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公開番号2024104188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023008291
出願日2023-01-23
発明の名称建具
出願人三協立山株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類E06B 1/70 20060101AFI20240726BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】建具の断熱性を確保した上で、下枠の上面の排水性も確保する。
【解決手段】建具は、下枠本体と下枠カバーを備え、下枠本体は、外障子レールと内障子レールを有し、下枠カバーは、樹脂を含む材料で作られており、内障子レールの室内側に嵌る室内側カバーとレール間に嵌るレール間カバーがあり、室内側カバーは、下枠全域に亘って取り付けられており、レール間カバーは閉じた外障子の下側となる領域のみに取り付けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
下枠本体と下枠カバーを備え、下枠本体は、外障子レールと内障子レールを有し、下枠カバーは、樹脂を含む材料で作られており、内障子レールの室内側に嵌る室内側カバーとレール間に嵌るレール間カバーがあり、室内側カバーは、下枠全域に亘って取り付けられており、レール間カバーは閉じた外障子の下側となる領域のみに取り付けられている建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、下枠カバーを備えた建具に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
建具は、断熱性やバリアフリー化に関与する下枠カバーを備えたものが知られている。
下枠カバーは、外障子レールと内障子レールとの間に配置されるレール間カバーと、内障子レールの室内側に配置される室内側カバーがあり、それぞれ、下枠全域に亘って配置されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、下枠カバーにより下枠の上面を略フラットな状態にできる一方、下枠の上面が略フラットな状態になると排水性が損なわれるという問題がある。
このことから、建具の断熱性を確保した上で、下枠の上面の排水性も確保することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前述の課題を解決するために請求項1に記載の建具は、下枠本体と下枠カバーを備え、下枠本体は、外障子レールと内障子レールを有し、下枠カバーは、樹脂を含む材料で作られており、内障子レールの室内側に嵌る室内側カバーとレール間に嵌るレール間カバーがあり、室内側カバーは、下枠全域に亘って取り付けられており、レール間カバーは閉じた外障子の下側となる領域のみに取り付けられている。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、前述の構成により、建具の断熱性を確保した上で、下枠の上面の排水性も確保できる建具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明に係る建具の中間省略縦断面図であり、2層ガラスを備えた建具である。
図1の中間省略横断面図である。
室内側カバーとレール間カバーの配置関係を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態の建具Aを説明する。
以下の説明で、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
また、以下の説明で、樹脂型材で形成される各種部材は、建具Aの断熱性に関わる部材である。
【0008】
建具Aは、図1および図2に示すように、躯体aの開口部a1の内周に固定された枠1に、内障子2と外障子3を間口方向(以下、左右方向という)に引違い自在に配置した引違い窓を有するものである。
【0009】
枠1は、上枠1A、下枠1Bおよび左縦枠1C、右縦枠1Dを有して枠組みされた構造のものである。
上枠1A、下枠1Bおよび左縦枠1C、右縦枠1Dは、それぞれ、室内側にある上枠室内側部材10、下枠室内側部材11、左縦枠室内側部材12、右縦枠室内側部材13と、室外側にある上枠室外側部材14、下枠室外側部材15、左縦枠室外側部材16、右縦枠室外側部材17を備えており、これら室内側および室外側の両部材が一体化されて構成されている。
上枠1Aの上枠室内側部材10は、アルミニウム型材で形成された上枠室内側レール部材100と樹脂型材で形成された樹脂部材101を備えている。
上枠1Aの上枠室内側レール部材100は、上枠内障子レール10Aが設けられており、樹脂部材101よりも室外側に配置され、樹脂部材101と係合によって一体化されている。
上枠1Aの上枠室外枠部材14は、上枠外障子レール14Aが設けられた上枠室外側レール部材140と、上枠網戸レール14Bが設けられた上枠網戸側レール部材141を備えている。
上枠室外側レール部材140と上枠網戸側レール部材141は、互いの係合によって一体化されている。
上枠室内側レール部材100と上枠室外側レール部材140は、樹脂型材で形成された連結部材18を介して連結して構成されている。
連結部材18は、上枠室内側レール部材100と上枠室外側レール部材140の連結部分をカシメることによって、上枠室内側部材10と上枠室外側レール部材140をつなぐように固定される。
ここで、左縦枠1Cの左縦枠室内側部材12は、樹脂型材で形成され、左縦枠室外側部材16はアルミニウム型材で形成されている。
右縦枠1Dの右縦枠室内側部材13は、樹脂型材で形成され、右縦枠室外側部材17はアルミニウム型材で形成されている。
【0010】
下枠1Bは、下枠本体10Bと下枠カバー11Bを備えている。
下枠本体10Bは、アルミニウム型材からなる下枠室内側部材11と下枠室外側部材15を有しており、樹脂型材で形成された連結部材18を介して連結して構成されている。
連結部材18は、下枠室内側部材11と下枠室外側部材15の連結部分をカシメることによって、下枠室内側部材11と下枠室外側部材15をつなぐように固定されている。
また、連結部材18は、内障子2の下面から外障子3の下面にわたる見込み幅の領域に配置されており、これにより、室内側への断熱性を確保している。
(【0011】以降は省略されています)

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