし、患者からの報告内容は、重要な事象に関連する報告内容が、該事象との関連性が乏しい情報に埋もれていたり、時系列が曖昧であったりするため、医師にとって、必ずしも理解しやすいものではない。
【0007】
本開示の一態様は、指示者からの指示または介入を受けた対象者からの報告内容の理解を容易化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る情報処理システムは、対象者が指示者から指示または介入を与えられてから以降の所定期間において該対象者に生じた事象に関する事象情報と、前記事象が生じる前および該事象が生じた時点の少なくともいずれかにおける該対象者の行動を示す行動情報と、を関連付けて取得する取得部と、前記事象情報と前記対象者が前記指示または前記介入を与えられてから前記事象が生じるまでの経過期間の長さに関する時間情報と、を関連付ける関連付け部と、前記行動情報および前記時間情報を含む報告情報を提示する提示制御部と、を備える。
【0009】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る情報処理システムの制御方法は、対象者が指示者から指示または介入を与えられてから以降の所定期間において該対象者に生じた事象に関する事象情報と、前記事象が生じる前および該事象が生じた時点の少なくともいずれかにおける該対象者の行動を示す行動情報と、を関連付けて取得する取得ステップと、前記事象情報と前記対象者が前記指示または前記介入を与えられてから前記事象が生じるまでの経過期間の長さに関する時間情報と、を関連付ける関連付けステップと、前記行動情報および前記時間情報を含む報告情報を提示する提示制御ステップと、を含む。
【0010】
本開示の各態様に係る情報処理システムは、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記情報処理システムが備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記情報処理システムをコンピュータにて実現させる情報処理システムの制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本開示の範疇に入る。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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