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公開番号2024100803
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2024075940,2020530917
出願日2024-05-08,2019-05-27
発明の名称分析装置、及びプログラム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 50/12 20120101AFI20240719BHJP(計算;計数)
要約【課題】移動物体が行う一連の個別作業を含む作業系列を精度良く識別する作業系列識別装置、作業系列識別システム、作業系列識別方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】作業系列識別装置(1)は、一連の個別作業を含む作業系列を識別する。作業系列識別装置(1)は、作業領域内における移動物体の位置を時系列に示す第1のセンシング情報と、作業領域内の異なる位置における周囲環境状態を時系列に示す複数の第2のセンシング情報と、を取得する取得部(11,12)と、第1のセンシング情報に基づいて一連の個別作業の順序を特定し、第2のセンシング情報に基づいて一連の個別作業のそれぞれの作業内容を識別する制御部(12)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一連の個別作業を含む作業系列を識別する作業系列識別装置であって、
作業領域内における移動物体の位置を時系列に示す第1のセンシング情報と、前記作業領域内の異なる位置における周囲環境状態を時系列に示す複数の第2のセンシング情報と、を取得する取得部と、
前記第1のセンシング情報に基づいて前記一連の個別作業の順序を特定し、前記第2のセンシング情報に基づいて前記一連の個別作業のそれぞれの作業内容を識別する制御部と、
を備える、作業系列識別装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記取得部は、前記作業領域内の異なる位置に配置された複数の近傍センサから前記第2のセンシング情報をそれぞれ取得し、
前記制御部は、前記第1のセンシング情報が示す前記移動物体の位置と前記複数の近傍センサの位置とに基づいて、前記複数の第2のセンシング情報の中から前記作業内容の識別に使用する第2のセンシング情報を選択する、
請求項1に記載の作業系列識別装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記移動物体の位置と前記複数の近傍センサの位置とに基づいて、前記作業内容の識別に使用する第2のセンシング情報を複数選択した場合、前記選択した複数の第2のセンシング情報に基づいて、実際に使用する第2のセンシング情報をいずれか一つに決定する、
請求項2に記載の作業系列識別装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記作業領域を複数の作業場所に区分けして管理し、前記第1のセンシング情報に基づいて、前記複数の作業場所の中から前記移動物体がいる作業場所を特定し、
前記作業場所と前記作業内容とを対応づけて、前記作業系列を示す作業系列情報を生成する、
請求項1に記載の作業系列識別装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記作業領域内における第1の所定位置から第2の所定位置までの前記移動物体の動線を前記第1のセンシング情報に基づいて検出し、
前記検出した動線に沿って前記作業場所の特定と前記作業内容の識別を繰り返して、前記作業系列情報を生成する、
請求項4に記載の作業系列識別装置。
【請求項6】
前記第1のセンシング情報と前記第2のセンシング情報はそれぞれセンシングした時刻を示す時刻情報を含み、
前記制御部は、前記時刻情報に基づいて、前記第1のセンシング情報と前記第2のセンシング情報とを対応付ける、
請求項5に記載の作業系列識別装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記時刻情報に基づいて、各個別作業にかかる時間を計測する、
請求項6に記載の作業系列識別装置。
【請求項8】
前記制御部は、同一の個別作業にかかる時間の最小値、平均値、最大値、標準偏差、及びランキングの少なくともいずれか一つを算出する、
請求項7に記載の作業系列識別装置。
【請求項9】
前記制御部は、検出した前記動線上において、前記移動物体の位置の変化量が第1の閾値以下であり、且つ、前記周囲環境状態の変化量が第2の閾値以下である時間の、前記動線の全時間内における割合に基づいて前記移動物体の稼働率を算出する、
請求項6に記載の作業系列識別装置。
【請求項10】
前記一連の個別作業の順序、作業場所、及び作業内容と、各個別作業にかかる時間の最小値、平均値、及び最大値の少なくともいずれか一つを表示する表示部をさらに備える、
