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公開番号2024100361
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004308
出願日2023-01-16
発明の名称ガイドワイヤ
出願人朝日インテック株式会社
代理人弁理士法人ウィルフォート国際特許事務所
主分類A61M 25/09 20060101AFI20240719BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】被覆部材がコアワイヤ本体から剥離するのを防止することが可能なガイドワイヤの提供を目的とする。
【解決手段】ガイドワイヤ1は、可撓性を有する長手形状のコアワイヤ本体11と、樹脂材料で形成され、コアワイヤ本体11の先端部を被覆する被覆部材21と、被覆部材21の基端部における外周面21gを包囲する環状部材31と、を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
可撓性を有する長手形状のコアワイヤ本体と、
樹脂材料で形成され、前記コアワイヤ本体の先端部を被覆する被覆部材と、
前記被覆部材の基端部における外周面を包囲する環状部材と、
を備えているガイドワイヤ。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
突起部を更に備え、
前記突起部は、前記環状部材の基端側に近接し、かつ前記コアワイヤ本体の外周面から半径方向外側に突出するように設けられている請求項1に記載のガイドワイヤ。
【請求項3】
半径方向において、前記コアワイヤ本体の軸中心から前記突起部の先端までの最大長さは、前記コアワイヤ本体の軸中心から前記環状部材の先端までの最大長さよりも大きい請求項2に記載のガイドワイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガイドワイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、血管に挿入するカテーテル等の医療デバイスを案内したり、石灰化の進行により生じた血管内の閉塞部位等を穿通する際、ガイドワイヤが用いられる。
【0003】
このようなガイドワイヤにおいては、血管内の閉塞部位等を焼灼しながら穿通するエネルギーデバイス等との電気的短絡を防止するため、ガイドワイヤの先端部を柔軟で絶縁性を有する樹脂材料で被覆することがある。
【0004】
また、ガイドワイヤの先端部を樹脂材料で被覆する場合、医療デバイスが引っ掛かって樹脂被覆層がワイヤ本体から剥離しないように、樹脂被覆層の基端とワイヤ本体との間に生じた段差を環状部材で埋める技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-56258号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、樹脂被覆層と環状部材との接触面が小さいことなどに起因し、それら相互の結合力が比較的弱くなり易い。このため、上述したような技術を用いる場合であっても、樹脂被覆層と環状部材とは分離し易く、ひいては樹脂被覆層がワイヤ本体から剥離する虞がある。
【0007】
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、被覆部材がコアワイヤ本体から剥離するのを防止することが可能なガイドワイヤを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のいくつかの態様は、
(1)可撓性を有する長手形状のコアワイヤ本体と、
樹脂材料で形成され、前記コアワイヤ本体の先端部を被覆する被覆部材と、
前記被覆部材の基端部における外周面を包囲する環状部材と、
を備えているガイドワイヤ、
(2)突起部を更に備え、
前記突起部は、前記環状部材の基端側に近接し、かつ前記コアワイヤ本体の外周面から半径方向外側に突出するように設けられている前記(1)に記載のガイドワイヤ、および
(3)半径方向において、前記コアワイヤ本体の軸中心から前記突起部の先端までの最大長さは、前記コアワイヤ本体の軸中心から前記環状部材の先端までの最大長さよりも大きい前記(2)に記載のガイドワイヤ、である。
【0009】
なお、本明細書において、「先端側」とは、ガイドワイヤの長軸方向に沿う方向であって、体腔のより深部(遠位)に挿入される方向を意味する。「基端側」とは、ガイドワイヤの長軸方向に沿う方向であって、「先端側」と反対の方向を意味する。「先端」とは、任意の部材または部位における先端側の端部、「基端」とは、任意の部材または部位における基端側の端部をそれぞれ示す。「先端部」とは、任意の部材または部位において、その先端を含みこの先端から基端側に向かって長軸方向の中途まで延びる部位を指す。「基端部」とは、任意の部材または部位において、その基端を含みこの基端から先端側に向かって長軸方向の中途まで延びる部位を指す。「軸」とは、コアワイヤ本体の長軸を指し、「半径方向」とは、コアワイヤ本体の長軸方向に直交する放射方向を指す。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、被覆部材がコアワイヤ本体から剥離するのを防止することが可能なガイドワイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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