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公開番号2024100045
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023003748
出願日2023-01-13
発明の名称動物管理システム
出願人レモン・テクノロジーズ合同会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240719BHJP(計算;計数)
要約【課題】所定動物に装着されたマイクロチップにより、所定動物が所有者のもとで所有されていることを証明できる動物管理システムを提供する。
【解決手段】動物管理システムは、所定動物に装着され、該所定動物の動物生体情報を引き出すデータが格納された動物生体情報引き出し用チップ13と、動物生体情報引き出し用チップ13が装着された所定動物の動物生体情報が登録され、登録された情報が更新され、保存される動物生体情報蓄積コンピュータ3と、動物生体情報蓄積コンピュータ3が保存した所定動物の動物生体情報を受け取り、保存する動物基本情報コンピュータ14と、動物生体情報引き出し用チップ13内のデータを読み取る読取り端末15と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定動物に装着されて、該所定動物の動物生体情報を引き出すデータが格納された動物生体情報引き出し用チップと、
動物生体情報引き出し用チップが装着された所定動物の動物生体情報が登録され、登録された情報が更新され、保存される動物生体情報蓄積コンピュータと、
前記動物生体情報蓄積コンピュータから保存された所定動物の動物生体情報を受け取り、保存する動物基本情報コンピュータと、
前記所定動物に装着された動物生体情報引き出し用チップ内のデータを読み取る読取り端末と、を有し、
該読取り端末で読み取ったデータは動物基本情報コンピュータ及び/または動物生体情報蓄積コンピュータに送信され、送信されたデータによって、動物生体情報引き出し用チップが装着された所定動物と動物基本情報コンピュータに保存された所定動物の動物生体情報とが一致するか否かが確認できる、
ことを特徴とする動物管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばマイクロチップリーダーなどの読取り端末を活用した動物管理システムに関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
現在、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫などの愛玩動物にはマイクロチップの装着が義務付けられている。愛玩動物に装着されるマイクロチップは、例えば15桁の数字(ISO規格の個体識別番号)などの情報が記録されており、この個体識別番号に基づいて環境大臣が指定した指定登録機関のデータベースに所有者情報を登録することとなっている。
【0003】
そのため、マイクロチップが装着された犬や猫などの愛玩動物をブリーダーやペットショップ等から購入した場合や動物保護団体等から譲り受けた場合に、装着されたマイクロチップに基づいて指定登録機関のデータベースを購入者あるいは譲受人の新たな所有者の登録情報に変更する手続きが必要となる。
【0004】
ところで、愛玩動物に装着されたマイクロチップを読み取るためには、専用のマイクロチップリーダーが必要となる。すなわち、専用のマイクロチップリーダーがなければマイクロチップに記録された情報(個体識別番号)を読み取ることができない。マイクロチップは、それ自体がごく小さな細いカプセル状をしているため、愛玩動物を一見しただけではマイクロチップの装着の有無が判断できず、この場合もマイクロチップリーダーで読み取って初めて装着の有無が判断できるのである。
【0005】
そのため、引き渡しにおいて、マイクロチップリーダーによる個体識別番号の確認がなされなければ、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫などの愛玩動物にマイクロチップの装着が義務付けられているにもかかわらず、マイクロチップが装着されないまま販売されてしまったり、所有者のもとに所定の愛玩動物が居ないにもかかわらず、マイクロチップ登録証が偽造されて指定登録機関のデータベースに架空の登録されてしまうなどの問題が懸念されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-224640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
かくして、本発明は、上記の課題に対処すべく創案されたものであって、所定動物ごとに装着されるマイクロチップに記録された情報をオンライン上で適切に管理すると共に、前記所定動物に装着されたマイクロチップに記録された情報を読取り端末で読み取り、該読み取った情報と前記オンライン上で管理された情報とを照合することで前記所定動物が所有者のもとで所有されていることを証明でき、また、前記読取り端末の活用により錯誤あるいは故意により間違った情報の入力操作をすることがなく、もって照合作業の正確性を確実に担保でき、さらには、前記読取り端末で読み取るだけで事前に登録された所定動物と同一か否かを即座に確認することができ、もって動物関連施設、イベント業者、自治体などでマイクロチップに記録された情報(個体識別番号)に紐づいた情報に関する業務に取られる時間を短縮し、作業効率が向上し、様々な動物関連サービスに用いることができる動物管理システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、
所定動物に装着されて、該所定動物の動物生体情報を引き出すデータが格納された動物生体情報引き出し用チップと、
動物生体情報引き出し用チップが装着された所定動物の動物生体情報が登録され、登録された情報が更新され、保存される動物生体情報蓄積コンピュータと、
前記動物生体情報蓄積コンピュータから保存された所定動物の動物生体情報を受け取り、保存する動物基本情報コンピュータと、
前記所定動物に装着された動物生体情報引き出し用チップ内のデータを読み取る読取り端末と、を有し、
該読取り端末で読み取ったデータは動物基本情報コンピュータ及び/または動物生体情報蓄積コンピュータに送信され、送信されたデータによって、動物生体情報引き出し用チップが装着された所定動物と動物基本情報コンピュータに保存された所定動物の動物生体情報とが一致するか否かが確認できる、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明による動物管理システムは、所定動物ごとに装着されるマイクロチップに記録された情報をオンライン上で適切に管理すると共に、前記所定動物に装着されたマイクロチップに記録された情報を読取り端末で読み取り、該読み取った情報と前記オンライン上で管理された情報とを照合することで前記所定動物が所有者のもとで所有されていることを証明でき、また、前記読取り端末の活用により錯誤あるいは故意により間違った情報の入力操作をすることがなく、もって照合作業の正確性を確実に担保でき、さらには、前記読取り端末で読み取るだけで事前に登録された所定動物と同一か否かを即座に確認することができ、もって動物関連施設、イベント業者、自治体などでマイクロチップに記録された情報(個体識別番号)に紐づいた情報に関する業務に取られる時間を短縮し、作業効率が向上し、様々な動物関連サービスに用いることができるとの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の概略構成を説明する説明図である。
動物生体情報蓄積コンピュータの構成を説明する説明図である。
本発明の認証方法の内容を示すフローチャート(1)である。
本発明の認証方法の内容を示すフローチャート(2)である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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