請求項1に記載の作業系列識別装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業系列を識別する作業系列識別装置、作業系列識別システム、作業系列識別方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、行動状態推定システムを開示している。行動状態推定システムは、建物内の機器の使用情報、建物内のセンサにより検出されるセンサ情報、建物の部屋と機器及びセンサの配置関係情報とから、人の行動状態を推定している。これにより、建物内に複数の人がいる場合でも、カメラを使うことなく、各ユーザの行動状態を特定して、各ユーザによる消費電力を計算できるようにしている。
【0003】
特許文献2は、動線管理システムを開示している。動線管理システムは、機器の利用情報とユーザが所持する無線端末の位置情報に基づいて、コピー操作又はプリント操作などの機器の操作内容の動線開始日時を推定している。これにより、機器を利用するユーザに対する適切な動線を判断できるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5087153号公報
特許第6318506号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、移動物体が行う一連の個別作業を含む作業系列を精度良く識別する作業系列識別装置、作業系列識別システム、作業系列識別方法、及びプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の作業系列識別装置は、一連の個別作業を含む作業系列を識別する作業系列識別装置であって、作業領域内における移動物体の位置を時系列に示す第1のセンシング情報と、作業領域内の異なる位置における周囲環境状態を時系列に示す複数の第2のセンシング情報と、を取得する取得部と、第1のセンシング情報に基づいて一連の個別作業の順序を特定し、第2のセンシング情報に基づいて一連の個別作業のそれぞれの作業内容を識別する制御部と、を備える。
【0007】
これらの概括的かつ特定の態様は、システム、方法、及びコンピュータプログラム、並びに、それらの組み合わせにより、実現されてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本開示の作業系列識別装置、作業系列識別システム、作業系列識別方法、及びプログラムによれば、複数のセンシング情報に基づいて、移動物体が行う一連の個別作業を含む作業系列を精度良く識別することができる。複数のセンシング情報は、作業領域内における移動物体の位置を時系列に示す第1のセンシング情報と、作業領域内の異なる位置における周囲環境状態を時系列に示す複数の第2のセンシング情報とを含む。本開示の作業系列識別装置、作業系列識別システム、作業系列識別方法、及びプログラムによれば、第1のセンシング情報に基づいて一連の個別作業の順序を決定し、第2のセンシング情報に基づいて個別作業の作業内容を識別する。これにより、精度良く作業系列を識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の作業系列識別システムの構成を示すブロック図
カメラの位置を説明するための図
近傍センサの位置を説明するための図
近傍センサに含まれるセンサの種類を説明するための図
近傍センサの位置を示すセンサ位置情報の一例
作業場所の範囲を示す区分け情報の一例
作業種別毎の作業の開始位置と終了位置を示す開始終了情報の一例
カメラの映像データから得られる動線データの一例
近傍センサが生成する周囲環境データの一例
第1実施形態における個別作業の作業内容の識別の一例を説明するための図
作業系列情報の一例を説明するための図
作業系列の表示の一例を示す図
作業系列の表示におけるカメラ映像表示を示す図
作業系列の表示の別の例を示す図
第1実施形態における作業系列識別装置の動作を説明するためのフローチャート
図15の作業系列情報生成処理(ステップS4)の詳細を示すフローチャート
第2実施形態の作業系列識別システムの構成を示すブロック図
第2実施形態における個別作業の作業内容の識別の一例を説明するための図
第3実施形態における稼働率の算出を説明するためのフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
(本開示の基礎となった知見)
従来、厨房又は工場などの従業員が従事する作業現場において、時間がかかる作業の見直し及び従業員毎にかかる時間のばらつきの作業効率改善などを行うために、一連の個別作業を含む作業系列における各個別作業にかかる時間を改善担当者が介入して計測していた。例えば、外食業界などにおいて、厨房内の調理作業の効率化を図る場合、改善担当者がカメラを厨房内に配置し、そのカメラ映像などを参照することによって、注文を受けてから料理を提供するまでの作業系列における各個別作業の作業内容を識別し、各個別作業にかかる時間をストップウォッチなどで計測していた。
(【0011】以降は省略されています)

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