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公開番号2024101597
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-30
出願番号2023005574
出願日2023-01-18
発明の名称色消しレンズ
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 3/00 20060101AFI20240723BHJP(光学)
要約【課題】本発明は、レンズの直径が5mm以下の色消しレンズに関し、光の透過率を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明の色消しレンズは、レンズ径が5mm以下であって、第1のガラスレンズと、第1のガラスレンズの光学面に融着した第2のガラスレンズとを備え、第1のガラスレンズのアッべ数をvd1、屈折率をn1とし、第2ガラスレンズのアッベ数をvd2、屈折率をn2としたとき、|vd1-vd2|>20および|n1-n2|<0.1の条件を満たす。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
レンズ径が５ｍｍ以下の色消しレンズであって、
前記色消しレンズは、第１のガラスレンズと、前記第１のガラスレンズの光学面に融着した第２のガラスレンズと、を備え、
前記第１のガラスレンズのアッべ数をｖｄ１、屈折率をｎ１とし、前記第２ガラスレンズの、アッべ数をｖｄ２、屈折率をｎ２としたとき、｜ｖｄ１－ｖｄ２｜＞２０および｜ｎ１－ｎ２｜＜０．１の条件を満たす色消しレンズ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、レンズ径が５ｍｍ以下の色消しレンズに関するものである。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の色消しレンズは、色収差を打ち消し合うように屈折率の異なる第１のガラスレンズと第２のガラスレンズとを融着させることにより一体化した構造が知られている。
【０００３】
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献１が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００８－２４１８１６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
近年、色消しレンズは、ＡＲ（ＡｕｇｍｅｎｔｅｄＲｅａｌｉｔｙ）グラスやＨＭＤ（ＨｅａｄＭｏｕｎｔｅｄＤｉｓｐｌａｙ）などのウェアラブル用途での活用が検討されている。ただし、ウェアラブル用途では、色消しレンズを含む光学系全体の小型化が重要であり、光学系を構成する光源や色消しレンズの小型化が求められている。
【０００６】
色消しレンズの小型化については、具体的に５ｍｍ以下であることが求められるとともに、光の透過率が重要となる。特に、光源は、その小型化や発熱の抑制に伴い射出パワーが小さくなる傾向にあり、光源から射出された光線が透過する色消しレンズでの透過ロスの低減が大きな課題となる。
【０００７】
そこで、本発明は、このような課題を解決し、色消しレンズの光の透過率を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記目的を達成するために、本発明の色消しレンズは、レンズ径が５ｍｍ以下であって、第１のガラスレンズと、第１のガラスレンズの光学面に融着した第２のガラスレンズとを備え、第１のガラスレンズのアッべ数をｖｄ１、屈折率をｎ１とし、第２ガラスレンズのアッベ数をｖｄ２、屈折率をｎ２としたとき、｜ｖｄ１－ｖｄ２｜＞２０および｜ｎ１－ｎ２｜＜０．１の条件を満たす。
【発明の効果】
【０００９】
以上の構成により色消しレンズの光の透過率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本発明の一実施の形態における色消しレンズの断面図
（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）同色消しレンズの製造方法を示す製造工程図
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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